December 30, 2006

街はどこか閑散としている。年末の慌しさは感じられない。土日が重なったからだろうか。スタンダールの「パルムの僧院」を読み終わった。一度頓挫して、再度読み直し、ようやく最後まで読んだ。名作と呼ばれているものの、僕にはどこが名作なのかは分からなかった。大学ではフランス文学を専攻していたのに、スタンダールも読んでいないんじゃ、と思って読んだまでだ。それより、たまたま本屋に立ち寄ったら、島田雅彦の「彗星の住人」が文庫になっていたので、早速買った。3部作で、前から読みたかったのだが、いまひとつ踏み切れないでいたものだけに、なんか得した気分。しかし、静かだ。あと1日で今年が終わるとは思えない。どうも思い出せないが、一年の終わりというものは、こんな感じだったろうか? 

Posted by Sukeza at December 30, 2006 12:26 PM
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