March 31, 2007

バイタリティ。それが今の僕に欠けているものだ。vitalityの意味を調べると、1.活力, 体力, 生命力, バイタリティー;活気, 元気, 生気、2.存続力, 持続力。うーむ、全部当てはまっているな。見事に。困ったものである。そのわりには、このスペースにおいては、頑張っているほうだと思う。無理やり毎日書いているところはあるが、それもリハビリの一環である。最初、このサイトを立ち上げたころは、道を歩いていても頭の中に言葉が次から次へと浮かんできた。今の僕の頭の中は、下手をすると真空状態でアニメの主題歌が鳴っていたりする。阿呆である。したがって、言葉を探すのも一苦労だ。言葉というのは、湧いてくるときはどこからでもいくらでも湧いてくるものだが、探すとなると大変である。今、風呂上りなのだが、この短文を書くのにいったいどれだけ時間がかかっているのだろうか? 以前だったら、もっと長い文章を、鼻糞をほじりながら5分ぐらいで書いていたものだ。それにしても、欲しいなあ、バイタリティ。

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March 30, 2007

朝方は雨で、晴れてからは強い風。春の嵐か? どこかで消防車のサイレンが聞こえる。そういえば、昨夜遅くもサイレンが聞こえていた。対岸の火事。所詮、他人事である。しかし、2日続けてというところを見ると、放火という可能性もある。そうなると穏やかならぬ話となるが、それにしても鉄筋なら大丈夫だろう。と、高を括ってみる。しかし、本当に大丈夫なのだろうか……。例の、長野のサイトにアップして捕まったお姉ちゃんは、確か学校とかまで火をつけていたようだった。となると、鉄筋でも安心できないのだろうか。まあ、火災保険にも入っているし、なんとかなるだろう。カメだけは心配だが。

このところ、病気の話ばかり書いていて、まるで闘病日記みたいになっている。しかし、それもいたし方ないのだ。実際のところ、僕は目下闘病中なのである。だからせっかく読んでくれている人には申し訳ないんだけど、今のところ、人を笑わせたり、面白がらせたりすることがなかなか書けない。鬱屈した状態でそれを書くのはなかなか難しい。考えてみると、パニック障害の方は完治した。だから、鬱の方とて治らぬ筈がない。と、思いたいのだが、こればっかりはいつ治るものやら見当がつかない。当分は病気と付き合っていくしかないのだろうか?

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March 29, 2007

阿部和重「ミステリアスセッティング」読了。読み始めてすぐに、これは文学ではないな、と思った。読み終えた今でもその印象は変わらない。これはエンターテインメント小説である。その分、阿部和重の小説としては物足りない。携帯の小説サイトに連載したということも関係あるのだろうか? 文学とは呼べない軽さ。それがいい意味での軽さになっていない。文体は平易になっているものの、内容まで薄くなってしまってはしょうがない。どうも、「シンセミア」以降の阿部は精彩を欠いている。それは、芥川賞受賞作も含めてだ。「シンセミア」を越えることはできないのか?

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コートを着ているのが恥ずかしくなるくらい、暖かな陽気。もう桜もほぼ満開に近い。

そんなわけで、うちから歩いて10分の、隣駅の心療内科に今日は行ってきた。医者の第一印象はといえば、なんか暗い感じの先生だなあという印象。しかし、僕がこれまでの経過を話すと、僕が現在処方されている薬について、系統だてて説明してくれた。それで、不必要な薬を減らし、パキシルという薬の量を増やすことで治していくという方針を出した。これはこれで、分かりやすい。僕が一番悩んでいる、性欲の減退についても説明してくれた。やはり、病気のせいと、薬の副作用と両方あるみたいだ。というわけで、第一印象はあまりよくなかったが、とにかく近いということもあり、出す薬もほとんど同じなので、今度からはこっちに通うことにしようと思う。僕としてはとにかく、鬱が治ればいいのだ。鬱になって一番悩んでいるというか、困るというのは、興味を持てない、これまで興味があったものに興味を失ってしまう、ということだ。つまり、楽しみがない。性欲の減退もその一環だ。映画もテレビも、すっかり見なくなってしまった。かろうじて本だけは読んでいるが。何もしないことほど辛いものはない。しかし、何も出来なくなってしまうのである。これはしんどい。正直、ときどき何のために生きているのか分からなくなることだってある。北杜夫は自分が精神科医の癖に、20年ほど躁鬱病だったという。あのジャコ・パストリアスの直接の死因も躁鬱病だった。ホントに鬱病はしんどい病気だ。前向きになろうと努力をしても、なかなか前向きになれない。やる気がないし、何も出来ない。だが、僕はこれを克服しなければならない。僕はただ、フツーになりたいだけなのだ。ホントに、それだけなのだよ。

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March 28, 2007

オリンピック予選、U-22日本×シリア、3−0。快勝と言っていいだろう。特に前半は素晴らしいサッカーを見せてくれた。家長の1点目、平山の2点目、3点目ともに素晴らしいゴールだった。久しぶりに好調時の平山を見たという感じだ。日頃ボロクソに言っているものの、やはり枠にボールを飛ばす能力というのは素晴らしいものがある。それにしても、もう少し苦戦するかと思ったのだが、この年代は成長が早いのだろうか。ノーゴールになった相手の1点が先に入っていたら、違った展開になったかもしれないが。しかし、内容では圧倒していた。やっぱりこういう試合を見るのは気持ちいい。

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March 27, 2007

まだ満開とはいかないけれど、遊歩道の桜も咲いて、すっかり春の風情だ。

サマセット・モームの「サミング・アップ」を読み終えて、哲学を勉強したくなった。それで先日大きな本屋に行ったのだが、結局どれを買ったらいいのか分からなかった。モームも言っているように、哲学者というのは、また別の哲学者を批判しているものだから、最初に何を読んでいいものか分からないのである。哲学書と呼べるものは、ルソーの「孤独な散歩者の夢想」一冊しか持っていないのだが、その薄い一冊さえ途中で断念したくらいだから、果たして分厚い哲学書を読みきれるのかどうか自信はないのだが。

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March 26, 2007

なんとも気の早いことに、もう花見をしている連中を発見。まだ五分咲きまでもいってないというのに、酔狂なものである。それにしても暖かくなった。

愛用しているラークマイルドのデザインが変わった。お、かっこよくなったじゃん、と思ったのだが、いざ開けて吸おうとして唖然。中の煙草のデザインまでが変わった。フィルターが今までの茶から白になってしまった。こうなると味が変わる。フィルターの紙質で味が違うのである。なんてこった。これでは改悪ではないか。どういうことだ、フィリップモリス? 煙草止めようかなあとちらっと頭をよぎるのであった。

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March 25, 2007

今日は浦和に本を買いに行った。結局、ハードカバーと文庫本合わせて6冊も買いだめしてしまった。ところで、よく言われるところの、本屋で便意を催すということ、僕も例外ではない。今日も危ういところであった。幸い、大きな本屋でトイレがあったからよかったようなものの、もしトイレのない本屋であったなら、どのような事態を招いていたか分からない。しかし、なんでまた本屋というところは便意を呼び覚ますのだろうか? これには諸説あって、本の新刊の匂いが便意を呼ぶのだという説もあれば、エアコンのせいだという説もある。僕としてはなんとなく前者の説が臭いと睨んでいるのだが、どっちにしてもこれまで何度危うい場面に遭遇したことか。すべからく、本屋はトイレを用意すべきである。

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時計が回ってしまったので、昨日の試合ということになるが、日本×ペルー、2−0。とりあえず、勝ててよかったということと、個人的には巻がゴールを決めてくれて嬉しかった。それと、水野が出たのも嬉しかった。やっぱりジェフのファンだからね。内容的には快勝に近かったが、物足りない面もあった。特に、ゴール前での攻撃の組み立てが出来ていなかった。結果、流れからの得点がなかったのは残念。もっと完全に崩す場面を作らなければ。オシムジャパン初登場の俊輔だったが、今日は無難にプレイしている感じだった。2点目の高原のシュートは素晴らしい。成長したなあ、って感じ。逆にミスが目立ったのは阿部。早目の交代もやむなしという感じだった。もう少し、強いぞ日本、というところが見たいなあ。

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March 24, 2007

先日の医者との一件以来、いったい自分が普通なのか、病気なのか、分からなくなった。医者を代えるべきかどうか、悩んでいる。しかし、それも自分が病気であるという前提の上でのことだ。もし、自分が病気なのではなく、「普通」なのだとすれば、そんなことを考えること自体が意味がない。実際、自分でも分からなくなっているのだ。僕は病気などではなく、単にヒマなだけなのではないか? どこまでが病気で、どこまでが病気じゃないのか。こと鬱病に関してはその線引きが曖昧である。一時期、僕は治ったという実感があった。しかし、今はない。確かに不安定になるときはあるのだ。一度ネガティヴになると、あいだに睡眠を挟まないとリセットできない。やはり僕は病気なのだろう。とすると、最初の命題に戻る。果たして医者を代えるべきなのか否か。彼女の話によると、隣駅の医者は結構いい医者で、なるべく薬を減らす方針らしい。これまで僕は、ありとあらゆる向精神薬を試してきた、と言ってもいい。一度、薬を抜こうとして飲まなかったら、不安定になったこともあった。しかし、考えてみれば、仕事でアメリカに行っているあいだは、二週間ぐらい薬を飲まなくても平気だった。とすれば、薬の影響というのも少なからずあるのではないだろうか? つまり、僕は薬をあんまり信用できなくなりつつある。まあ、6年も飲み続けて、それでも治らないのだから当然の推移と言えよう。もうそろそろ、薬から卒業したいのだが、それは可能なのだろうか? いずれにしても、僕の目的はひとつ、病気を治すことである。

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March 22, 2007

今日は心療内科の日。たかだか片道1時間あまりの、用賀まで行くのが難行のように思われる。実際、あったかくなったが、道行く人を見ていると、みんなもう薄着だ。自分だけが厚着のような気がして恥ずかしく思う。早速帰宅してから薄着にしたが、もう遅いというものだ。さて、医者の方だが、夜元気がない、と相談すると、それは自然なんじゃないですか、という答え。つまり、朝から日中元気がなくて夜元気が出るのは鬱病の症状ではあるが、朝と昼が動けて、夜疲れて寝るだけというのは自然の理に適っているというのである。うーむ。そうなのかなあ。僕は自分が病気であるという自覚をもって相談しているのだが、なんだかあなたは逆に健康なのですよ、と説得されたような感じ。しかし、そう言われたところで治るわけではない。そんなわけで、今日はちょっと医者とのコミュニケーションの齟齬を感じた。薬はひとつ減らすことになった。たぶんそのほうがいいだろうと僕も思う。なんだか自分がどういう病気で、どういう状態なのか分からなくなってしまった。

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March 21, 2007

個人のページの宿命というのか、次から次へとサイトが閉鎖されていって、寂しいかぎりである。ブックマークから削除するのもなんか寂しい。長いこと愛読してきたm_krさんの「感情生活」も閉鎖されてしまった。サイトを閉じるというのは、どういう気分なのだろう? 一種、解放されたような気分になるものなのだろうか? 僕は一度、弟がこのページを読んでいると知って、サイトを閉じなければならないと思い、弟に対して烈火の如く怒ったことがある。僕がこのサイトという場所を失ったら、自分の居場所がなくなると思ったのだ。それほど今の僕は世界から、世の中から、隔離されているような気がしている。自分の居場所、世界や世の中と繋がる場所はここにしかないような気がしている。これは依存症なのか? 人によっては、サイトを持つということが足枷のように感じる人もいるだろう。しかし、僕のように10年近くもやっていると、ここはもうひとつの世界としてある種確立されたものになってしまっている。ただ自分の好き勝手なことを書いているだけの話だが、それを読む誰かがいる、ということはとても重要だ。誰かと繋がっている、ということが大事なのだ。少なくとも僕にとっては。僕もいつかはここを閉じる日が来るのだろうか? それは今はまだ想像できない。長年住んだ家のようなものになっているからだ。新しくイチから建て直すのはちょっと骨が折れる。それに、僕のようなロートルが新しくページを作ったところで誰も見向きもしないだろう。ここは僕の住むもうひとつの世界だ。それに、案外と居心地がいい。

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まあここが日記だとすると、朝更新するというのは間違っているのかもしれない。 なにしろ、まだ一日はほとんど始まってもいないし、終わってもいないのだから。しかし、ここがブログだとすればまあ許される。最近は早寝早起きだ。12時には寝て、7時には起きる。7時に起きるというのは、世間一般からすると早起きの部類には入らず、ごく普通だとは思うが、僕が出かけるのはだいたい9時半ごろになってからなので、十分早起きの部類に入る。朝はコーヒーを2杯飲んで時間をつぶす。それでも時間が余るので、コーヒーの生豆を炒ったりする。ネットを少々して、ニュースを見てみるが、何故か朝のニュースというのはたいしたものはない。以前は朝食後に軽い昼寝をしていたのだが、最近はいくらなんでも寝すぎかも、と思ってやめるようにしている。今日もいい天気っぽい。ここ2・3日は雲ひとつない晴天だった。今日はいい日でありますように。

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March 20, 2007

パソコンのトラブルほど嫌なものはない。今朝、いつものようにパソコンを起動してみると、ガガガガーと凄い音が。結局、音はそれだけで、あとは普通に立ち上がり、普通に動いてはいるが、気になるものは気になる。やっぱり、評判の悪いマウスコンピューターなんかを買ったのがまずかったのだろうか。朝から憂鬱な気分。この際、一度断念した自作にもう一度挑戦してみるべきか。うーむ。

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March 17, 2007

夕食後に脇腹がちくちくと痛み出し、なんだろうな、これは、と思った。脇腹だから胃でもないし、内臓だったら嫌だな、と思うものの、ちくちくちくちく痛みが止まらない。はて、と悩みながら思い出すに、そういえば昔同じように痛んだことがあって、確か六本木の内科で診てもらって筋肉痛だと言われたのだった。それを思い出し、万能頭痛薬のアドヴィルを飲んだ。基本的に痛み止めだからなんとかなるんじゃないかと。するとあーら不思議、風呂から上がってみると、嘘のように痛みは消えていた。凄いな、アドヴィル。

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March 16, 2007

fragmentsを更新。

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March 15, 2007

只今、22時56分、風呂上り。入浴中に詩が一遍、頭の中に浮かんだ。それを書こうかどうしようか迷っている。もともと、僕には詩の才能はない。ただ短いものを詩と呼んでいるに過ぎない。書こうと思ったのは、何年か前に死んでしまった一人の女性についてだ。それほどセンチメンタルではない予定なのだが、結局のところ、センチメンタルな詩になってしまうだろう。さて、どうしようか?

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悪夢を見て明け方5時ごろに目が覚め、トイレに行って、夢の続きを見たくないので、ジュースを飲んで煙草を一服した。しかし、やっぱり夢の続きを見た。どうして悪夢というのは、続きを見てしまうのだろう?

夕食を食べてから、身体が急にダルくなり、重くなった。横になって寝てみようかとも思ったが、いろんなことが頭に浮かんで眠れない。しょうがないので、コーヒーの豆を炒ることにした。とにかく身体が重い。なにをするにも億劫だ。コーヒーを炒っていれば、四六時中攪拌しなければいけないので、なんとか何かをやっている、という状況にはなる。田舎の両親にも電話をしてみる。このページを初めて訪れて、僕が鬱病であることを知らない人にとっては、いったい何を書いているのだ、こいつは、という具合になるだろう。ただの怠け者の言い訳ではないか、と。実際、僕は生来の怠け者である。その怠け者が鬱にかかるとこうなる、という具合。

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March 14, 2007

アマゾンから注文していたCDが届いたので、久しぶりに真っ当に音楽を聴いた。チャカ・カーンと一緒に注文したのはWeather Reportの「Heavy Weather」だ。裏を見ると、1977年、ちょうど30年前のアルバムだ。僕は長いこと音楽業界にいたので、自分で金を払ってコンサートを見たのは2回しかない。そのうちの1回がWeather Reportだった。僕の自慢は、渋谷公会堂のベースアンプから飛び降りる、今は亡きジャコ・パストリアスを生で見たことだ。このアルバムでの彼の存在感は際立っている。当時、学生時代の僕が、軽音の先輩連中がBirdlandをコピーして演奏するのを見てショックを受けた。それにしても、今聴いても凄い音の洪水である。名作だ。

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March 13, 2007

島田雅彦の「エトロフの恋」を読み終わり、これで彼の無限カノン3部作をすべて読んだ。生涯に渡る恋、というテーマはこれまでも数々の作品に取り上げられてきたが、僕の個人的な感想から言えば、それは幻想に過ぎない、と思う。実際のところ、僕にもそれに近い恋があった。二十代始めの恋は、こっぴどい裏切られ方をしたせいもあり、その後何年も人間不信に陥るハメになり、結局、吹っ切れるまで20年もの歳月を要した。今でも実を言うとホントに吹っ切れたのかどうかさほど自信がない。しかし、僕が恋しているのは恐らく、当時の彼女であり、今現在の彼女ではない。47歳になった彼女に今会ったとして、僕の恋が蘇るがどうかは定かではない。恐らく、軽い、あるいは深い失望を覚えるだけなのではないだろうか。何故なら、僕が対面するのは20年という取り戻せない時間だからである。結局、僕らが何故吹っ切れないかというと、それが過去という出来事で、現在対面していない出来事であり、対面出来ない出来事であるからだ。その対面出来ないという、恋を忘れられなくする要素を、島田は天皇制というものを使って作り上げた。天皇制について書くこと自体、ある意味タブーである。そのタブーを島田は巧みに利用して、ひとつの壮大な恋の物語を作り上げた。しかし、僕にはそれすら非現実のものとして感じられてしまう。どうしても自分の恋と照らし合わせてしまう。忘れないことは簡単だが、忘れることは難しい。こと恋に関して言うと、通常の理屈が逆転するのだ。僕自身、忘れることにどれだけ苦労したか。そこまでして忘れる必要があるのか。あるのである。何故なら、もうその恋は取り戻しようがないからだ。実は既にその恋は過去のものとなり、現実には、もう既に存在していない、架空のものとなってしまったからだ。僕が数年おきでもいい、彼女とコンタクトを取り続け、それでも恋心を失わないとすれば、それは過去ではなくて現在の話となる。しかし、僕はもう20年も彼女と会っていない。この無限カノンの主人公、カヲルもそうである。ただ、僕とカヲルの違いは、カヲルは一方的ではあるが、彼女に対してコンタクトを取り続けているという点である。人間はどうして恋をするとかくも執念深くなるものなのか。それはこれまで数々の作家により、数々の作品の中で取り上げられてきた。これは僕の個人的な体験からの意見だとは思うが、人間がそれ(恋)に固執するのは、それが既に過去のものであるから、現在は手が届かないものであるからではないか、と思うのは、いささか悲観的過ぎるのだろうか。

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March 12, 2007

えーと、書くことがないときは何を書けばいいんだっけ……。とりあえず、今日は彼女の誕生日だった。一応ケーキを食べて、プレゼントも渡した。これでも人並みのことはするのである。日本海側は雪だそうで、田舎に電話したら昨日から雪だと言っていた。地球温暖化のせいか、今年は山形ですらほとんど雪が降っていなかったのだから、遅まきの冬が来たようだ。と、とりとめのないことを書いてみるが、このところの悩みは、やたらとおならが出ることだ。人前でもついやってしまう。それも臭い。そんなわけなので、彼女には厳しく叱咤されているのだが、こればかりは生理現象なので、我慢すると身体にもよくないし……などと思っているからやってしまうのだろうか。昔はもっと我慢できたような気がするのだが、これも歳のせいなのか、それとも緊張感の欠如なのか。

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March 10, 2007


Chaka Khanの「I Feel For You」を注文した。なんでかっていうと、名曲「Through the fire」が入っているからである。本日、夕食にタンタンメンを食べていたら、酷い音響でこの曲がかかった。しかし、いいものはいいのだ。堕落して久しいDavid Fosterだが、このころは最高の作曲家であり、アレンジャーであり、プレイヤーであった。それを証明するのがこの曲である。このアルバムは僕のNYの友人であるPhilippe Saisseが確か初めて参加したアルバムでもある。とかくPrince曲のタイトル曲ばかり取り沙汰されるアルバムだが、僕としては一番のお勧めは「Through the fire」だ。最良のDavid Fosterがここにはある。

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March 09, 2007

そういえば一昨日実に久しぶりに元作詞家志望(でいいんだよね?)の女の子と電話で長話をしたのだが、その中で彼女が離婚した経緯に至り、「働かない男は嫌われる」という実にシンプルなテーマが浮き彫りにされたのであった。そう言われてみると、僕も彼女に「働け、働け」と言われ続けている。なーるへそ。って、感心している場合ではなく、これはやっぱり働かなければいかんのではないの? と思うのだが、自分ではこれでも一応働いているつもりであるから困ったものである。やはり、ギャンブラーというのは職業ではないのだろうか。僕としては生産的な活動をしているつもりなのではあるが、ギャンブルというのはその性格からしてときに非生産的結果をもたらすので、世の中の人は「働いている」とみなしてくれないのである。うーむ、これは悲しい。オレって働いてないのね? 毎日サラリーマンよりも勤勉に通っているのに、それでも働いたことにはならないのね。あ、サラリーマンより勤勉というのは言いすぎだな。サラリーマンの人を愚弄することになってしまう。なんせ、僕の場合は好きなときにとっとと止めて、帰って昼寝なんぞをこいているからである。とすると、この昼寝がいかんのであろうか? 昼寝を惜しんで、きちんと8時間労働すればいいのだろうか? って、要するに、僕はことの本質が分かってないっぽい。

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今日は朝起きたときから身体がダルく、パチンコ行くの嫌だなあ、と思いながら、昼寝を挟んで結局2軒も行ってしまった。我ながらヒマなのだね。なにかこう、本を読むとか、映画を見るとか、どうせヒマにしてももう少し文化的な行動を取りたいのだが、最近の僕は病気のせいかこらえ性がない。即退屈を紛らわせることが出来るものに走ってしまう。いや、走ってはいないのだが、だらだらと向いてしまう。建設的な人生、などというものを頭に描いてみようとするが、ちっとも分からない。こんな人生があってもいいのではないの、などと自分に都合よく考えてしまうのだった。もちろん、このままでいいとは思っていないのだが、さりとてどうするという具体的な策が浮かばないのである。先日面接した会社にでも受かれば話は違ってくるのだろうが、最近の僕の就職成功率は宝くじ並みときている。一応自分では日々努力しているつもりなのだが、基本的に僕の努力の欠点は、頭の中だけで終わっているところだ。何事も行動に移さねば。

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March 07, 2007

というわけで、久しぶりに面接に出かけた。慣れないスーツに着替え、秋葉原へ。意外と近い。さて、面接の方はといえば、可もなし不可もなしというところ。年齢に対する偏見は感じられなかったが、こればっかりは結果を見てみないと分からない。帰宅してネクタイを外し、ワイシャツを脱ぐとほっとする。毎日スーツの人は大変だなあと思う。弟に言わせると、何を着ていくか悩まない分だけ慣れると楽だと言うのだが。

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March 06, 2007

いやあ、久しぶりにトップページをいじった。どこかは分からないと思うけど。

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それにしても暖かな陽気。もう春なのだね、と思わせる一日だった。今日も就職活動の続き。明日は面接がひとつある。なんか久しぶりだ、面接ってのも。昨日はとうとう昼寝を一度もしなかった。快挙である。もちろん、今日はたっぷり2時間ほどしたけどね。目が覚めて、時計を見て時間を確かめてからも、朝なのか夕方なのか一瞬判断がつかなかった。5時なら普通夕方だと思うけど、こういうときは不思議なことにどっちなのか分からなくなる。夢と現の区別がつかなくなるのだ。これって、ある意味幸せなことなんだろうな。

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March 05, 2007

ダルさは治まった。今日は珍しく、就職活動なるものをしてみた。というのも、ハローワークのサイトとかを見ても、何故か求人数がやたらと多いからである。というわけでハローワークに赴き、とりあえず、3つほど紹介状をもらった。ま、どうせ書類で落とされるんだろうけどさ……。などとすねながらも久しぶりにスーツ姿になり、近所のコンビニで履歴書用の写真を撮る。それにしても風の強い日だった。これって春一番?

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まずいな、これは。今日もダルい。特に夜になってから、壊滅的にダルい。今日一日、さしたることはしていないのだが。例の散歩コースで昼食を食べたぐらいだ。いったいなんでこんなにダルいんだろう? 春だから? 季節の変わり目って奴なのか。春なのに、って歌はあったが。昨夜はとうとう寝床に就いて本を1ページも読まずに寝てしまった。いかん。これではいかん。唯一の文化的活動をしなくなっては、本当にただのダメ男になってしまう。まあ十分既に資格はあると思うが。それはともかく、ようやく待望のJリーグが始まったはいいが、ジェフは黒星スタート。しゅん。しかも、移籍した坂本が結構活躍したっぽい。どうも元気の出る材料がないなあ。

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March 03, 2007

なんつったらいいか、心身ともに絶不調である。とにかく身体がだるいし、重い。今日で散歩をするのは3日連続となったが、歩き始めの辛いこと。ふらふらしながら歩いた。戻ってきても、疲れ果ててでもいるのか、身体が思うように動かない。当然、元気もある筈がなく、抗不安剤を余計に飲むが、これがかえってよくなかったのかもしれない。もうダルダルになってしまった。ああ、もう春も近いというのに、っていうか、春なの? 今? っていうのに、こんなんじゃダメだ。とにかく、元気が欲しい。

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March 02, 2007

髪を切った。は、いいんだけど、なんか中国のオーケストラのビオラ奏者みたいになってしまった。難しいなあ、髪型って。それはそうと、途中から女の子が顔剃りとマッサージをやってくれたんだけど、気持ちよかった。なんか、男と女の違いを感じた。ええなあー、って感じ。オヤジが入っているのだろうか。

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March 01, 2007

もう3月なのだね。なんか3月といえばもう春ということだが、いまひとつまだピンと来ない。確かに遊歩道のアジサイはもう芽を出し始めているし、梅の花も咲いている。それにしても月日の経つのは速いなあ。

久しぶりに散歩をした。がんばれ、がんばれ、と言いながら。今の僕には散歩ひとつすることが物凄く大変なことなのだ。重い腰を上げて、ドアを開けるまでが一苦労だ。それぐらい、鬱病の人間というのは、何もする気になれないのだった。僕と同じく鬱病に苦しんでいる田舎の父が、また散歩を始めたと聞いた。それも、僕の名前を呼んで、がんばれ、がんばれ、と言いながら歩いているという。だから僕も歩くことにした。たかだか歩くこと。それが僕らにとっては、最大限の努力を必要とするのだった。散歩の帰りに、本屋に寄って島田雅彦の「エトロフの恋」を買って、閉店間際のドトールでカフェ・モカを飲んだ。ちょっとしたご褒美だ。

ところで、昨日の試合だけれど、A代表で即通用しそうなのは、水野ぐらいじゃないかな。

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