七夕。
ヴォネガットを読んで以来、またSFを読むようになった。かつて、中学から高校にかけて、僕はSFばかり読んでいた。そんなわけで、リチャード・モーガン「オルタード・カーボン」読了。面白かったが、小説を読んだというよりも、長い映画を見たという感じだ。長いハリウッド映画。実際に映画化される予定らしい。読めば分かるが、人間の精神をデジタル化してさまざまな身体にインストールするというベーシックな設定をどう映画化するのだろう。同じ人間が違う人間の身体に入れ替わることを映画としてどう表現するのか。久しぶりにSFらしいSFを読んだ。
Posted by Sukeza at July 7, 2005 11:23 PM