April 07, 2006

朝である。今頃、大半の人たちは既に仕事に就いているか、電車に揺られているのだろう。僕はと言えば、また早く目が覚めてしまい、時間を持て余している。最近買ったカズオ・イシグロの「わたしたちが孤児だったころ」を読んでみるが、どうも長続きしない。朝というのは、落ち着いているようで、どこか落ち着かないものなのだ。ネットでスポーツニュースをチェックしてみるが、特に目新しい記事は見当たらない。サッカー関係は俊輔のセルティックのリーグ優勝ぐらいだ。まだパチンコ屋に向かうには30分ほどある。だからこうして、2杯目の珈琲を飲みながらなんとなく更新などを始めてみたわけだ。

こうして、人から見れば余裕のある朝を迎えている僕は、いったい恵まれているのだろうか? それとも哀れむべき惨めな存在なのだろうか? そもそも、こんな時間に日記を更新していること自体が間違っているのか? なにしろ、今日という日はまだ始まっていないのだから。それでも、大方の人と考えることは同じだ。今日という日が充実した日になりますように。

Posted by Sukeza at April 7, 2006 09:20 AM | TrackBack
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