このところ、新潮45編集部による殺人事件のドキュメンタリー(新潮文庫)を立て続けに読んでいた。気の滅入る事件ばかり読んでいると本当に気が滅入ってきた。そろそろフィクションの世界に戻ろう。しかし、それにしても鬼畜、ダメ人間のなんと多いことか。加害者、被害者、加害者の親、そのまた親・・・切りがない。改めて終身刑がない日本の量刑は甘すぎると思う。死刑の次に位置する無期懲役が平均15年で仮出獄するのだから。しかも成人犯罪者の平均再犯率が約40%。それでなくても良心を持たないサイコパスは100人に1人の割合でいる。まったくやりきれない。なんて世の中なのだろう。というか、人間という動物の危うさ。