June 30, 2005

昨日は疲れ果てて更新できなかったが、いろんなことがあった。2社の面接に行ったのだけれど、最初の1社は会社に入るといきなり演歌が流れているので驚いた。社長が出てきて面接が始まったのだが、この社長、話しているあいだにあくびをしてばかり。人生訓のような話で始まったが、そのうちすっかり世間話になってしまった。次の会社は2度目の面接。驚いたことに、いきなり今度作る新会社の取締役にならないかと耳打ちされた。仰天。話したのはものの10分ほどである。しかも自宅勤務で出社しなくていいという。どうも、新会社を作るに当たって、役員の頭数を揃えたいだけらしい。帰りながら、どうも話がうますぎる(一見)ので考え込む。帰ってからも悩むことしきり。もしかしたらチャンスなのかもしれないが、リスクも大きいような気がする。なかなか判断がつかない。というか、説明が簡単だったので判断材料が少なすぎる。こんなに簡単に役員を依頼することなんてあるのだろうか。それも会ったばかりの人間に。散々悩んだ挙句、最近小さな音楽出版社の取締役になった友人に電話をしてみる。聞いてみると、最近流行りの1円会社なのだそうだ。出資も1万円だけ。出資? そうか、出資しなければならない可能性もあるのだ。そんな話は微塵も出なかったが。これはますます怪しいと思い、一夜明けて今日、前の会社の取締役に電話で相談してみた。話を聞いてみると、役員というのはいろいろとリスクが伴うらしい。つまり、上手く行けばいいが、会社が傾くと責任を取らされたり、会社の借金を背負わされたりすることもあるそうだ。信頼できる相手なら話は別ですが、と彼は言う。なにしろ信頼できるもなにも、一度会って10分ばかり話をしただけの相手である。これはどうやら話がうますぎるようだ。そんなわけで、この話には乗らないことにした。まあホントに、チャンスなのかもしれないけれど、上手くいかなかったときのリスクが多すぎる。それに、あまりにも説明不足である。まあ世の中にはいろんな話があるということで、勉強にはなった。

Posted by Sukeza at June 30, 2005 11:38 PM
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