October 28, 2007

80年代初頭、デヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドンのコンビは、当時隆盛を極めたAORの頂点にいた。彼らとエンジニアのウンベルト・ガティーカの組み合わせは、無敵と言っても過言ではなかった。彼らのプロデュースする音は完璧だった。彼らは僕にとっても、ひとつの頂点であった。そんなデヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドンが組んだユニットがエアプレイだ。そのエアプレイのライヴを見れるとは思ってもみなかった。初めて見る生で演奏するジェイ・グレイドンは、その歌の巧さにびっくりした。ジェリー・ヘイ(トランペット)の率いるシーウィンド・ホーンズは、レコード(当時はCDなんてまだなかった)と寸分違わぬ演奏でびっくりさせられる。ジェリーとこのライヴで演奏しているベースのリー・スクラー(エリック・クラプトンとかと一緒にやっていた)とは何度も仕事を一緒にした。ジェリーの直筆のスコアも持っているし、何故か彼の自宅の電話番号まで持っている。80年代は音楽業界にとっては不毛の時代と言われているけれども、僕にとってはもっともエキサイティングな時代だった。

今ごろYouTubeにハマっているなんて、少々時代遅れなのかもしれない。しかし、僕にとって、再び音楽に熱中することが出来るのは無上の喜びだ。毎日新たな発見があるし、懐かしい興奮が甦ってくる。昨日は寝たのが3時で、ジョギングも運動もサボってしまった。ああ、またバンドやりたいなあ。今度はボーカルをやりたいぞ(笑)。

66.7kg 、体脂肪率21.8%。

Posted by Sukeza at October 28, 2007 01:14 AM
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