February 14, 2005

というわけで、この三連休は帰省してまいりました。

まず驚いたのは雪が多いこと。こんな雪は三十年ぶりぐらいじゃないだろうか。うちの近所にできた大きなスーパーの駐車場なんか、除雪した雪が3メートルほどの壁となってぐるりと囲んでいた。まるで北海道か、さもなければ外国のようだった。歩道も除雪した雪がうずたかく積みあがって、とても歩けたものではない。これでも大分溶けたらしいから呆れたものである。

で、初日の夜にまたまた親と大喧嘩をした。僕の悪い癖である、興奮すると後先わからなくなるという、これまで数々の失敗を繰り返してきたのがまた出てしまった。興奮のあまり、延々と怒鳴り声を上げて父親を罵倒しまくった。次第に冷静になると、父と母を傷つけたことにようやく気づき始め、例によって深く反省。翌日は反省のしるしに、父親の愚にもつかない文章をパソコンで清書し、玄関前を雪かきして息が上がった。やれやれ、僕の人生はこんなことの繰り返しである。反省してみると、自分が日本代表クラスのダメ人間であることに思い至るのであった。ちょうど今、佐藤愛子の「血脈」を読んでいるのだが、これが滅法面白く、なぜかというと、佐藤家の人間は皆無茶苦茶な人間ばかりだからである。こりゃひどいなあと思いながらも、ふと気づくとこのダメ人間たち、自分と共通するところが随分と見受けられるのだった。いまさらながら自分のダメさ加減に深く気づく始末。反省しては同じことを繰り返すということを飽きもせずに何十年も繰り返してきたわけだが、ダメ人間というものは果たして救いようがあるのか? 「血脈」の続きも気になるが、自分の結末は自分で見るしかない。

Posted by Sukeza at February 14, 2005 12:07 AM
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