March 20, 2005

15日連続で更新しているので、記録を途切らせてはならぬと、なにか書いてみようとするが書くことがない。さて、どうしようか……。今読んでいる本(ドストエフスキー「罪と罰」)について書こうかなとも思ったが、まだ半分も読んでいないし。というわけで、今朝方見た夢について書いてみる。大方の夢同様、内容自体は粗方忘却の彼方へ消え失せてはいるけれど、なんとなく覚えているのは、道に迷ったことである。どこかの街のなんかの建物(学校のような)から帰ろうとするのだが、駅までの道が分からない。じゃあどうやって来たのか、なんていうことは夢の不条理だから仕方がない。この建物は高台にあって、駅は降りたところにあることはなんとなく分かっている。道が分からないので、前を行く人のあとについていくことにする。すると、前を行く人は右に折れて民家の前の私道を通り、寺か神社の外周の畦道のようなところを歩く。道とは言えないようなところだ。そこで境内に出たところで僕は前を行く人を見失ってしまう。そこでようやく、僕は上り勾配を歩いてきたことに気づく。要するに、駅とは遠ざかってしまっているのだ。途方に暮れながら、境内の前の喫茶店あるいはレストランに入ると、店の中の人たちに奇異な目で見られる……。というのが、夢の最後のほう。その前は確か軽い恋心を抱く場面があった。こんな風に、近頃の僕の夢は決まって迷うのである。それに、必ずラブストーリーが絡む。その相手は大概顔がない。というより顔の記憶がない。その肢体だけがぼんやりと頭にあって、それに恋しているのだ。それで、決まって最後は道に迷い、途方に暮れるというものだ。今回のようにどこかにたどり着いても、そこでしこたま疎外感を感じるというのが僕の夢のパターン。何かを欲しても手に入らず、どこにも行けず、どこにもたどり着かない。僕の潜在意識はそこまで途方に暮れているのか。なにをそんなに迷ってしまうのか。どうも、「見失う」というのがキーワードらしい。

Posted by Sukeza at March 20, 2005 11:23 PM
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