May 31, 2007

いつもは6時過ぎに夕飯を食べている僕だが、今はもう8時半だというのに、一向にお腹が空かない。4時半という中途半端な時間にパンを食べたせいだろうか。その後、5時半から7時まで昼寝をした後、全然腹が空かないのだ。しょうがないので、またコーヒーの生豆を炒った。昨夜はブラジルだったが、今日はマンデリン。言うまでもなく、僕が一番好きな飲み物はおいしいコーヒーである。そして、一番嫌いな飲み物はまずいコーヒーだ。困ったことに、日本の喫茶店の99%はまずいコーヒーである。まず、薄いのがほとんど。薄くて、香りもコクもない。茜屋という、コーヒーが高いので有名なチェーン店があるが、ここなどは偉そうにテーブルの上で手際よくドリップしてみせるのに、飲んでみると香りもコクも、味もない。最低である。これで800円も取るのだからどうかしている。アメリカン・コーヒーなどという代物も許せない。だいたい、アメリカに行ってもそんなコーヒーはない。薄くて味もないコーヒーなど、何を好んで皆飲むのか不思議である。濃ければいいというわけでもない。よく珈琲専門店という喫茶店でみかけるのは、濃いだけで煮詰まったコーヒーである。とにかく、味と香り、それにコク、これがなければおいしいコーヒーとは言えない。それで、後味もよければ最高である。いったい、日本の喫茶店経営者の味覚はどうなっているのか、不思議である。ドトールしかり、スタバしかり。スタバは豆自体はちゃんと淹れればうまいのだが、店で出すコーヒーは薄すぎる。僕がここ何年かでうまいな、と思ったコーヒーは、東急目黒線の不動前の駅前の喫茶店だ。名前はなんていうか忘れたが、古ぼけた、駅前によくある喫茶店である。ここのコーヒーはなかなかいける。

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May 30, 2007

一応ここは日記であるので、当たり前のことではあるが、「今」をなるべく書くようにしている。僕の場合、病気のせいで、将来とか未来のことを考えると恐怖や不安を覚えるので、考えないようにしている。だから、未来については書けない。一方の過去はといえば、サイトを10年近くもやっていると、粗方書けるものは書いてしまったような気がする。だから、たまに何か過去のエピソードを書こうと思っても、あれ、これって一度書いたんじゃなかったっけ? と思ってしまうのである。まあ最近は記憶が怪しいので、その辺も怪しいんだけど。

さて、その「今」である。夕飯にコンビニの弁当を食べた。たまに駅前で冷やし中華を食べる以外は、毎日ほとんどコンビニの弁当である。こんなんでいいのだろうか? で、食べ終わって、何杯めかのお茶を台所のテーブルに座ってすすりながら、煙草を吸っていると、ふと、死にたくなった。特に何の理由もなく、それは不意に僕の心の中に、魚が水面に浮き上がるように出てきた。こんなことは珍しい。僕は基本的に死にたくない男なのだ。これはやばい、と思って、食後の心療内科の薬を飲んだ。そして、コーヒーの生豆を炒り始めた。コーヒーの豆がはぜる音がする。大丈夫だ。僕は死なない。

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May 29, 2007

勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪 ヘミングウェイ全短編2」を読み終える。僕がヘミングウェイの短編が好きなのは、簡潔な文章と、長すぎない適度な短さ、要するに読みやすいのだ。最近は文庫本ばかり読んでいる。読みたい本は、ハードカバーでたくさんあるのだが。というのも、パチンコ屋で台を押さえるには、文庫本がちょうどいいのだ。ハードカバーだと持ち歩くのにも大変だし。そんなわけで、今は「ヘミングウェイ全短編3」を読んでいる。

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May 28, 2007

僕はいつものように、ドトールで仕事帰りの彼女を待っていた。僕は窓際の一番奥のテーブルに座っていた。ベンチシートの一番端、つまり僕のすぐ隣には、スポーツ新聞を持った、赤ら顔の、いかにも疲れ切った労務者風のおっさんが座っていた。何本目かの煙草を吸っているときに、僕は異変に気づいた。隣のおっさんが突然、両膝を床についてひざまづいたのである。ぎょっとした。しかし、おっさんは何事もなかったかのようにまたベンチシートに腰かけ、少し押し出していたテーブルを元に戻した。それからである。何か妙なお経のようなものが耳に入ってきた。歌だ。例のおっさんが、声を殺して、何か口ずさんでいる。どこかで聞いたメロディである。同じフレーズを繰り返している。声は次第に大きくなり、僕にも何の歌か分かるようになった。
「はーるーこーおーろーおーのー、はーなーのーえーんー、めーぐーるーさーかーずーきー、かーげーさーしてー」
タイトルは忘れちゃったが、延々とこのAメロを繰り返している。不気味なことこの上ない。声はだんだんと大きくなる。恍惚としているのか。それとも酔っ払っているのだろうか。一種のトランス状態に見える。と、歌いながら突然テーブルを前に押しやり、またもシートからずり落ちるようにして、おっさんは両膝を床についた。かと思うとすぐに席に戻り、テーブルを戻した。いったい何? 何なのだ、これは? 宗教? イスラム教っぽいがそうではなさそうだし。歌は延々と続く。同じフレーズを繰り返す。そのうち、歌が止んだと思うと、おもむろにおっさんは立ち上がって、スポーツ新聞と飲み終わったアイスコーヒーと灰皿を持って、何事もなかったように去って行った。いったい、何者だったのだろう?

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農水省大臣が首吊り自殺し、ZARDの坂井泉水が転落死した。坂井は自殺か事故かまだ分かっていない。

というわけで、昔話なのだが、坂井泉水についてスタジオで話題になったことがあり、「あの人は極端なあがり症でライブができないんですよね、足とか震えちゃって」みたいなことを話していたので、僕が、「だったら、ミュージックステーションかなんかで生で歌ってる最中に失禁とかしたら受けるのに」と言って、「マニアックだなあ」と失笑を買った。厳密には顰蹙を買ったのだと思う。

いや、別に死者を冒涜しているわけではなくて、単なる昔話なわけで。合掌。

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May 27, 2007

体調最悪。まあ僕の場合、基本的に体調が絶好調であった試しがないのだが。またやってきてしまった、例のめまいが。前回のときは、グルグル回るという感じだったが、今回はグラグラという程度なので、前ほどは酷くないが、頭を急に動かすたびにめまいが来るので参る。前回は左右に動かすと来たが、今回は上下に動かすと来た。前回のときにもらった薬をすかさず飲んだのだが、これが効かない。即効性はないのだろうか。おまけに、まつ毛だか眉毛だかが右の目の中に入ってとれなくなってしまった。ずっとチクチクと異物感がある。明日医者に行かなきゃダメだろうな。

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May 26, 2007

うーん、負けちまった。って、何がっていうと、ジェフである。千葉×G大阪、1−2。マジにやばい。降格圏だし。しかし、前半1−0でリードしているときは、今日こそは勝てると思ったんだがなあ。いいサッカーしてるんだけどなあ。ま、後半の交代がちょっと攻撃的過ぎた嫌いはあるが、やっていることは悪くないと思う。しかし、勝てない。なんで? やっぱり阿部の抜けた穴は大きいのか? 下村、結構よくやっていると思うのだが。あー、それにしても悔しい。

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May 25, 2007

朝から雨だ。それにしても、昨夜の鬱は酷かった。歩くのもままならぬ、という感じで、改めて鬱病って酷い病気だなあと思った。今の僕の処方は、

スルピリド 50mg 毎食後
レキソタン 2mg  毎食後
パキシル 40mg  就寝前
セパゾン 2mg   就寝前
レンドルミン×2  就寝前

という感じ。パキシルとスルピリドが抗鬱剤で、レンドルミンは睡眠薬、後はいわゆる安定剤。前の医者とほとんど変わっていないが、就寝前のブロムペリドール(統合失調症の薬)がなくなったのと、パキシルの量が増えたぐらいだ。睡眠薬を2錠も飲んでいるのに、長い時間眠れない。下手をすると、2・3時間で目が覚めてしまう。今日は6時に目が覚めたが、それでも寝た方だ。今朝も起きたらだるかった。本当に、いつ治るのだろう?

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May 24, 2007

今日は心療内科の日。なんか朝からだるいなあとは思っていたのだが、医者から戻ってきてから酷い鬱になり、何も出来ない状態に。なんとか風呂に入って、これを書いているのだが、やっぱりヤブ医者かも。

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May 23, 2007

暑かった。今日はホントに暑かった。まあ、こんな日にパーカーを着ている方もどうかと思うけど。僕はいつも、朝コンビニで買った菓子パンを、昼食代わりにパチンコ屋の駐車場の車の中で食べるのだけれど、今日はパンが焼きたてどころが、焼けるように熱かった。

それで、本日は訪問者数の最低記録を記録した。5人。さすがにめげる。最近、ちょっと図に乗りすぎていたのだろうか。ゼロになったら本気でヤメようかと考える。なんか、書く意味を見失いそうだ。

おまけに、今日はもうひとつめげることが。最近は、コメントもメールもまったく来ない状況が続いていたけれど、今朝、珍しくコメントの書き込みがあったので一瞬喜んだのだが、読んでみたら思い切り批判のコメントだった。この時点ではまだ元気があったので、思いっきり反論を書きまくる。これでまた読者を一人減らしたのだろうか。キーワードはデブ。

そんなわけで、鬱病の方は大分よくなっている気がするのだけれど、元気の出ない日でした。

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May 22, 2007

口は災いの元。昨日は調子に乗って業界のことを書きすぎた。彼女に削除した方がいいと言われたが、「男に二言はない」とか訳の分からんことを言って突っ張っていたけれど、いずれ修正しようかな。

今朝、いつものようにドトールでカフェ・ラ・テを飲んでいると、ひとつ隣のテーブルで、若い社員とその上司と思しき二人連れの会話が聞こえてきた。

若い社員「いやあ、今ごろなんですけどさつき病みたいなんですよね」
上司「さつき病ってなに?」
若い社員「いや、なんかだるくてやる気が出ないんすよね……」
上司「へえ……」

まあ、間違いは誰にでもあるよね。

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May 21, 2007

今日もっとも腹が立ったニュースは、たばこ1箱1000円ならほとんど禁煙というニュースである。なんたらことであろうか、依田高典教授(応用経済学)なる、三流大学ならいざ知らず、いやしくも京都大学の教授が発表する研究であろうか? この依田某は阿呆か? 本一冊1万円ならどうですか、とか、映画一本5000円なら見ますか、というのと同じ程度の、小学生の自由研究レベルの研究である。それをいっぱしの大学の教授が研究と称して発表するなどと、こんな稚拙な理屈を偉そうに発表していいものか。しかもそれをとりあげるメディアもメディアである。だいたい、こういうアホらしいレベルの意見でも、それに耳を貸す阿呆がまたいるから困ったものなのだ。現に、僕はアメリカでラークマイルドを1箱700円で買った。たぶんぼったくりだろうけど。この依田くん(仮名)は非喫煙者であることは間違いない。しかし、喫煙者の権利というものを忘れていないか? 結局、強者の側に媚びた理屈でしかないのである。愚か者めが。

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ちょっと時代錯誤の感があるけど、最近、大橋純子の「たそがれマイ・ラブ」にハマっている。いい歌だなあ、なんて気に入って、ひっきりなしに口ずさんでいる。なんでかっていうと、最近打っているパチンコの機種に、「J-POPヒットバラエティー」というのがあって、その中に出てくるのが、桑名正博(「セクシャル・バイオレットNo.1」)、庄野真代(「飛んでイスタンブール」)、もんたよしのり(「ダンシング・オールナイト」)、松崎しげる(「愛のメモリー」)、円広志(「夢想花」)、そして大橋純子(「たそがれマイ・ラブ」)というわけなのだった。顔ぶれを見れば分かるように(分かんない?)、J-POPと題しているわりには、「あの人は今」的な、アナクロな懐メロというところだが、パチンコ業界のタイアップにはこういうのがやたらと多い。画面表示にも申し訳程度に、「70’s」と書いてある。要するに、ヒットバラエティーとは言っても、70年代のヒットバラエティーなのだった。この中で直接知っているのは庄野さんぐらい。一度プロデュースしたことがあるので。テニスに誘ってくれたり、気さくな人だった。で、話を元に戻すと、このパチンコを打っているうちに、「たそがれマイ・ラブ」がやたらと気に入ってしまったのだった。

Wikipediaで調べてみたところ、この曲がヒットしたのは1978年。僕が19歳のときである。まだ生まれていなかった人も多いだろう。作詞が阿久悠、作曲が筒美京平という御大揃いだった。筒美京平大先生とは何度も仕事をした。前にも書いたように(と言っても数年前だが)、昼間っからお湯割りを飲んでいるような、へなへなしたおっさんである。打ち合わせの30分前に、ポータブルキーボードで適当に弾いたデモテープを持ってくる。だから、結構間違っていたりするのだが、それでも大先生は平気なのだった。このおっさんには、一度酷い目に遭ったことがある。ある新人のレコーディングをしていて、リズムトラックを録り終えたころにスタジオにやってきて、テンポを10上げて欲しいとか、ここ8小節カットしてとか言う。無茶苦茶である。今と違って、当時は生のリズム隊でレコーディングしており、ミュージシャンたちは既に帰ってしまっている。今のように、コンピュータを使ったりしていないので、直すには、一度ハーフインチだか4分1だかのテープに移して、編集する必要がある。これが手作業で、結構大変なのである。スタジオのアシスタントが額に汗してやっていたが、なんちゅう無茶言うおっさんや、とそのとき僕は思った。だったらもっと早くスタジオ来いっちゅうの。このおっさんに関しては他にもエピソードがあって、50過ぎてから合宿免許で免許を取って、最初に買ったのがポルシェの911で、3日で中央帯にぶつけて全損したり、なんてこともあった。衝撃だったのは、本名を知ったときで、本名は「渡辺栄吉(仮名)」というのである。仮名だから名誉毀損にならんよね、実名だけど。まあとにかく、他にもバイセクシュアルであるという噂があったり、話は尽きぬおっさんである。それでも、ときどき、この「たそがれマイ・ラブ」のようないい曲を書くのが不思議である。普段は洋楽のパクリばかりなんだけど。こんだけ書いたら、業界にはとても戻れないが、戻るつもりはないのでご心配なく。

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May 20, 2007

さっき、服を彼女に買ってもらったと書いたことで、誤解する人がいると困るので一応書いておくと、日頃は圧倒的に僕の方がおごっているのであって、決してヒモのような関係ではございません。誤解なきよう。

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今月の連続更新が昨日で途切れてしまった。まあいいじゃないですか。こういうものはいつか途切れる。イチローの連続盗塁記録だって45で止まったのだから。それに、実際のところ、僕は毎日何か書くことがあるような生活をしていないのだから。それに、木金と訪問者が少なかったのも、ちょっとモチベーションが下がった。

朝起きて、例によって朝寝をしてから、録画しておいた松坂の登板試合を見た。おっ、これは完封ペースかな、と思って見ていたら、例によって7回に点を取られてしまった。味方の大量得点で気が緩んだのか? ホームランは余計だった。いずれにしても、勝ち星を重ねることはいいことだけど、防御率をもっと下げて(上げて?)欲しい。うーん、こういう場合、防御率をよくすることをなんというのだろうか? 下げる? 上げる?

4時ごろから昼寝をしたら、起きたらもう6時を過ぎていた。例によって冷やし中華と餃子の夕飯を食べ、それから彼女と買い物に出かけた。この辺で一番大きいショッピングセンターは、隣町のジャスコである。僕はウエストバッグと長袖のTシャツを買ったが、こんなことこそどうでもいいね。ただ、服を買ったのは実に久しぶりだ。買ったといっても、彼女に買ってもらったのだけど。ちなみに950円。

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May 18, 2007

腹が減ったので、夕飯を買いだしに近くのコンビニへと向かった。徒歩一分。ホントに近い。この一分のあいだに、僕はふと嫌な予感を覚えた。ついでに煙草を買いたいところだが、今日はヤナイ君(仮名)がいそうな気がするのである。このヤナイ君(仮名)、恐らく30代前半と見受けられるが、年のせいか最近「責任者」という札をつけてはいるものの、返事だけはよくて要領が悪い、いわゆるトロい人の典型である。毎日のように煙草を買っているのに、一向に覚えられない。恐らく、というか、間違いなく非喫煙者なのであろうが、それでも彼のもの覚えの悪さは酷すぎる。「ラークマイルド」と頼むと、「はいっ、ラークマイルドですね」と威勢のいい返事に自信満々の笑みをたたえながら、煙草の棚の前で毎回うろたえるのである。ラークマイルドといえば、喫煙者のあいだでは、普通ショートサイズのボックスを指す。それしか置いていない自動販売機も多い。いわば、ラークマイルド=ショートサイズのボックスというのは、喫煙者のあいだでは常識である。ヤナイ君(仮名)はそれがどうしても覚えられないらしく、「はいっ、これですね」と例の威勢のいい返事でロングサイズやら、ソフトタイプやらを持ってくる。それでなくても、毎回毎回、煙草の棚の前で手をうろうろさせて迷うのである。なんだこいつは、いつになったら覚えるんだ、と、僕はヤナイ君(仮名)の顔を見ただけでいらいらするようになったのである。温厚な(少しウソ)僕でさえこうなのだから、ヤナイ君(仮名)がいかにトロいかが分かるであろう。

案の定、ヤナイ君(仮名)はカウンターの中にいた。それを見て、僕は少々憂鬱になった。夕飯にチャーシュー丼とサラダ、それに朝食用のパン(超熟)をカウンターの上に出し、煙草を買おうかどうか迷いながら顔を上げた。そのときである。僕は異様にやつれたヤナイ君(仮名)の顔を見た。いったい、彼に何があったのだろうか? そういえば、一昨日は朝から夜まで働いていた。過労だろうか。それともストレスだろうか。僕は一瞬気の毒になり、それから諦めたように「それと、ラークマイルド」と言った。すると、ヤナイ君(仮名)は、「ボックスですよね」と言って、一発でショートサイズのボックスを持ってきた。覚えたじゃないか、ヤナイ君(仮名)! 僕は奇妙な感銘を受けた。人間、やればできるじゃないか。

帰り道、僕はこれまでイライラの対象でしかなかったヤナイ君(仮名)に、ちょっとした共感を抱いている自分に気づいた。あの、すっかりやつれた顔に、彼のこれまでの人生がにじみ出ているようである。要領が悪く、いつも人に馬鹿にされ、不器用で愚かな人生。頑張れヤナイ君(仮名)! 僕はちょっと応援したくなった。

ところで、実名で書いちゃったけど、(仮名)ってつけておいたからいいよね、ヤナイ君(仮名)。

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May 17, 2007

すみません、今日は本当に書くことがないです。だらけた日々。

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May 16, 2007

ヘンリー・ジェイムズの「ねじの回転 デイジー・ミラー」読了。「ねじの回転」はスリリングな幽霊譚。面白い。「デイジー・ミラー」は僕には凡庸な作品に思えた。

父が体重が随分減ったということで、いろいろと検査を受けることに。心配だ。

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May 15, 2007

驚くべきことに、今日は昼寝をしなかった。あ、いや、朝は1時間寝たのだが、日中は寝なかった。これは快挙である。まあさすがに、昨夜は1時に寝たのに3時半に目が覚めるし、その後も何度も目が覚めて結局6時半に起きてしまうくらいだから、そろそろこの辺で調節しないと。

松坂が完投勝利。久々に安心して見ていられた。どうしても点を取られてしまうのが気に食わないが。なんとかゼロで抑えられないものか。

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May 14, 2007

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晴れ。遊歩道の緑が心地よい。

先日、fragmentsに死のことを書いたばかりだが、このあいだ書店で養老孟司が死について書いていたので、立ち読みした。簡単に要約すれば、死について、死んでからのことは誰にも分からない。だから、死は他人事だと思えばいい、というようなことである。なるほど一理ある。養老曰く、怖いのは死に至るまでのプロセスが怖いのであって、死そのものが怖いわけではない、何故ならそれは怖いかどうか分からないものだから、というのである。しかし、と僕は言いたい。僕がずっと死を恐怖してきたのは、それが「分からない」からである。つまり、僕の覚えてきた恐怖は、分からないものに対する恐怖なのだ。この点では養老氏の説はあまり当てにはならない。しかし、他人事と思うという心境は今の僕の死に対する考え方に似ている。つまり、死を客観視するということである。一見、どちらも死の恐怖から一時的に目をそらしているだけとも言えるけれど、結局のところ、死と向かいあうにはそういう心境が必要だな、とは思うのだった。

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May 13, 2007

久々にガソリンを入れたら、えらい値上がりしていた。

今日は浦和に買い物に行った。欲しかったヘミングウェイ全短編の2と3を買い、アグリーのシャンプーとコンディショナーを買った。夜は冷やし中華と餃子。後は例によって寝てばかり。

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May 12, 2007

Jリーグ、FC東京×千葉、4−1。スカパーが独占してから、Jリーグの中継が少なくなって、スカパーの映らない僕んちでは、あまり試合が見れなくなった。ひいきチームの試合となるとなおさらである。そんな中、ようやくBSでジェフの試合が中継されたものの、惨敗。うえーん。まあ、前半からよくなかったもんな……。4点のうち2点はミスからのものだった。水野もガチガチにマークされて持ち味を出せず。それにしても、FC東京のプレッシングはよかった。まあ、内容からすれば順当な結果か。って、頑張ってくれよ、ジェフ。

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May 11, 2007

強風。

昨夜から死んだふりをしたりしている。このまま死んだらどうなるのかなーとか、何日後に発見されるのだろうか、とか。いざというときのために、このブログのパスワードを彼女に教えておこうか、とか。

あ、昨日は母の誕生日だった。もちろん電話した。もう75歳だそうである。長生きしてね。

夕方の7時ぐらいから何もすることがなくなり(というか、何もする気がなくなり)、このままでは鬱になる、と思って、ソファで毛布をかぶって横になる。少し寝てしまおうと思ったのだが、なかなか寝付けない。頭の中で繰り返しWeather Reportを鳴らした。そのうち、ようやく1時間だけ寝たようだ。まったく、時間をつぶすのにも一苦労。

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May 10, 2007

昨日久々にfragmentsを更新したのに、ほとんど誰も見てくれてないようだ。残念。ま、しょうがないか。

今日は心療内科の日。先日酷い鬱になったことを告げ、頓服かなんか、対処療法のようなものはないのか、と聞いたところ、ないですね、の一言。もしかして、この医者ヤブかも、と頭をよぎった。

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May 09, 2007

それが一体何か、僕には分からなかった。こぶのようにも見えた。とにかく、人間の背中であることは分かった。肉塊、まさにそれだった。僕は例によって閉店近くのドトールにいた。座った途端に、それが目に入ったのだった。よく見ると、それはブラジャーからはみ出した肉塊だということが判明した。まるでゾウアザラシのようなおばさんである。デブはTシャツを着てはいかんのだ。見せしめのために証拠写真を載せておこう。
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これである。他にも目の片隅にやたらと引っかかるものがある。右45度の角度に座っているおっさんが、異常に細かく、ひっきりなしに貧乏ゆすりをしているのだ。うざい。うざすぎる。そっちを見ないようにしようと思っても、自然と目に入ってしまう。まったく、こっちがいらいらする。これも見せしめのために、肖像権無視で証拠写真を。
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このおっさんである。まったく、世の中はどうかしている。ここは魑魅魍魎の溜まり場か?

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久々にfragmentsを更新。

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May 08, 2007

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昨日アップしてから、酷い鬱になった。前にも書いたと思うけど、僕の場合はどういうわけか夜になると鬱になる傾向がある。だから夜はちょっと怖い。そんなわけで、夜、ドトールにカフェ・モカを飲みに行った。そこでヘンリー・ジェイムスの「ねじの回転」をちょっと読み、煙草を5本吸った。一瞬ぐらっと来たような気がして、地震なのか、めまいなのか、区別がつかなかった。周りを見渡すと皆平然としている。で、彼女に電話してみると、やっぱり地震だったらしい。震度3だって。

ところで、またイチローの話なのだが、朝ネットを見ていて、イチローがヤンキースと試合をしていて、初回に二塁打、次の打席が四球と知って、急いでテレビのBSをつけた。ちょうどイチローの打席が回ってきた。イチローはど真ん中の絶好球を見送り、次の球を打ってサードフライかなんかに終わった。やっぱり。しかし、マーフィの法則って、嫌な法則だね。

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May 07, 2007

ファッキン・ゴールデン・ウィークが終わった。日常が戻ってきた。昨日まで似合わないTシャツを着ていたおっさんたちもスーツに着替えた。

イチローがなんで打てないのか考えた。イチローは打てるからイチローなのであって、打てなければイチローではない。しかし、イチローはイチローである。つまり、こういうことだ。イチローほどのバッターでも、スランプ、打てない不調の時期はある。いつもいつも絶好調というのはありえない。まあそれにしても、好調時でも何故か僕がテレビで観戦していると凡打してしまうという問題はあるが、それはそれとして、人間には必ず不調の時期は訪れるのである。だから、僕のような凡庸な人間が長らく不調をかこったとしても、なんら不思議はない。人生波あり谷あり。しかし、長いなあ。

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May 06, 2007

久しぶりの雨。いやなに、今月は毎日更新しているので、特に書くことはないんだけど、更新してみた。昨日久しぶりに散歩してみて、思ったよりも随分と体力が落ちていることに気づき、今日も雨の中、散歩をした。毎日続けなきゃダメだなあ。

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May 05, 2007

車谷長吉(ちょうきつ)の「贋世捨人」を読んだ。車谷は、慶応を卒業してから、会社員勤めを経て、旅館の下足番、料亭の下働きを経て小説家になった男である。つまり、一度世の中を捨てた男である。私小説を常としているが、今回は、子供のころから小説家を本格的に目指すまでが書かれていて、これまでの集大成のような内容になっている。相変わらず、「言うた」というように方言を使った表現は凄みを感じさせる。しかし、小説としては、直木賞を受賞した「赤目四十八瀧心中未遂」の方が遥かに完成度が高いので、初めて車谷を読む人にはこちらをお勧めする。こちらは、焼き鳥屋の下働き時代の話である。「贋世捨人」というタイトルにもあるように、車谷は自分を贋の世捨人だと言っている。それは、結局小説家という夢を捨てきれなかったことを指すのか、それとも完全に世捨人となることができなかったという意味なのかは分からない。ある意味、今の僕は「世捨人」である。旅館の下足番や料亭の下働きよりも下にある、と自分では思う。なにせ、仕事をしていないのであるから。僕は車谷のように、世捨人になろうという強い意思を持ってなったわけではない。ただ、いつのまにかそうなってしまっただけである。だから、自分では世の中を捨てているという自覚はない。ただ、世の中に捨てられてしまったというような不安は常によぎる。もしも、このサイトがなかったら、社会や世の中との接点がなくなってしまう。それこそ本当の世捨人である。僕が本物の世捨人であるのか、偽者の世捨人であるのか、今はまだ分からないが、僕自身は決して世捨人になろうとは思っていない。だから、あがくのである。

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May 04, 2007

暑かった。とにかく暑かった。暑くて、頭がくらくらしていた。何故なら、この暑いのに、僕は長袖のカットソーに革ジャンを着込んでいたからである。暑さのせいなのか、それとも変則的な寝過ぎのせいなのか、偏頭痛がする。家に帰って、まずやったことは、革ジャンを脱いで、靴下を脱ぐことだった。まったく、靴下を履いているだけでも暑かった。アドヴィルを飲んで、ソファに横になって、録画したMLBを見た。松坂がボコボコに点を取られていた。僕は例によって、いつの間にか意識を失った。いやまったく、今日は暑かった。

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May 03, 2007

明け方の4時に悪夢を見て目が覚め、トイレにいってから煙草を一本吸って、また寝たらまた悪夢を見た。結局7時には起きて、寝るのはもうこりごりだ、と思ったのだが、結果的には1日に3回も昼寝をしてしまった。とほほ。寝過ぎだっちゅうの。

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May 02, 2007

僕は気が小さい。どれぐらい小さいかというと、顕微鏡では足らず、電子顕微鏡を使わなければならないほど小さい。で、何を言いたいかというと、先ほど更新したものの、汚い話を書いてしまったので、これで数少ない読者が離れてしまうのではないかと、少なくとも引いてしまうのではないかと気が気でないのである。削除してしまおうかとも考えたが、それはそれで男らしくない行為のように思えるし、ここはひとつ、イメージを払拭するような、なにかこう、感動的な、それでいてノスタルジックな、とにかくなんか綺麗でいい文章を書いて今日の日記を締めくくろうと思ったのである。と思ったのだが、先ほどからうんうん唸って考えたものの、思いつかない。今日の昼間断水したことぐらいしか思いつかない。しかし、そんな話では人は感動しない。困った。どうしよう。どうしたら人は感動するのか。ひとつ、「死」について書きたいことはあるのだが、これはfragments用のネタとしてとっておきたい。子供のころの話はどうだろう。僕が寺の墓場で遊んでろうそく用の釘が足に刺さった話、弟が墓の手すりで鉄棒をしようとして頭が血だらけになった話、近所のガキが川でうんこをしたらそれがぷかぷかと浮いていた話、はっ、いかん、また汚い方向に行きそうだ。どうやら今日はあなたを感動させることはできそうにない。すみません。申し訳ない。

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どうでもいいけど、「巨人」というチーム名は存在しない。したがって、メディアは呼称を「読売」に統一すべきである。ちなみに、もちろん僕はアンチ読売である。

というわけで、久々に駅のトイレで用を足した。しかし、駅のトイレ(もちろん男子用である)ってのは、どうしてああも汚いのであろうか? 便器の足元が小便でびちゃびちゃになっている。つまり、それだけ的を外しているというわけだが、あの便器の形状からして、いったいどうすればあんなに外すことが出来るのか不思議である。もちろん、僕とてときおり自宅で小用を足すときに、思わぬ方向に飛んでしまい、あたふたすることはある。しかし、それも洋式便器での話で、あの駅の大きなトイレで、しかるべき距離を取って用を足せば、少なくとも足元にびちゃびちゃということはない筈である。うーむ。とにかく、人間は的を外しがち、ということなのだろうか。

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May 01, 2007

夜、コーヒーの豆を炒りながら、即興で作ったちょっと暗くてノスタルジックなメロディに合わせて、20分ほど踊った。阿呆である。その後、風呂に入り、上がってみると、キンタ……、いや、睾丸が片方痛くなった。これはなんぞ、病気であろうか? それとも踊りの祟りか。あな恐ろしや。

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