March 14, 2005

というわけで、「スウィングガールズ」を見た。この映画、映画としてよく出来ているかどうか、とかいうことよりも、ラストの吹き替えなしの演奏が圧巻。つまり、映画のストーリーと同じように、ジャズなど知らない素人の寄せ集めでも、練習すればこんな演奏をできるようになる、というところである。僕が思い出したのは、生まれて初めてバンドの練習をしたときのことである。初めて音を合わせたセッション、今思えばそれは酷いものだったに違いない。しかし、僕らはもっと悲惨なものになることを予想していたので、「お、俺ら案外いけるじゃん」と思ったのだった。たぶん、バンドをやったことのある者なら誰しも覚えているであろうあの高揚感、それがすべて。竹中直人の山形弁はなかなかイケている。

Posted by Sukeza at March 14, 2005 12:28 AM
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