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いい試合だった、と言っておこう。なにはともあれ、結果がすべてである。もちろん、ひやりとする場面はあったし、なんでそこで決められないんだ、というシーンもあった。しかしながら、全体的には日本の方がよく動いていたし、急造のフォーメーションとは思えなかった。柳沢は柳沢らしかったし、中田英は中田英らしかった。そして小笠原は小笠原らしかった。あとは水曜日に決めてくれればいい。

夕方の５時前に雷鳴が響き渡り、１分ほど停電した。久しぶりの停電である。この間、いったいなにをどうしたものか考えた。どうしていいものかわからなかった。ただ待つだけしかないのだ。電気が戻り、僕は考えた。あの間、電車はいったいどうしていたのだろう？　停まってしまうのか、それとも走り続けるのか？　パチンコ屋では何が起こったのか？　たぶん、確変中の人たちは怒り狂ったに違いない。

カート･ヴォネガット・Jrの傑作「猫のゆりかご」を読み終わる。これを読めば、村上春樹がカート･ヴォネガットから何を学んだか分かるはずだ。とにかく、書店で見つかったら買うべき。これと、「スローターハウス５」を読めば文句なし。

おっと、書くのを忘れるところだった。昼寝をして夢を見て、弟が出てきたので弟の携帯に電話をしてみる。弟と話すのは久しぶりだ。かと言って、特に何を話すというわけでもなく、ただ話してみたくなったのだ。元気そうだった。