November 28, 2006

今日でパチンコのタネ銭がなくなった。もう後は今年一杯生活するのにぎりぎりの金しか残っていない。よって、明日からは蟄居生活、つまり引きこもりを余儀なくされた。さしずめ今夜はその前夜祭というところか。それにしても何をしていいものか分からない。こういう、何事にも興味が湧かず、何をしたらいいか分からないときに限って蟄居を余儀なくされるというのは、拷問に近い。まあ、よく言ってある種の修行と言ってもいいだろう。とりあえず、台所のテーブルで、読みかけのナボコフの「ロリータ」を読んでみる。しかし、なんと退屈なんだろう。名文と言えば名文だが、これほど退屈な小説というのも珍しい。変態中年男の独白にはもううんざりだ。かといって、他に何かすることも思いつかない。相変わらずテレビは見る気がしないし、溜まったDVDも見る気がしない。こういうのを無気力と言うのか? それとも何か違う呼び方があるのだろうか? しょうがないので、ここを更新しているわけだが、一体、こんなことであと一月もの長い間、僕は耐えられるのだろうか? 退屈との戦い。すけざ対退屈。退屈が圧倒的な勝利を収めそうだ。誰か僕をこの退屈から救ってくれる奇特な人はいないものか? いや、まず、この他力本願的なところから改善しなければなるまい。自分で人生をどう楽しむか、ということを見つけなければいけない。それも金を一切使わずに、だ。とりあえず、今まで放っておいた、読みかけの本や、まだ読んでいない本を片っ端から読むというのはどうだろう? 果たしてそれで一日でも持つのか怪しいところではあるが。この際身体を鍛えるのもいいかもしれない。ひとまず、散歩は日課にすることにしよう。さて、この先の一ヶ月を考えると気が遠くなるが、どうなることやら。どうやら、僕の中では今年は既に終わってしまったらしい。

Posted by Sukeza at November 28, 2006 09:54 PM
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