もう4月。夕方から頭痛。中島らもの遺作「酒気帯び車椅子」を読み終わるが、どうも……中島らもはこういったやっつけ仕事っぽい作品が多い。気のせいか、改行が多いのも、会話が多いのも原稿の字数稼ぎに思えてしまう。おかげで読み進むのは早いのだが。「ガダラの豚」、「今夜、すべてのバーで」、「永遠も半ばを過ぎて」。中島らもはこの3冊を読めばいいだろう。