myself

「ゴカイ」

ひねたいいわけのようなもの...

たぶん僕はいろんな人に誤解されているのだと思う。このページを読んでいる人にも、読んでいない人にも。

例えば、実を云うとこのホームページを始めるまでは、小中学生のころの作文などを除けば、企画書を書いたことが二・三度あるだけで、ほとんど文章など書いたことが無かったのだ。まあ、小説を書いてみたいとはずっと思ってはいたのだが。

例えば、こんなことをここに書いていいのかどうかわからないが、自分のページで自身がゲイであることを公言している方のページをリンクしていること。リンクのページに僕が書いた紹介文を誤解している人もいるかも知れないが、ここにも書いたが僕はヘテロセクシャル(異性愛者)、要するに全くのストレート。

例えば、僕のページを読んで僕を過大評価する人も、逆に毛嫌いしてしまう人もいるだろう。どのコラムを読んでも、ときには自信過剰で尊大であったり、妙にずぼらだったり、自意識過剰だったり、卑屈だったり、やたら憂鬱だったり、センチメンタルだったり。結局はどれも自分のそれなりにリアルな側面であるのだが。それらは自分自身のかけらであり、fragmentsと云うのはそれらの集積と云う意味でもある。しかし、リアルタイムでそれぞれのかけらを記述していくと、皮肉なことに結果的には自分自身をデフォルメすることにもなってしまう。それだけ自分を表現することがいかに難しいかと云うことでもあるとは思うのだが。結局は、よく解釈するときはなんでもいいようにとってくれるし、逆の場合はすべて悪くとられる。ポジティヴ、ネガティヴなどと云うのはそういうものであり、生まれてから死ぬまでずっとポジティヴとかネガティヴなどと云う人は滅多にいないはずである。

いずれにしても実際の僕と云う人間は、わがままで自分勝手で、神経質で憂鬱で、自信過剰で劣等感の塊で、照れ屋でつまらなくて嫌な人間なのだと思う。だから自分では気付かなくても、僕のことを不愉快に思ったりしている人間もたくさんいるのだと思う。逆に僕のことをすごくポジティヴに見てくれる人もいるとは思うのだが。家族以外で考えると、僕の数少ないいいところを理解してくれている人たち、それが友達と云うものなのだろう。

たぶん世の中と云うのはそんなものなのだ。

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