September 11, 2006

さきほど、つまり夜の11時半ごろ、例によって風呂上りに食するためのフルーツゼリーを買いに、近くのコンビニに立ち寄った。コンビニの前には、白人の若者が二人、壁にもたれて談笑、つまりたむろしていた。買い物を終えて帰り際、そのうちの一人が「Bye,bye」と声をかけてきた。僕は一瞬、果たしてそれが自分に向けて発信された言葉なのか理解できないでいると、今度は「See you」と言ってきたので、一応、小さく「See you」と答えておいた。と、たったこれだけの出来事なんだけれど、なんか引っかかる。一体彼はどうして僕に声をかけたのか。ここがアメリカ辺りであったならば、それほど珍しいことではないのかもしれない。しかし、ここは埼玉県である。それに、いちいち買い物帰りの客に声をかけているほど彼らがヒマだとも思えない。とすると、僕の何が彼に言葉を発しさせたのであろうか。Tシャツにウエストバッグという僕の格好が、バックパッカー風の軽装である彼らに親近感でも呼び覚ましたのだろうか。それとも、こいつは英米風の挨拶が通じそうだと直感したのであろうか。いずれにしろ、奇妙な出来事に思えた。もしかすると、これぐらいで奇妙だと感じる僕の方が奇妙なのかもしれない。

Posted by Sukeza at September 11, 2006 12:38 AM
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