October 28, 2007

夕食後、眠気を感じてソファで毛布を被っていたら、完全な譫妄(せんもう)状態に陥った。譫妄状態というのは、現実と夢の区別がつかなくなることで、今日の場合は金縛りにも近いところがあった。そのとき、彼女は玄関の隣のパソコンのある部屋(今僕がいるところ)にいたのだが、まず、持っているはずのない火のついた煙草を持っていると思い込んでびっくりして確認し(もちろん持っているはずかない。毛布を被っているのだから)、次に頭の上に人の気配を物凄くリアルに感じ、これは彼女が驚かそうとして来たのだな、と思い、そうしたらソファの脇を足元の方に素早く移動する気配と音を感じ(空気の揺れる音まで聞こえた)、目を開けたら誰もいなかった。彼女を呼んで、これこれこういう風に感じた、と報告してからも、誰もいない隣の台所のテーブルにコップを置く音は聞こえるは、幻聴、幻覚が全開だった。そのたびに彼女を呼んでいるのだから、僕は基本的に起きているわけで、厳密には金縛りのように半覚醒状態というわけでもなかったように思う。ただ、一度でも金縛りに遭ったことのある人は分かると思うけど、物凄くリアルなのである。医者から先日出してもらった頓服の薬を飲んでみたが、全然効かなかった。まあ、うつが酷い状態というのともまた違う状態だったので、無理もないのかもしれないが。

Posted by Sukeza at October 28, 2007 11:36 PM
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