something new

さて、今年も終りである。今年がどういう年であったか、ということに関しては、久々にfragmentsを更新した。いずれにしても一歩も前に進んでいないような、そのくせ後退もしていないような年だった。ただ、何も変わらないなどということは滅多にない。きっと何かが変わったのだろう。たとえば、コーヒーを生豆から炒って自分でブレンドして飲むようになった。確かに僕はひとつ歳を取ったわけだし。その分得たものも、失ったものもあるはずだ。ただ、印象としては失ったことばかりのような印象しかないが。願わくば、来るべき来年はちょっとでも前に進みたいものである。今年と同じようにならないように。しかしながら、前に進むということが僕にはいまひとつ分かっていない。もしかしたらこれでもちょっとずつ進んでいるのかもしれないし、ただそれに気がついていないだけなのかもしれない。テレビからどうでもいい歌が流れている。これが大晦日というものだ。年越しそばも食べた。大掃除も彼女がやってくれた。正月が始まる前から寝正月を始めた。今年も年賀状は一通も書かなかった。ともあれ、みなさんよいお年を！