当日

3月19日、火曜日。

毎日が必死だ。テンパってる。今日は母の手術の日だった。

病院には11時25分に着いた。一度病室を出なければならないということで、病室内の荷物を全部車に積む。12時半に母は一階の手術を行うカテーテル室に移された。僕は一旦本来の手術室のある3階に行って手術後に母が入るICU(集中治療室)の説明を受けた。それからまた一階に移動して家族待機室というところで手術が終わるのを待つことになった。

窓のない家族待機室はまったくもって独房だった。6年前に警察に逮捕拘留されたときの独房を思い出した。最初は寝転がって昼寝を試みたが30分ほどうとうとしただけだった。待機室の中は飲食禁止ということで、昼食は売店から菓子パン1個、病院内のスタバでラテを買って駐車場の車の中で済ませる。読みかけだったカーティス・フェイス「タートル流投資の魔術」も途中物凄く難解だったが読み終わってしまい、夕方にはすることがなくなった。テレビはかえってストレスになるのでつけない。「タートル流投資の魔術」で学んだのは、人間がいかにルールを守れないかということだった。二週間トレードを習っただけのタートルの中で一番の成績を上げたカーティス・フェイスは、そのルールをひたすら守り続けただけだった。そしてそのルールは特に目新しいものでも、物凄く独自性のあるものでもなかった。結局これはある意味、人間がどれだけルールを守れるかという実験でもあった。

本を読み終わって独房のような密室の圧迫感に圧倒されそうになり、しょうがないのでスマホで相場のポジションを取る。これでとりあえずレートを見るという作業がひとつできた。ストップがつくか指値で決済するまで放置しようと思った。

6時過ぎに仙台から弟が到着。それまで手術の途中経過の報告は何もなく、もともと7時か8時ぐらいまではかかるだろうと昨日言われていたので、連絡がないということはむしろいいことなのだと自分に言い聞かせる。弟が来てようやく話相手ができて、主に手術のこととかを話していると、8時過ぎに手術が終わったという連絡が入った。それで僕と弟は3階のICUに移動して、医者の報告を聞いた。

医者の説明を聞いたところによると、あまりにもシャント(癒着)している箇所が多くてとりあえず今日は入り口のところをやったに過ぎず、以降同じ手術を何回もやらなければならないということだった。次回の手術はまた大分大学病院の医者のスケジュールが出てからということになる。医者の話から察すると、どうやら果てしなく何度も手術をしなければならないように聞こえた。ただ今日のところはこれまでのところ出血が止まらないとかそういうこともなく、成功といえば成功。医者の説明を聞いてから集中治療室の母に会う。母は酸素マスクをしていたが、麻酔から覚めて意識はあった。母は顔色が悪いとかそういうことはないがもちろん元気がない。朝から何も食べていないのですっかり弱りきっているようにも見えた。医者の話では明日にでもICUから通常の病室に移れるだろうということだった。ただし病棟の空き状況とかにもよるらしい。

病院を出たのは8時半近くだった。帰り道、弟とバイパス沿いの回転寿司に寄って遅い夕食を食べた。

帰宅後の夜、夕方病院で取ったポジションが微益になっていたので利食い。弟は今日だけ泊まるのかと思っていたら、明後日が祝日ということでどうやら明日もうちに泊まるようだ。何はともあれ、今日の手術が無事終わったことに感謝したい。

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