March 29, 2007

コートを着ているのが恥ずかしくなるくらい、暖かな陽気。もう桜もほぼ満開に近い。

そんなわけで、うちから歩いて10分の、隣駅の心療内科に今日は行ってきた。医者の第一印象はといえば、なんか暗い感じの先生だなあという印象。しかし、僕がこれまでの経過を話すと、僕が現在処方されている薬について、系統だてて説明してくれた。それで、不必要な薬を減らし、パキシルという薬の量を増やすことで治していくという方針を出した。これはこれで、分かりやすい。僕が一番悩んでいる、性欲の減退についても説明してくれた。やはり、病気のせいと、薬の副作用と両方あるみたいだ。というわけで、第一印象はあまりよくなかったが、とにかく近いということもあり、出す薬もほとんど同じなので、今度からはこっちに通うことにしようと思う。僕としてはとにかく、鬱が治ればいいのだ。鬱になって一番悩んでいるというか、困るというのは、興味を持てない、これまで興味があったものに興味を失ってしまう、ということだ。つまり、楽しみがない。性欲の減退もその一環だ。映画もテレビも、すっかり見なくなってしまった。かろうじて本だけは読んでいるが。何もしないことほど辛いものはない。しかし、何も出来なくなってしまうのである。これはしんどい。正直、ときどき何のために生きているのか分からなくなることだってある。北杜夫は自分が精神科医の癖に、20年ほど躁鬱病だったという。あのジャコ・パストリアスの直接の死因も躁鬱病だった。ホントに鬱病はしんどい病気だ。前向きになろうと努力をしても、なかなか前向きになれない。やる気がないし、何も出来ない。だが、僕はこれを克服しなければならない。僕はただ、フツーになりたいだけなのだ。ホントに、それだけなのだよ。

Posted by Sukeza at March 29, 2007 08:24 PM
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