February 11, 2006

朝起きたときから眠かった。それで、午後3時ごろには帰ってきたので昼寝をした。そして、夢を見た。楽しい夢だった。エキサイティングで、スリリングで。この夢をなんとか記憶できないかと思った。しかし、夢は夢独特の矛盾や飛躍を抱えていて、とても一概には説明できないし、また一貫性も現実のそれとは異なるものだ。つまり、夢には夢なりの論理といったものがあり、それに沿った一貫性しか持ち得ないということだ。そしてその論理は、自分という極めて個人的なものの中にしか存在せず、いや、存在というにはあまりにも不安定で一過性のものである。故に、夢を現実の中に置き換えると、まるで不確かで不安定な、一種病的な妄想のように映ってしまう。それを試みたのが、例えばつげ義春の「ねじ式」である。にわかに夢を研究してみたくなった。それで、本屋に行ってつげ義春の本を買った。

Posted by Sukeza at February 11, 2006 01:20 AM | TrackBack
Comments
Post a comment









Remember personal info?