October 27, 2004

いるんです。2

どうも最近眼鏡の度が合っていないような気がするのと、やたらと目が疲れて頭痛がすることが多いのでコンタクトにしようかと思い、眼科を訪ねた。すると、どうやら今の眼鏡は遠くを見るのに度を合わせているので、一日中パソコンのディスプレイを見たりするには度が強過ぎるらしい。それで頭痛がしたりするようだ。その辺は合点がいったが、夜などは今の眼鏡でも標識が読めなかったりするのがなんなのだけれど……。ともあれ、パソコンのような近くを見るためには、もっと度数を落としたものにした方がいいと言われ、かなり度数を落としたコンタクトレンズをひとつ、試用品でもらう。すると、確かに本を読んだりするのはこっちの方が楽なのだが、遠くを見るとぼやけてしまい、外を歩いたりするのはちと不都合である。あちら立てればこちら立たず。おまけに、会費制で一ヶ月装用というのを、一ヶ月連続装用だと勘違いしていたのだ。ところが、毎日寝る前にはずして、朝付けなければならないことがわかり、これはこれで非常にめんどくさい。そんなわけなので、それならパソコン用の度数が低い眼鏡を作った方が便利である。というわけで、帰りがけ、地元の眼鏡屋に寄って室内用の眼鏡を買うことに。乱視が進んでおり、出来上がりは週末ということだが、このところの頭痛癖の原因がわかっただけでももうけものである。

と、前置きが長くなってしまったが、以下昨日の続編である。

昨日の話がどうにも気になるので、ふたたび彼女に話を聞いた。
まずは、3人目はどういう人か、ということである。
「それが、わたしには見えないんですよ。お祓いをしてわかったので」
なるほど。で、2人目の眼鏡を掛けた人というのはどんな人なのか訊いてみる。
「えーと、年のころは40ぐらいですかね……。この人はわたしの首を絞めるんです。」
なに? これは聞き捨てならない。すると、実際に彼女に触れるということになる。
「ええ、ホントに絞めるんです。こう、わたしが寝てると首を絞めてくるので……」
「えっ? 寝てる? それって金縛りじゃないの?」
「そうなんですかねー。でもホントに絞めるんですよ」
「でも、必ず寝てるときでしょ?」
「ええ」
「じゃあ金縛りだよ」
「そうなんだー」
ここからしばらく僕による金縛りの講釈。
これは肩透かしである。昨日あれだけ盛り上がったのに、金縛りなんて。まさか落ち武者の方もそれではなんともやりきれない。で、訊いてみると、
「そっちは起きてるときに見えます。だって、わたしの母なんか刀を持って追いかけられたんですから」
「えっ、ってことはお母さんにもおんなじものが見えるの?」
「そうなんです」
うーん、やっぱり凄い。というか、ちょっと安心。二人が同じものを見ているとは、どうやら本物くさい。ってことは、ネッシーとかツチノコより凄い。しかし、どうやら昨日のなぎなたというのは、刀のことだったらしいことが判明。まあよい。これはますます画像を撮って欲しい。

さて、この続きが果たしてあるのかどうかは謎だ。彼女のお母さんに話を聞きたいぐらいだが……。

Posted by Sukeza at October 27, 2004 01:24 AM
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