And so on…

11月28日、木曜日。

今日の日記を書くためには昨日のことを書かなければならず、それを具体的に書くのはちょっとはばかられる。物凄く大雑把に書くと、これまでもいろいろな危機はあったのだけれど昨日はリア充の最大の危機に陥った。今度こそ終わったと思った。それで極度の抑うつ状態になってしまったのだった。本当にただの具合の悪い人になってしまったのだが、その後深夜になってグダグダの展開があって、結局今日予定通り彼女のところに行くことになった。

すると、朝の8時15分に彼女に電話で叩き起こされた。寝不足といえば寝不足、起きてみると抑うつ状態からは抜けきっていなかった。しかしながらリア充最大の危機ということで、車で古川に向かった。外に出てみると、雪がちらちらと舞い降りていた。

行ったはいいものの僕はまるで抑うつの仮面を被っているような状態で、まったく笑うことができなかった。それで彼女は運転しながらときどき癇癪を起しそうになった。それでもなんとかかんとか、仙台近くのなんとかという場所の行ってみると尋常じゃなくお洒落なカフェで遅いランチを食べた。

この店で珈琲は久しぶりにトラジャを頼んでみたら珍しく美味しかった。しかし僕は相変わらずほんのちょっとも笑うことができなかった。その後彼女の家に戻り、またしてもグダグダと。なんとか丸く収まる。いずれにしてもこれには物凄く具体的な要因があるのだが、それはちょっと書けない。

とにかく疲れていたし、抑うつ状態はまだ続いていた。真っ暗な帰り道、作並を過ぎてトンネルを抜けて山形県に出ると気温計の表示がマイナス4度になっていたが、幸いにして道路は凍結していなかった。10時近くに帰宅するころにはまさに疲労困憊、ぐうの音も出ないほどに疲れ果てていた。高速を走っている間に甥っ子から着信があったので(先日出産祝いを送った返礼の電話)、帰宅後に折り返してかけた。コンビニから買ってきた遅い夕飯を食べていると今度は彼女から電話があった。食後にかけ直す。

まあとにもかくにも、ほとほとに心身共に疲れ果てている。煙草の本数ばかりが増える。そして気がつくと冬になる。雪が降ったらもう冬。極度の疲労のせいかさっきは幻聴が聞こえた。手が痺れているのは抑うつのせいなのか疲労のせいなのかもう分からない。

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