July 04, 2006

風呂上り、ベランダで涼みながら煙草を吸うのが好きだ。まるで、というかまったくホタル族そのものだが、これが非常に気持ちいい。駅前のビルの屋上に明滅する赤い非常灯をぼんやりと眺めながら、僕はちょっとひんやりとした夜気を吸い込む。涼しげな風が吹いてくる。夕涼み、と呼ぶには遅すぎる時間ながら、僕の頭にはその言葉が浮かぶ。そして、なんかちょっとだけ幸せになったような気がするのだった。

結局のところ、僕は中田英がうらやましいのだ。彼には無限の選択肢がある。サッカーを辞めたからといって、僕のようにハローワークに通わなくてもよい。若いというのは素晴らしいことだ。やはり、彼にとって、終わりではなく、始まりだったのだ。

Posted by Sukeza at July 4, 2006 11:40 PM
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