July 20, 2007

というわけで、48歳になりました。というか、気がついたらなっていた。特に感慨はない。要するにまだ実感が湧かないのだ。これで僕の何が変わったのか、それともちっとも変わってないのか、そんなもの、たかが1日で何が変わるというのか、ただ、これから僕は自分の年齢を書くときに、「48」と書かなければならない、というそのことだけなのだが、なんかあまり大人になったという気もせず、かといって、老いた、という気にはましてならず、僕はやっぱり僕のままで、ただ僕の人生を生きていくだけで、それが運命というものを逆回転で再生しているだけなのか、それとも僕自身が一歩ずつ作り上げていくのか、それすら分からず、別にそんなもの分かりたいとも思わないのだが、これからも僕は僕として生きていくしかないわけで、ひとつ歳を重ねるというのも単なる通過点に過ぎず、だから何? って感じなのだがそれでもたぶん、少しずつ、何かは変わって行くのだろうが、それが白髪の数なのか、それとも皮下脂肪の厚さなのか、脳細胞の減少なのか、感性の鈍化なのか、それらのすべてなのか、それでもそれは単なるサーフィスに過ぎず、僕という存在自体は結局のところ四半世紀前から何も変わっていないような気さえするのだが、たぶん、何かはちょっとずつ、ちょっとずつ、変わっていくのだろう。そして、それが人生というものなのだろう。

Posted by Sukeza at July 20, 2007 12:55 AM
Comments
Post a comment









Remember personal info?