December 16, 2005

ようやく一週間の勤めが終わったというのに、何故か明日から土日の休みだという解放感がない。どうしてだろう? 仕事が中途になっていることが気にかかっているのだろうか? もうあと2日出社するだけだというのに。元来僕にはどこか生真面目すぎるところがあるのだ。今日はソフトのデバッグをやっていて、ソフトの動作があまりにものろく、20分や30分はただ画面を眺めているだけということが続き、業を煮やしてその間は本を読むことにした。僕が机にハードカバーの本(沢木耕太郎)を開いて読み始めても誰も何も言わない。僕も長いこといろんな会社に勤めてきたが、会社の中でこれだけ堂々と仕事中に本を読んだのは初めてだ。しかし、やっぱり読書にも集中はできなかった。当然のことながら。

そんなわけで、今は沢木耕太郎のエッセイ集「路上の視野」を読んでいるのだけれど、10年間のエッセイをテーマごとにまとめたもので、かなりの分量がある。同じ人間のエッセイを延々と読み続けるというのもなかなかにハードだ。つまり、ちょっと飽きてくる。特に短いものが延々と続くとそうだ。そう考えると、僕の日記のようなものも、まとめて読むとなるとかなりしんどい作業なのだろうな、などと思ってしまう。

Posted by Sukeza at December 16, 2005 11:21 PM
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