August 02, 2006

恐らく彼女の機嫌が悪かったからだろう、夜、ふさぎの虫にとりつかれる。無性になんか悲しくなったり、寂しくなったりする。なにしろ、僕のコミュニケーションの相手は彼女だけなのだ。彼女の機嫌が直っても、僕のふさぎの虫は治らなかった。抗不安剤を飲んでみるが、あまり効き目がない。結局、帰宅してからさらに抗不安剤を飲む。

やっぱり僕は病気なのだろうか、とこういうときに思う。鬱というのは、厄介な病気だ。なにしろ、治ったのか治っていないのか分からない。恐らく、医者にすら分からないのではないだろうか。症状が自己申告なだけに。もう医者に通い始めてから6年にもなる。一体いつまで通わなければならないのだろう。そう考えると、70も半ばになって鬱になった父のことが心配だ。

結局、今厄介なのは、何をしたらよいのか分からない、ということだ。ひとりで放り出されると、何をしていいのか分からない。自分が何をしたいのかもよく分からない。こういった、日記を更新するという作業も、半ばルーティン化しているから出来るのであって、書けば少しは気が楽になる。一種のストレス解消である。だから、大したことは何も起こっていないのにも関わらず、こうして毎日のように更新しているのだ。読まされる方は迷惑かもしれないけど。

さあて、いつまでも愚痴っていてもしょうがない。そろそろ床に就いて、退屈なドストエフスキーでも読むことにしよう。

Posted by Sukeza at August 2, 2006 12:41 AM
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