母の日

今日は母の日、暖房をつけっ放しだった昨日とは打って変わって暑かった。実のところ、毎年僕は母の日というのがいつか知らなくて、なんとなく母の誕生日に近いというぐらいしか分かってない。今日はツイッターのTLを見ていて母の日だと分かった。要するに日曜日? 

今日も夕方母のところに散歩がてら歩いて行ったが、昨日誕生日、今日母の日なのに結局何もあげなかった。ひとつには母が頑なに何もいらないと言っていたこともあるが、弟が昨日花を贈ったこともあり、何も贈るものが思いつかなかった。それよりも今日の母は見るからにダメで相変わらず怯えており、ほぼ壊れかけている。夜眠れないという母の目は少し充血していて、それが血走っているようにも見える。別人の顔になっている。去年の8月に精神病院から退院して以来、もしかしたら今日が精神状態一番悪いかも知れない。薬を飲んでいないのではないかと疑ったほど。今日の母は何を言ってもダメだった。

帰宅しても母のことを考えると憂鬱になる。なので今日も夕食後映画を見る。北野武監督「アウトレイジ」。以前リッピングして途中まで見てそのままになっていた。うーん、面白くなかった。はっきり言ってつまらない。監督としての北野武は「面白い映画を撮る天才ではない」ということが分かった。北野武と言えば唐突な暴力描写と非情さが特徴に思えるが、それが映画としては散漫な印象を受けた。同じ非情さという意味では、以前fragmentsにも書いた原田眞人監督の「KAMIKAZE TAXI」とかビデオの「タフ」シリーズの方が徹底されているしユーモアがある。「KAMIKAZE TAXI」は初期の黒澤明を別格として個人的にはもしかしたら邦画で一番好きな映画かも知れないが、VHSでは買って持っているものの、改めてDVDをネットでレンタル注文しているところ。元映画オタクとしては買うべきなのだろうか。とにかく、この映画の役所広司が一番好きだ。

「アウトレイジ」を見終わると、また抑うつ状態に突入、今日の母のことが引っかかってだんだん廃人化。どうにもならなくなる前になんとか風呂には入る。

今日も楽器をちょっと弾いてみたけれど、先日から4小節のコード進行を2つばかり作ってみたのだが、いざ全部の楽器を弾いてみると気に入らない。イメージが違う。なんか曲作れなくなってきた。気に入らなくて。どうでもいいJ-POPみたいな曲なら作れるが。

いよいよ明日はW杯のメンバー発表だが、明日は昼に病院で悪性リンパ腫の予後検査があるので、生で見れるかどうか微妙。なんとか間に合うといいのだが。


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