メダリスト

12月13日、水曜日。

9時14分起床。7時台にも一度目が覚めて、雪かきをしなければならないから早く起きなければという意識がある。起きたときから昨日の雪かきで腰に来ているし尻が筋肉痛。昨夜の様子からして昨日より今日の雪かきの方がヘビーだと思っていたのだが、朝食後雪かきに出るといつの間に融けたのか、思ったほどではなく8分で終了。昨日が14分だから今日と合わせてトータル22分しか雪かきをしていないのだが、いまだに尻が筋肉痛だし腰にも来ている。どんだけ運動不足なのか。

今日は4時に精神科の予約があるし、深夜というか早朝にFOMCの政策金利の発表があるので相場は様子見。昼食後に昼寝。最近は昼寝をすることにまったく抵抗がなくなった。なんだかんだ雪はときおり小止みになったりしながらも降り続いていて、精神科の帰りには凄い吹雪になっていた。驚いたのは診察と薬局合わせて小一時間の間にフロントガラスががんがんに凍っていた。帰りがけ、図書館に寄って念のためにアーヴィング「神秘大通り」の下巻を延長して、さらに桐野夏生「アイム・ソーリー、ママ」も借りておく。ついでにコンビニに寄って帰宅。

6時半ごろに母のところに向かうころにも雪は盛大に降っていた。よほど車のエンジンをかけっ放しにしておこうかと思ったがやめた。母の部屋に行くと、傍らの歩行器に何やら赤いリボンのようなものがかかっている。何かと思ったら紙で作った金メダルだった。母にこれどうしたのと訊ねると、母は輪投げだかなんだかのチャンピオンになったのだと破顔一笑した。母が笑うのを見たのは久しぶりだ。なんにせよ、母が何かで優勝したり一番になるのは初めてじゃないかと訊くとやはりそうらしい。母はとにかく嬉しそうだった。

こうして母はメダリストになったのだった。

雪は間断なく降り続き、明日の朝は間違いなくまた雪かきだし、それ以前に明日の朝は町内会のごみ当番である。前回の経験から、8時半きっかりに行っても意味ないので9時ごろに見に行けばいいとは思うが、それにしても早起きはしなければならない。

久しぶりに大貫妙子の「MIGNNONE」を聴いて、大貫妙子じゃない誰かを思い出す。

Lord, give me one more chance これが最後かしら

カテゴリー: 未分類 パーマリンク