July 16, 2006

サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」を読み終わった。面白かった。とにかく面白い。僕は根っからの文系人間で、数学というものはもっとも不得意なもののひとつなのだが、それでも十分に楽しめた。いや、むしろ数学に日頃馴染んでいないからこそ、楽しめた部分もあったように思う。それだけサイモン・シンの文章は平易に書かれていて、難解な数論の世界を僕のような人間でもなんとか理解することが出来た。それにしても、古代ギリシャ時代から始まる数論の世界のなんとエキサイティングでスリリングなこと。とにかく、数学というものの面白さを改めて認識させられる本だった。こういうドキュメンタリーを読むといつも思うのは、人間て凄いなあということ。

Posted by Sukeza at July 16, 2006 08:20 PM
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