April 11, 2008

もうくじけそう。はっきり言ってボロボロ。睡眠時間は一昨日が2時間、昨日が4時間。

今日(10日)は朝8時に起きて、朝食を摂るとすぐに病院に電話した。受付を通して、昨夜の医者の説明が納得がいかないので、きちんと説明できる人と話をしたいと言った。すると、彼女が入院している6階の看護婦が出て、結局これこれこういうわけで、と説明し、携帯の番号を教えて連絡を待つことに。病院のある街に行き、業務をしながら連絡を待つ。すると、いつまで経っても連絡がない。たまりかねて、昼に僕の方から先ほどの看護婦を呼び出すと、夜勤明けでもう帰ったと言う。呆れ果てていると、師長(昔で言う婦長)が出て、今準備をしている最中なので連絡を待って欲しいと言う。しばらくして今度は主任看護婦から電話があり、明日の5時に執刀医のスケジュールが取れましたと言う。僕はまたもや呆れ果てた。僕の言っていることが全然伝わっていない。あの医者とはいくら話をしても埒が明かないので、補償やら慰謝料の話が出来る人と話したいのだ、ともう一度説明する。すると、またしばらくして今度は師長から電話があり、担当の医療安全なんとかという部署が予約で一杯なので、明日にして欲しいという。担当の部署があるのなら何故最初からそれを言わないのか。まったくもって不可解である。なので、業務を早目に切り上げ、病院に行き師長と話をした。すると、相手は組織とかシステムを連発し、個人的にどう思うのかと質問するとそれは答えられないと、まるで政治家の答弁のようだった。1時間ほど話をしたが、結局分かったのは、どうやら病院としては事実を隠すつもりはない、ということだけだった。ミスかどうか、という質問には分からないの一点張り。それで、手術に立ち会った若い担当医と今度は話をすることに。病室で待っていると、夕方遅くなって担当医がやってきて、再び面談室なる密室にて話。とりあえず、手術室で何が起きたのか、一体何故2時間の予定の手術が6時間もかかったのか説明を求めた。時間に関しては曖昧な話にとどまり、何故食道を傷つけてしまったのかという点に関しては、患部から食道を剥がす際に傷がついたのだという。むむっ、切ったのではないのか、と僕は一瞬テンションが下がった。それで、担当医はこの件をミスだと思うかと聞くと、起こり得る合併症だと思う、と答えた。起こり得る。僕は一瞬青ざめた。こりゃダメかもしれんと思った。しかし、気をなんとか取り直し、あなたの話しているのは蓋然性=プロバビリティの話であって、僕はスキルの問題だと思うと言っておいた。いずれにしろ、明日その医療安全なんとかというセクションで改めて話をしましょうとお茶を濁されて話は終わった。病室に戻る。彼女は10分おきぐらいに苦しそうに吐く。本当に可哀想で、可哀想で、見ていられない。そのうち、面会終了のアナウンスが流れている間にまた彼女が吐いた。僕は彼女を支えながら、本当に泣いてしまった。

疲れ果てて帰った後は、例によって彼女のマンションに行き、猫の世話。もう疲労困憊してロクなことが頭に浮かばない。とりあえず、明日、どうやって医者をやりこめようかとそればかりを考える。今日は明日に備えて少しまともに睡眠を取ろうと思う。

Posted by Sukeza at April 11, 2008 12:27 AM
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