ツイッターのない世界

10月2日、水曜日。

実際のところ、新聞も取っていないしテレビも見ないので、ほぼすべての情報をツイッターから得ている。つまりはツイッターのタイムラインを通してしか世の中を見ていないともいえる。何にせよ、今の時代はツイッターの情報がもっとも早いことは確かだ。テレビのテロップでは情報が限られる。

そういった状況で、もしツイッターの配信が途絶えたらどうなるのだろう?

今日は実際にそういう状況になった。今日もまた、9時18分という自分としてはそれなりに早い時間に起きた。例によって朝食を摂りながらツイッターのタイムラインで情報を確認する。ここまではいつもと変わらなかった。ところが、朝食後に書斎に移動してデスクトップでTweetDeck(ツイッターのクライアント)を立ち上げると何かおかしい。最近になって、ログインをすると一旦通常のツイッタークライアントに飛んで、それからまたTweetDeckに戻るというやり方をしないと表示されなくなっていたが、今日はそうしてもカラム表示されない。どうもおかしいと思って通常のツイッタークライアントで検索をかけてみると、TweetDeckが何かの障害で使えなくなっていることが判明、世界中でいろんな人がパニクっていた。

TweetDeckが使えなくても普通のツイッタークライアントで見れるのだったらそれでいいじゃん、と思われるかもしれないが、それが天と地ほどの差がある。TweetDeckでは自分のリストがカラム表示されるので、サッカーの情報だけのカラム、相場の情報だけのカラムという具合に分けて表示されるのでさかのぼって情報を探るのも容易なのだが、通常のツイッタークライアントではメインのタイムラインひとつしかないので延々とさかのぼるかあるいはいちいちリストを表示する(ただし自動更新はしない)かしなければならない。正直これではリアルタイムで情報を得るのは厳しい。なんでかというと相場のチャートや日経平均のチャートを表示させてそれを見ながらトレードしているので、ツイッターのタイムラインにだけ常時貼りついてはいられないから。この時点で、TweetDeckが復帰するまではツイッターの情報を半ば諦める。これはこれで結構不安なのである。世の中のことが分からないでただチャートだけから情報を得てトレードすることになるので、いわば世界の半分しか見ていなくてトレードしているような気がしてしまう。

何時ごろだったか、午後になってTweetDeckがようやく復活。これでいつもの環境に戻った。ところが、母のところから戻って夕方になると今度はツイッターそのものに障害が。まず画像やURLを添付したツイートができないという不具合が生じ、やがてツイート自体が完全に停まってしまった。このときの気味の悪さといったら。まるで時間が止まってしまったかのようだった。これはさほど時間がかからずに復帰したものの、多少なりともツイッターの更新がまったくない時間を過ごしたことは確か。いずれにせよ、自分がいかに日常的にツイッターの情報に依存しているのか、TweetDeckというツイッタークライアントに依存しているのかということが分かった。

もちろん、ずっとTweetDeckを見ているわけではない。ただTweetDeckの優れたところは見逃した情報がないかさかのぼるのが容易だということ。その安心感が全然違う。

もしツイッターというメディアがなくなったら、自分は一体どうやって情報を得るのだろう? 新聞ではいくらなんでも遅いから、やっぱりテレビを見るようになるのだろうか。それにしてもニュース番組は限られるので、ネット上のニュース専門チャンネルみたいなものを見るか、あるいは新聞や通信社のサイトを四六時中更新して見るか。

つーか、そもそもツイッターというものが存在する前の自分は一体どうやって日々の情報を得ていたんだろう? 20年前にうつ病になってからはテレビというものを見ないというか見れなくなったし、新聞を常時取っていた記憶もない。とするとやはりネットからか。朝から晩まで打っていたパチプロ時代はそもそも情報自体をそれほど必要とはしていなかった。少なくともリアルタイムの情報は。

阪神の大震災やオウムの事件とか、9.11といったときはずっとテレビを見ていた。当時はそれしかリアルタイムの情報がなかったし、テレビに対するバイアスもそれほどなかった。災害や事件といった単独の事象に関してはやはりテレビがリアルタイムのメディアとしてはいまだに最強なんだろう。例えば選挙速報などというものはテレビで見るし。

だが今は、少なくとも第一報はツイッターなのである。正直ツイッターはやっていないがフェイスブックとインスタグラムはやっているという人の考える情報と、自分が考える情報はまったく別のものだと思う。前者は大方の人にとってはどうでもいい、ある意味プライベートな情報ばかりだ。もちろんフェイスブックからしか得られない情報というのもあるが、それはその情報が個人的、私的なものだからである。ツイッターが強力なのは、そういった個人的かつ私的な情報から公的な情報まであらゆるものを網羅している点だ。弱点としてはそういった情報に各々の意見や見解みたいなものがくっついてくる場合が多いということ。自分と価値観の近い人ばかりフォローするのである意味見える世界にバイアスがかかる。それを防ぐためには個人をフォローせずにメディアだけをフォローすればいいのだが、実際は個人から入ってくる情報というものが物凄く多い。以前(つまりツイッター以前)はそういった情報が入ってくることは滅多になかった。そういう情報を得るにはネット上の2ちゃんのようなところにディープに潜り込むしかなかったのだ。

正直、今のツイッターのある世界の方が気が楽だ。しかし、そういえば昨日はトレードに使っているブローカーのレート配信が障害で停まったし、昨日今日と立て続けだ。一体何が起こっているのか。

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