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昨日は疲れ果てて更新できなかったが、いろんなことがあった。２社の面接に行ったのだけれど、最初の１社は会社に入るといきなり演歌が流れているので驚いた。社長が出てきて面接が始まったのだが、この社長、話しているあいだにあくびをしてばかり。人生訓のような話で始まったが、そのうちすっかり世間話になってしまった。次の会社は２度目の面接。驚いたことに、いきなり今度作る新会社の取締役にならないかと耳打ちされた。仰天。話したのはものの１０分ほどである。しかも自宅勤務で出社しなくていいという。どうも、新会社を作るに当たって、役員の頭数を揃えたいだけらしい。帰りながら、どうも話がうますぎる（一見）ので考え込む。帰ってからも悩むことしきり。もしかしたらチャンスなのかもしれないが、リスクも大きいような気がする。なかなか判断がつかない。というか、説明が簡単だったので判断材料が少なすぎる。こんなに簡単に役員を依頼することなんてあるのだろうか。それも会ったばかりの人間に。散々悩んだ挙句、最近小さな音楽出版社の取締役になった友人に電話をしてみる。聞いてみると、最近流行りの１円会社なのだそうだ。出資も１万円だけ。出資？　そうか、出資しなければならない可能性もあるのだ。そんな話は微塵も出なかったが。これはますます怪しいと思い、一夜明けて今日、前の会社の取締役に電話で相談してみた。話を聞いてみると、役員というのはいろいろとリスクが伴うらしい。つまり、上手く行けばいいが、会社が傾くと責任を取らされたり、会社の借金を背負わされたりすることもあるそうだ。信頼できる相手なら話は別ですが、と彼は言う。なにしろ信頼できるもなにも、一度会って１０分ばかり話をしただけの相手である。これはどうやら話がうますぎるようだ。そんなわけで、この話には乗らないことにした。まあホントに、チャンスなのかもしれないけれど、上手くいかなかったときのリスクが多すぎる。それに、あまりにも説明不足である。まあ世の中にはいろんな話があるということで、勉強にはなった。

それにしても、近頃の気の狂ったような暑さはどうしたものだろう。近年、梅雨入り宣言が出ると不思議なことに雨が降らなくなる。今日は一日パチンコ屋にいたのでそれほど暑さに苦しむことはなかったが、帰るとむっとする。もう夏なんだなあ。ところで、この日記もいつのまにか中年の就職活動日記みたいになってしまっているが、こういうのってどうなんだろう？　面白かないよね。本人にしてみれば切実な問題ではあるのだが。というわけで、明日も面接。

今日は近場の会社（バスで１５分あまりのところだから本当に近場だ）の面接。昼過ぎにスーツを着込んでバスに乗り、会社にたどり着いてみると、住宅街の中にある、本当に小さな町工場だったので驚いた。一階は作業場である。２階の事務所でまだ若い（僕と同年代か）社長の面接を受ける。相手もシャイだったのでなかなか話が盛り上がらない。やはり話題の中心は僕の（一見派手な）経歴について。つまり、派手な仕事をしてきた人間が地味な業界で仕事をできるか、ということについて。これは僕の中ではまったく問題にならない話であって、つまり、会社という環境と条件がよくて、ついでにあわよくば仕事も面白ければ別に業界が地味だろうがまったく関係ない。ま、こんな風に面接を受けて、最後に数学と国語の試験を受けた。いきなりだったのでかなり面食らう。久しぶりに問題なんてものを解いていくと、なかなか頭が回ってくれない。まあいずれにしても、この会社はボーナスもちゃんと出ないということで、給料も安いので受かってもたぶん行かないと思われる。なにしろそれでは生活がままならない。本日の印象としては、ちょっと自分に自信がついた。というのも、面接のあいだ、優位性は自分の方にあるという印象を受けたからである。おかげで、自分も結構やれるのではないかという、たぶんこれも気のせいなんだろうけど、そんな気がしてきた。何事も経験である。

例えば、結婚が人生最大の目標の人にとって、結婚後の人生は余生である。などという仮説を立ててみる。本日またまた考えたのは、僕の人生が一体どの位置にあるかということである。老後の心配をしている今の僕は自分の残りの人生を既に余生と考えているのではないか、ということ。余生＝ネガティブとは必ずしも言い難いけれど。夜、スポーツニュースを見ていて、元Jリーガーたちのその後という特集を見て、ますますそんな考え方をするようになった。番組では第二の人生、という言い方をしていた。第二の人生＝余生なのか？　たぶん、考え方次第なのだろう。スポーツ選手にとって、現役が終わると人生の大半は終わったと感じる人は多いのだろう。それは、やり残したことがある、ない、という彼らの発言にも現れている。僕は果たして何かをやり残しているのか、いないのか。たぶん、やり残しているのだろう。僕にはまだやりたいことが残っている。僕が戦わなければならないのは、恐らく世間一般の考える年齢というものだ。そういう考え方は、果たして無謀なのだろうか？　なにかを諦めることも人生だし、なにかを諦めないことも人生だ。できることなら、諦めない人生を歩みたい、と思う。その一方で、常識的な未来というものが僕を苦しめる。現実と折り合うことが人生なのか、それともいつまでも夢を見続けることが人生なのか。

相変わらずの鬱状態。人生とは、などということを考えては鬱屈する。やれやれ。気楽に生きてーなー。

起きてみたらなんと１１時半。昨日から早く起きる癖をつけようと目覚ましを設定しているのだが、まったく逆行してしまっている。こうなるとまるで夏休みのようだ。人生の夏休み。一日があっという間に終わってしまう。

で、起きてすぐに録画しておいたコンフェデレーション・カップ、日本×ブラジルを見た。前半、１０分で点を取られたときには一体何点取られるのだろうと思った。それぐらいブラジルは凄かった。結局のところ、いかにボールを取られないかということもそうだが、いかにボールを奪うかという守備のレベルが世界は違うなと思った。ところが俊輔の素晴らしいゴールで追いつき喜んだかと思うとまた突き放されるという面白い展開。後半の日本は実に素晴らしいサッカーをした。正直、ここまでやれるとは思ってもみなかった。試合前は０−３ぐらいで負けかな、と予想していたものだ。それが、決定機の多さではブラジルに引けを取らなかった。２−２というスコア以上に惜しい試合だった。この２戦での日本代表の成長は著しいものがあると思う。中盤のパス回しはよかった。後は、ディフェンス･ラインの前にスペースを作らないようにすることが課題か。２戦連続でMVPに輝いた中村はそれにふさわしい活躍。柳沢もかつての輝きを取り戻しつつある。加地も一戦ごとに存在感を増している感じ。大黒の決定力はこれまでの日本になかったものだ。このまま成長してワールドカップに向かってほしいものである。

それはともかく、５年ほど前に書いた長編小説をさる出版社に持ち込んでいたのだが、共同出版で出版しないかという話が来た。つまり、半分自費出版のようなものである。流通・宣伝費は出版社が持つが、制作費を自分が負担しなければならないという話。まあ額にもよるけれど、今はそんな余裕はとてもじゃないがない。曲がりなりにも出版したいという話は大いにありがたいのだが。そんなわけで僕の作家デビューはまだおあずけのような気配。

引越ししたばかりの彼女の手伝いをする。

相変わらず不安は消えない。それどころか増しているようにさえ思える。どうやら鬱状態に入ったのか。ネガティヴな連想が次から次へと浮かぶ。僕の未来は暗澹たるものに思える。なにもかもが面倒なことに思える。近頃薬を飲むのをさぼっているせいだろうか。そう思って薬を飲む。薬が効いてくると少しは不安感も薄れる。

ワールドユースのモロッコ戦を録画したものを見る。０−１という結果は残念な結果だが妥当と言えるかもしれない。しかしながら、少なくともPK戦には持ち込めた試合だったと思う。試合内容自体はそれほど悪いものではなかった。むしろ頑張った方だろう。しかし、これはA代表にも通じるところだが、日本人のフォワードはシュートの怖さ、ゴール前の怖さが今ひとつ足りないように思える。確かにカレンの惜しいシュートが２本あったが、まだゴール前の積極性、枠内シュートの数が国際レベルでは足りないような気がする。積極性という意味では前田に可能性を感じる。A代表の大黒のような存在になればいいのだが。中盤に関しては、水野を先発させたのはよかったが、交代させるのが早すぎた。それと、梶山は確かに才能を感じさせるプレイ。しかし、もっと自己表現が強くてもいいと思う。中田英みたいに。DFに関して言えば、増島のミスが目立った。総じて、このメンバーが次のオリンピックに向かうわけだが、少々不安を感じなくもない。かつてワールドユースで準優勝したときのチームと比べてこのチームになにが足りないかというと、あのときの小野のような存在がいない。絶対的なリーダーというものが欠けている。それに、FWの核となるべき平山が少々頼りない。彼はやはり大学ではなくJリーグに行くべきであった。もはや怪物ではなく、背が高いだけの凡庸な選手になりつつある。スピードが望めないのであれば、もっとセンターフォワードとしてゴール前にどっしりと構えるべきだ。家永、前田といった選手が頭角を現したように、新しい選手が台頭してこないものか。

昨日から日記が長くなっているのは、こうして文章を書いていると少しは落ち着くからだ。落ち着きこそ今の僕に足りないものだ。物事はそうそう劇的に変わるものではないとも言えるし、逆にある日突然、それこそ劇的に変わるものだとも言える。待つべきときはじっと待つことも必要だ。問題は待ち切れるかどうかだ。なにか端緒のようなものが見えればいいのだが、それはどこから、いつ現れるかどうかは予想がつかない。毎日その気配が感じられればいいのだが、そうそう毎日ドラマチックには物事は進まない。いつから僕はこんなことを考えるようになったのか。ここ最近であることは確かだ。つい数ヶ月前まで、僕は結構のんびりしてた。泰然自若、それが今の僕には必要だ。

本日は、朝からハローワークに行って紹介状をもらい、午後に面接。どうにもピンと来ない面接だった。それにしても世の中にはいろんな仕事、いろんな会社があるものだ。どうも最近「４５歳のハローワーク」みたいな日記になりつつあるが……。

このところ、職探しをしているせいもあるが、人生とは、みたいなことを考えることが多くなってきた。この歳でどこかの会社に就職するとなると、骨を埋める覚悟が必要かな、と思うせいだ。しかし、考えれば考えるほどわからない。どう生きるべきか。いかに生きるべきか。そもそも生きるということはどういうことなのか。などと、どうにも答えが出ないようなことを考える。そんな風に考え始めると、老後とは、みたいなことまで考え始め、鬱屈したりもする。僕の欠点はそもそも考えすぎることであるけれど、じゃあ何も考えなくていいのかというと、クエスチョン・マークである。何も考えずにすむほど人生ってのは甘くないんじゃないか、などと考えたりもする。一方で、何も考えなくてもいいのでは、などとも考える。ん？　やっぱり考えてばかりだ。これが１５年若ければ話はもっと単純きわまりないはずだ。自分のやりたいことをやればいいからである。自分の生きたいように生きればいいからである。しかしこの歳になると、果たして自分のやりたいことと出来ることは、とか、いったい自分はどう生きたいのか、あるいは自分はどう生きられるのか、という風に曖昧になってくる。まったく、人生というものは厄介なものである。少なくとも、僕は既に太宰や芥川よりは長生きしている。とすると、僕に残されているのはもはや余生というものなのか？　芥川は「将来に対する唯ぼんやりとした不安」という理由で自殺した。将来に対する「ただぼんやりとした不安」ということなら僕の方がよっぽど強い不安を抱いている。とすると、僕は芥川よりは強い人間なのだろうか？　今のところ、僕には死ぬ勇気もつもりもない。恐らく死に対する恐怖は芥川よりも強いだろう。僕という人間が強いとはとても思えない。僕よりも小心な人間というのもなかなか想像できない。まあ敢えて言えば人生をはかなんで自ら死んでしまう人ほどは小心でもなく弱くもない、といった程度の話だ。まったく、厄介なのは人生というものなのか、人間というものなのか。

このところ、就職活動なんぞにいそしんでいる日々。今日はまたそれとは別の、僕にとっては非常に重要な案件の打ち合わせで麹町に。それはともかく、就職活動の方はというと、僕ぐらいの歳になるとなかなか難しいものがある。特に僕の場合は経験・業界が偏っているのでなおさらだ。あっさりと書類で落とされることも珍しくない。そういうことにいい加減慣れてもよさそうなものだが、こればかりはなかなか慣れることが出来ず、ひとつ履歴書が戻ってくるたびに、もう一生就職できないのではないか、という不安がよぎる。まあ元々心配性なもので。そんなところに一社、面接できることに。ちょっとほっとする。割と業界も近いし。

ところで、このところなかなか面白いと思って本を読むことができない。特に翻訳ものの場合、訳文が古くて生硬だったりするともうダメ。今読んでいる本も途中で投げ出そうと何度思ったことか。今日も本屋で二度ばかり、二冊ほど買おうかどうしようか悩んで結局止める。つまらなかったらどうしようと考えてしまうのだ。どなたか、ジャンルは問わないのでお勧めの本があったら教えてください。

やったー。ギリシャに勝った。この試合、立ち上がりから日本が最近にない素晴らしい出来。フィニッシュこそ決まらないが久々に興奮するサッカーをやってくれた。後半はギリシャの方が明らかに疲れていた。それにしても大黒、やるなあ。またこういうサッカーを見せて欲しいものである。

なんとかワールドユース決勝トーナメントを決めた同点劇に興奮。しかし、Ｕ−２０日本、スピード・正確性ともに世界基準にはまだまだ足りない。相変わらずスピードのない平山はトラップがうまくない。前回のベナン戦ではいまひとつだった梶山は今日はよかった。毎回思うのだけれど水野を最初から出すわけにはいかないのだろうか。いずれにしろ、こうやって世界の舞台に立つと、まだまだ日本のサッカーはぬるいように見える。

そして僕は途方に暮れる……。

このところ、多少なりとも流れが僕の方に向いているのでは、などと密かに思っていたのだが、一夜にして暗転。恥を忍んで書けば、今週になって、会社に戻りたいという意思表示をしたのだった。ところが、本日、断られたというわけである。これで退路を絶たれたような気が。さて、ここからどう挽回するか。とりあえず、ずっと励ましてくれる彼女がいるので助かる。

昨夜のコンフェデ第一戦、試合開始直後にメキシコの球回しを見て、こりゃとてもかなわんなーと思ったのだが、結果的に見れば善戦と言えるのではないだろうか。最初に先制したものだから、あわよくば勝てるか、と思っただけに逆転されたのは悔しい。これはU-20のベナン戦でも思ったのだが、相手の方が一枚上手だなと思ってみていると、ときおり、お、日本も結構やるじゃん、というシーンがしばしば。案外上手いじゃん、などと思う。今回の試合に限って言えば、中村の出来がよくなかった。守備でも攻撃でもほとんど機能していなかった。日本はやはり世界のスピードに慣れる必要がある。あとはトルシエの言っていたオートマチズム、連動性かな……。

やっと少しは落ち着いてきました。今週はホントにバタバタしている。少しは方向性が見えてきた。なんの方向性？　もちろん、人生の。人生の方向性。やれやれ。ともあれ、本日は会社に仕事の打ち合わせ、その他重要な打ち合わせがひとつ。有楽町で地下鉄に乗り換えるのに駅がどこにあるのか分からず、おのぼりさん状態。

昨夜のU-20の試合、左サイドの家永、途中交代で入ってきた水野がよかった。特に家永がよかっただけに、交代はクエスチョン・マーク。逆に期待外れだったのは森本。全然ボールにも触らないし、守備もできない。今日はコンフェデがあるし、今週から来週にかけて、代表の試合が多くて嬉しい。

本日学んだこと。アクションを起こせば、幸運は誰にでも等しくやってくる。少なくともチャンスは訪れる。アクションを起こせば、というところが大事だ。ただ待っているだけで訪ねてくれるほど、幸運はお人よしではない。

蒸し暑い日が続いているけれど、夜は涼しい。風呂上りにベランダで煙草を一本吸ってみた。涼しい風が吹いてきて、まるで夕涼みをしているような気分だ。見かけはホタル族みたいなんだろうけど。ちょっと幸せな気持ちがする。

昨夜は彼女とカラオケに行ってみた。カラオケに行くのは実に久しぶりだけれど、相変わらずビートルズぐらいしか歌うものは思い浮かばない。それでも深夜１時まで歌い続け、へとへとに疲れた。カラオケがあんなに体力を要するとは。

特に何が起こったというわけでもないのだけれど、この一日は僕の中で、激動の一日と言えた。僕はさる決心をした。恥ずかしい話であるのでここに詳しくは書かないけれど、人生には曲がり角がいくつもある。またひとつ、曲がり角にさしかかったというわけだ。

昨夜、W杯予選勝利の味に酔いしれていたはずが、寝る前になって久しぶりにパニック障害の発作になりそうになった。昨日も書いたようにこのところ鬱気味なので、そのせいなのだろうが、ちょっと焦った。

やりました。やってくれました、日本。W杯出場決定。やったーと１０回ぐらい書きたい気分。ここ数日鬱気味だったので、ちょうどよい治療に。まあ、終わってみれば実力の差がそのまま出たという感じだけれど。スコールが降らなかったことも、紛れをなくした要因だと思う。あの気温、湿度ではさすがに前半は重いなあと感じたけれど、それも後半に入ってからの攻撃で払拭された。ともあれ、これまでジーコに関してはさんざんああだこうだと書いてきたけれど、今回は感謝。

起きてみると、またしても体調が最悪。だるくてなにも出来ない。後で考えてみるに、恐らく前日接骨医院でマッサージを受けたことによる揉み返しかもしれない。ともあれ、あまり酷いので逆療法をと彼女とバッティング・センターに行って久しぶりにバットを振ってみる。すると、３ゲームのうち、最初の１ゲーム（２３球）は驚いたことにボールにかすりもしなかった。ともあれ、これで汗をさんざん掻いたのが効いたのか、夕方には大分マシになる。

ところで、僕はラークマイルドを吸っているのだが、いつものように近所で１カートン買ってみると、箱の三分の一に「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因と一つとなります」云々という表示が。こんな感じ。うざったいことこの上ない。確かそんな報道を前に読んだが、本当に実施されるとは。こうなるとデザインもへったくれもないし、吸っていても何故かまずく感じてしまう。不愉快なことこの上ない。というわけで、シガレットケースでも買おうかと考えるのであった。

いい試合だった、と言っておこう。なにはともあれ、結果がすべてである。もちろん、ひやりとする場面はあったし、なんでそこで決められないんだ、というシーンもあった。しかしながら、全体的には日本の方がよく動いていたし、急造のフォーメーションとは思えなかった。柳沢は柳沢らしかったし、中田英は中田英らしかった。そして小笠原は小笠原らしかった。あとは水曜日に決めてくれればいい。

夕方の５時前に雷鳴が響き渡り、１分ほど停電した。久しぶりの停電である。この間、いったいなにをどうしたものか考えた。どうしていいものかわからなかった。ただ待つだけしかないのだ。電気が戻り、僕は考えた。あの間、電車はいったいどうしていたのだろう？　停まってしまうのか、それとも走り続けるのか？　パチンコ屋では何が起こったのか？　たぶん、確変中の人たちは怒り狂ったに違いない。

カート･ヴォネガット・Jrの傑作「猫のゆりかご」を読み終わる。これを読めば、村上春樹がカート･ヴォネガットから何を学んだか分かるはずだ。とにかく、書店で見つかったら買うべき。これと、「スローターハウス５」を読めば文句なし。

おっと、書くのを忘れるところだった。昼寝をして夢を見て、弟が出てきたので弟の携帯に電話をしてみる。弟と話すのは久しぶりだ。かと言って、特に何を話すというわけでもなく、ただ話してみたくなったのだ。元気そうだった。

さて、いよいよバーレーン戦まであと数時間となった。もう誰をどのポジションで使うとか、四の五の言っている場合ではない。とにかく結果を出してくれればよい。頑張れ、ニッポン。

旧来の腰痛とここ最近の手足のだるさのため、近所の接骨医院に行ってみる。接骨医の言うところによれば、僕の身体は右に傾斜している状態らしい。左側が張っていて、それを右がカバーしているかたちになっているそうである。

それにしても小野の骨折は痛い。数年前の決勝まで進んだ世界ユースで、小野が出られなくなった途端にスペインに完敗を喫したことを思い出してしまう。まあボランチのポジションは候補がやたら多いのが不幸中の幸いとも言えるが、パスの起点という点では痛い。どうやら中田をボランチに下げる気らしいが……。

今日は蒸し暑いほどだった。気温が日々上下するせいなのか、なんなのか、身体がだるくてしょうがない。ここの日記を読んでいる人なら、僕の体調がいい方が珍しいことぐらいご存知だとは思うが、それにしてもこのところの体調は酷い。

バーレーン戦があと2日に迫った。中田英FW説というものが流れているが、本当だろうか？　だとしたら１トップに誰を起用するのか。個人的には柳沢を出して欲しいが、一人では心もとない。柳沢は２トップで生きるタイプ。しかしながら、大黒のワントップというのも少々心もとない気がしてしまう。となると、鈴木か。しかし、実質FWが鈴木一人では得点能力が落ちる気がしないでもない。個人的には中田英を一度右サイドで使ってみて欲しいのだが。それと、ボランチには稲本を起用して欲しい。まあ何はともあれ、結果を出してくれればいいのだが。

と書いたところでスポーツ新聞を見てみると、どうやら中田は１．５列目で鈴木のワントップのようだ。