April 20, 2007

久しぶりの快晴。

先日、佐藤正午のエッセイ集「ありのすさび」を読んだのだが、小説家の生活というのは、今の僕とさして変わらないということが分かった。違いはといえば、小説を書くか、パチンコをするかの違いぐらいだ。午前中仕事をして午後は昼寝をする。夜はぐだぐだと過ごす。問題は、その生活に満足しているかどうかだろう。僕は当然の如く、小説家のように満足することはなく、夜ぐだぐだしているあいだに悩み続けている。何をしたらいいのか、何をすべきなのか、何をしたいのか、何ができるのか。毎日、毎日、こんなことを考えて鬱屈している。かつて、会社員時代、夢は何かと問われて、小説家になること、と答えていた。つい数年前のことである。もう1年以上小説を書いていない。そろそろ書き始めるべきか。

Posted by Sukeza at April 20, 2007 08:47 PM
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