October 18, 2004

黒猫ヤマト事件(3)

黒猫ヤマトシリーズ最終回。まさに驚愕の結末。

というわけで、本日久々にぐっすりと寝込んでいると電話で起こされた。出てみると例のヤマト運輸からである。何時ごろお伺いすればよろしいでしょうか、というので、あまりにも眠かったのと、部屋があまりにも散らかっていたので昼前後なら、と答えた。とりあえず朝食を摂ると、部屋を片付け始めた。正直なところ、もうこの件に関してはすっかり面倒になってきていて、もはやどうでもいいというのが本音ではあるが、一応なんかもらえそうだし、せっかくここまで演技してきたので。で、恐らく相手は背広姿の男が二人ぐらいであろうと思われるので、台所とリビングの両方を大慌てで片付けた。

すると、昼頃になってピンポーンとチャイムが鳴った。来た。来た来た。さあてと。今まさに、「なんでも鑑定団」で言えば値段を表示するところが回り始めたところである。で、ドアを開けると、果たしてそこにはおなじみの宅配便の格好をしたうらぶれたおっさんが一人たたずんでいた。は? 不意を突かれた格好だが、それはさておき、もはや話をするのも面倒なので玄関先で対応する。すると、「今回はいろいろと申し訳ございませんでした」と謝罪しながら小脇に挟んでいたブツを差し出した。それがこれだ。はあ? で、ひとまずもう二度と同じ奴をよこさないように、と説教をして帰ってもらった。で、問題のブツだが、開けてみると……。

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こ、これは……。タオルではないか。それもどーーーでもいいような、いまどき百円ショップでも売ってないような。

かくして、一週間ほど続いたわたくしの企業恐喝の成果は、部屋が片付いたこと、であった。

Posted by Sukeza at October 18, 2004 12:29 AM
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