奇跡。フンコーのマリア。

12月14日、水曜日。

今日はクラブW杯準決勝で鹿島が南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)を3-0で撃破したことがすべて。それで何もかもが吹き飛んでしまった。この時間になってもいまだ興奮さめやらず、元東芝の下河辺さんいうところのフンコーのマリア。

いくらなんでも今回は分が悪い、とてもかなわないだろうと思って、試合直前までYouTubeで恋ダンスを踊る石田ゆり子を見ていた。実際試合が始まるとボールをコントロールされ次から次へと決定機を作られ、うわー、これはボコボコにされそうと思った。ただその流れの中でときどき鹿島にも決定機があり、あれ? もしかして点は取れるかも、とは思ったものの、どう見てもそれ以上に点を取られそうだった。

そんなわけなので、世界初のビデオ判定でのPKを山形市出身の土居聖真が決めて1-0になってもまだちっとも安心できなかった。ただ、前半を0-0で折り返せれば儲けものと思っていたので、1-0とリードしたまま前半を終えてちょっとほっとしたのだけれど、後半が始まるとまた攻め込まれて危ない場面の連発。ただ今日は昌子と曽ヶ端がとにかく凄かった。まさに神がかっていた。もう何度ゴールを決められたと思ったことか、しかしそのたびに曽ヶ端がビッグセーブをし、昌子が跳ね返す。とにかく気が気ではなかった。

だから柴崎のクロスを遠藤がヒールで2点目のゴールを決めたとき、腰が抜けそうになった。なんか信じられないものを見ているという感じ。そして途中出場の金崎のクロスを同じく途中出場の鈴木優磨がファーストタッチで流し込み3点目を決めるというのは、一体何が起こっているのだろうと。この感覚はオグリキャップのラストラン、あの有馬記念のときの感覚に近い。僕らは今、奇跡を目の当たりにしているのだという。

で、試合終了のホイッスルが鳴り、とうとう勝ってしまった。日本勢初というよりもアジア勢初の決勝進出。いまだに信じられない。たぶん決勝はレアルマドリードとだろう。そしてたぶんボコボコにやられるだろう。それでも俺は今日、凄い試合を見てしまったんだよ。フィジカルでもテクニックでも上回る南米王者を相手に、まさに鹿島らしいサッカーをして勝ってしまった。いやもう、ホントにお腹一杯です。

それはそうと昨夜、なんとはなしに

というツイートをしたら、なんだか知らないが凄い勢いでリツイートされてる。だったらもうちょっと早く、ASKAが逮捕されたタイミングで呟けばよかったかな、などと。

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