そして雪が積もる

12月12日、火曜日。

一夜明けて目が覚めると、世界は雪に埋もれていた。

そんなわけで朝食後に雪かき。積雪は15cmほどで、雪かきとしては序の口程度なのだが、都合14分の雪かきですっかりへばる。今からこれではこの先除雪車が入ったりするとどうなることかと思いやられる。雪は降り続き、終わったと思って振り返るともううっすらと積もっていて、これは午後にもう1回だなと思う。ところが不思議なことに日中は雪は降り続いていたものの、玄関前の飛び石とかは融けて大丈夫だった。いずれにしても雪が降り続いていることは確かだし、今日は夜に代表の中国戦があるので母のところには早めに4時前に行った。すると、母はちょうど書道教室の最中ということで、ちょっとだけ待った。帰る頃合には日が落ちてすっかり暗くなり、駐車場に停めた車には雪が積もっていた。で、帰宅すると日中は大丈夫だった玄関前の飛び石もすっかり雪に埋もれていたが、もう真っ暗なので雪かきは明日の朝にする。

日中は相場。結局ストップの幅を一番狭くする手法に戻す。結果損切りしたがダメージは少ない。母のところに行く前にちょっと昼寝。

で、E-1選手権(東アジアカップ、選手権)、日本 2-1 中国。

今日嬉しかったのは、鹿島の植田直通、土居聖真、山本脩斗が代表で初出場、それも全員先発を果たしたこと。それともちろん昌子がとんでもない決勝ゴールを決めたことだが、一番驚いたのはやはり植田が右サイドバックということだった。ネット上の評判はあまり芳しくなかったけど、土居はよかったし山本も最後にPKを献上するまではよかった。つまり、二人ともいつものプレーができていた。ただし、いつも以上のプレーはできなかった。個人的にはよかったと思う。で、植田の右サイドバックに関しては何しろ見たことがないのでちょっと想像がつかなかった。試合開始直後はやはり慣れないせいかポジショニングがサイドバックっぽくないというか、センターバックぽかったが、攻撃に入ると素晴らしいクロスを上げたり、素早い仕掛けで前に出たりと、ちょっとびっくりだった。守備に関して強いのは分かっている。これは下手すると大化けするなと思った。ただ鹿島でも右サイドバックをやるかというと、やはりセンターバックだとは思うけど。改めて植田のポテンシャルの高さに驚いた。

今日の日本代表は、前回の北朝鮮戦に比べると試合の入り方はよかった。ただゲームを作っていた大島があっという間に負傷で下がってしまうと中盤でゲームを作る選手がいなくなってしまった。北朝鮮戦でもそうだったけど、倉田のところがちょっとしたブレーキになっていて、彼のポジションにゲームを作れる選手を入れないと苦しい。で、今回招集されたメンバーを見ると大島ぐらいしかいない。土居をトップ下に置いて左サイドに違う選手を、と思うもののそうするとそれ相応の選手がいない。つまり大島が負傷退場したことでピースがひとつ足りなくなってしまった。それはともかくとして、今日驚いたのは途中交代でワントップに入った川又が存外によかったこと。ポストプレーだけを考えたら大迫のバックアップになれそう。先制点を挙げた小林悠はそれまで散々ヘディングでの決定機を外していたのでようやっと面目躍如といったところ。

昌子のゴラッソに関しては、本人は狙って打ったわけではないということだが、元々高校時代前線をやっていたこともあり鹿島でも惜しいミドルシュートを放つ場面はしばしばあるので、シュートが上手いことは知っていたのでそうびっくりすることではない。とはいうものの、ゴールが決まった瞬間は誰が決めたのか分からなくて驚いた。後で見直すと直後に実況が昌子のゴールと言っていたのだが、びっくりして聞き逃していた。というぐらいのスーパーゴールだった。

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中国戦が終わると、明日にFOMCの政策金利の発表を控えているので相場は様子見、なんとなくクラブW杯の浦和の試合(3-2で勝った)を途中まで見るもモチベーションが続かず。

どうも雪が積もってしまうと翌朝に雪かきをしなければというのが頭にあって、(いつもよりは)早く起きなければというプレッシャーがあるから気分的に夜更かしモードになれない。で、一旦雪が積もってしまうとこの町は3月一杯あるいは4月まで雪に埋もれてしまう。雪が融けるといつも失念してしまうのだが、毎年毎年、一年の3分の1は雪に埋もれているのだった。とうとうそういう時期に突入したなと。で、気のせいなのかなんなのか、雪が降り始めた昨日から急に寒くなった気がする。家の中でも暖房を入れている部屋以外はやたらと寒い。どうにもしょうがない。ここは雪国。

今日はサックスのジェイクさんの訃報が届く。ツイッターのタイムライン上ではほぼ誰もそれに触れていないので驚く。真面目な話、ジェイクさんのサックスを聴いたことがない大人などいないと思うのだが。サックス一本で砧の土地を買い占めただの、千葉で枝豆を作っただのと、忘れていたジェイクさんの記憶が蘇る。

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