December 31, 2006

いよいよ今年も今日で終わりだ。ばんざーい。早く終われ。ところで、気になっているのは、僕が応援するジェフ千葉の主力選手二人、阿部と坂本の移籍話である。どちらも看板選手なだけに、是が非でも残って欲しい。まあ、万が一、移籍してもジェフの応援は続けるつもりだけど。

今年が僕にとってどんな年であったかはfragmentsの方に既に書いたけれど、今年はもうひとつの意味があった。それは、裏本の製造が終了したことである。裏本の終焉。これはひとつの時代の終わりを意味する。考えてみれば、学生時代、まだ高円寺に住んでいたころ、当時としては大枚の5000円を握り締めて、薄暗い裏通りの階段を上り、狭いアダルトショップに通い詰めたものだ。裏本は僕の青春でもあった。さらば、裏本。こんなことなら、何冊かとっておけばよかったな……。

今日から3日まで帰省します。というわけで、本年もいろんな方々にお世話になりました。特にtakさんには随分と励まされました。ありがとう! そんなわけで今年一年、ありがとうございました。来年もどうぞよろしく。よいお年を。

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December 30, 2006

街はどこか閑散としている。年末の慌しさは感じられない。土日が重なったからだろうか。スタンダールの「パルムの僧院」を読み終わった。一度頓挫して、再度読み直し、ようやく最後まで読んだ。名作と呼ばれているものの、僕にはどこが名作なのかは分からなかった。大学ではフランス文学を専攻していたのに、スタンダールも読んでいないんじゃ、と思って読んだまでだ。それより、たまたま本屋に立ち寄ったら、島田雅彦の「彗星の住人」が文庫になっていたので、早速買った。3部作で、前から読みたかったのだが、いまひとつ踏み切れないでいたものだけに、なんか得した気分。しかし、静かだ。あと1日で今年が終わるとは思えない。どうも思い出せないが、一年の終わりというものは、こんな感じだったろうか? 

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December 28, 2006

今朝6時に起きて、朝食後にメールチェックしようと思ったら、繋がらない。どころか、自分のサイトすら見れない。これはサーバがダウンしたに違いないと思って、サポートに電話をしてみたところ、僕のcgiのひとつが暴走して、一時的に止めている状態だと言うのである。それで、一時的に解除してもらい、問題のcgiを上書きしたところ、なんとか解決。しかし、いろんなことがあるものだ。そんなわけなので、朝、このサイトを訪れてくれた人、サイトを閉鎖したわけではありません。ご迷惑をおかけしました。

ということが起きている間、朝、近所の泌尿器科に行ってきた。最近の性欲のなさと、射精時の痛みから、これは前立腺炎に違いないと思ったのである。それで、尿検査だの、超音波測定だの、果ては前立腺のマッサージ(いわゆる性感マッサージと同じだが、気持ちよいどころか、痛くて仕方がなかった)やらをやって、結局、慢性の前立腺炎であることが分かった。やれやれ。薬も処方してもらったので、なんとかこれで性欲の方も回復してもらいたいものである。

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December 27, 2006

久しぶりにfragmentsを更新。ま、年末恒例という奴だが、無理やり書いた感じ。こうやって書いてみると、今年は酷い年だったなあ……。来年はなんかいいことあるかな。

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December 26, 2006

たまには雨が降るのもいいが、今日のように一日中土砂降りというのは参る。外に出る気がしない。出ると靴下まで濡れちゃうし、困ったものである。今年も残すところあと5日。早く終わってくれないかな。もういいや、今年は。

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December 24, 2006

マンションの大家がデジタル放送の契約をしてくれて、本日、チューナーが届いた。これで地上デジタル、BSデジタルともに無料で見れることになった。思わぬクリスマスプレゼントである。ま、テレビあんまり見ないんだけどね。それでもBSがデジタルで見れるというのは嬉しい。ハイビジョンも見れるので、イチローの試合も見れそう。その代わりに、今まで使っていたバッタもののCATVチューナーを彼女にあげた。というわけで、こっちは僕のクリスマスプレゼント。こっちの方がWOWOWとかも見れるのだが、最近はさっぱり見ないので、彼女が喜んでくれればそれでいい。てな感じのクリスマスイヴでしたね、今日は。

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日増しにここを訪れる人が減っているのは、年末で忙しいから? それともここがつまらなくなっているから? どっちだろう? いずれにしても、今日(23日)は最低記録(7人)を記録した。だんだん、バレーボールすら怪しくなってきたぞ。うーん、どうすればいいのだろう? ちなみにこれまでの最高記録は50何人て奴だが、毎日それだけの人が見に来るとなると逆に気持ち悪かったりもして。ま、いいか、とりあえずテニスか卓球ぐらいができれば。

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December 23, 2006

指先にコーヒー豆が出来た。要するに、火傷が血豆になったのである。まるでドトールのトレードマークみたいだ。なんで火傷したかというと、コーヒーを炒っていて火傷したのだ。毎朝、僕は早く起きて時間を持て余している。そんなわけで、朝、コーヒーの豆を炒るのが日課のようになってしまった。鍋を振っていると、ときおりコーヒー豆が飛び出してしまう。それを拾うと、物凄く熱いのだ。当然ながら。そんなわけで火傷してしまったのだが、それで指先にコーヒー豆が出来たというのも何か因縁のようなものを感じて、面白い。

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December 21, 2006

サンタがそこらじゅうを闊歩している。考えてみれば、今年も来週一杯で終わりだ。なんてこった。クリスマスなんてくそ食らえ! と言いたい気分。僕がロマンチストでないわけではない。ロマンチストだからこそ、クリスマスなんてイベントには興味がないのだ。クリスマスのお台場なんて、想像しただけでぞっとするね。ロマンチックの大安売り。一度、お台場のライブに行って、帰りがけに(夜だった)開いている店に入って夕食を食べていたら、僕以外は全員若いカップルだった。それも皆が皆、いちゃいちゃしている。まるでホテルの待合室だ。本当のロマンチシズムを味わいたいのなら、ニューヨークに行くべきだ。ま、僕の知っている範囲での話だけど。まあ、こんなことを言い出すのも、年を取った証拠なのだろうか。頑固で偏屈なジジイになるのかなあ。

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うーん、やっぱり睡眠がおかしい。昨夜は12時に睡眠薬とメラトニンを飲んで寝たにも関わらず、2時に目が覚めてしまった。それも眠いのに眠れなくてうんうんしているという夢を見て。目が覚めたとき、完全に譫妄(せんもう)状態で、夢と現実の区別がつかず、電気を点けて自宅にいるということが分かってほっとする始末。オレンジジュースを飲んで煙草を一服し、ふたたび就寝。結局、6時に目が覚めた。それでもなんとか寝た気はする。で、今これを書いているというわけ。外がようやく明るくなってきた。まったく、冬の朝は遅いね。

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December 20, 2006

なんか昨日から急に寒くなった気がする。体調もあまりよろしくない。どうも、湿疹の痒み止めに飲んでいる薬が合わないようだ。それはともかく、ある人に毎日どんな生活を送っているのかと聞かれ、「毎日パチンコに行って、帰って昼寝をして、夕飯を食べて、することがなくてぼうっとして、風呂に入って寝る、の繰り返しです」と答えたところ、何物にも束縛されず、悠々自適ですね、と言われた。はて? そうなの? オレって悠々自適? とんでもない。僕は「生活」というものに思い切り束縛されているのだった。だから毎日が必死だ。することがなくてぼうっとしているのも辛い。何か打ち込めるものが欲しい。熱中できるものが欲しい。「生活」に熱中するのはいささか疲れるし、空しい。

Posted by Sukeza at 07:39 PM | Comments (0)

December 17, 2006

今度は睡眠障害である。こま切れにしか眠れなくなった。まとめて眠れないのである。今日はまだ5時間ほど寝れたからよかったが、昨日は2時間おきに目が覚めてしまう始末。今日も三度寝ぐらいしてやっと睡眠が取れたという気がした。とにかく夢ばかり見る。睡眠が浅いのだろうか。それとも、体内時計が狂い始めているのか。まあ、メラトニンは足らんだろうなあ。そうか、今日は睡眠薬のほかにメラトニンも飲んでみよう。

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December 14, 2006

最近放置していたliksを見てみると、腰が抜けるほどの(マジで)大量のジャンク(スパム)リンクが。それにしても驚くべき数である。以前、サイトを立ち上げたころ、よく相互リンクの依頼メールが来ていたので、勝手に相互リンクできるようにと作ったのだが、かえって裏目に出たようだ。酷い荒れ放題。いったい、どこのヒマ人がこんなことをするのだろう? 削除するのにも一苦労だ。やれやれ。これでは普通のリンクのページに作り直した方がよさそうだ。

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December 13, 2006

しかしすることがない。というか、何をしたらいいのか分からない。自分が何をしたいのかも分からない。これが毎日の僕の繰り返しだ。こういうところが、ああ、僕は鬱病なんだなあと思うのである。とにかく、あれほど好きだった映画を見る気も起きない。ギターを触る気がしない。テレビも見ないし、たまに見ていると寝てしまう。かろうじて本だけは読んでいるが、これも寝床に入ってから寝るまでの間だけである。かつて、僕はいったい何をしていたのか、どういう日々を送っていたのか、思い出せない。僕は好奇心旺盛な、いつもうずうずしているような人間だったはずだ。夜中の12時が絶好調だった。今ではもう寝る時間になっている。毎日波のように押し寄せる虚無感と向かい合いながら、何かしたい、でも何をしたらいいか分からない、の繰り返し。例えば、するべきことがあっても、できなかったりもする。こういうときにエクセルやらワードやらの勉強をすべきだとは思うし、こういう時間のあるときにこそ、小説をまた書くべきだとも思う。fragmentsのひとつも更新したらどうかとも思う。しかし、今の僕にはエッセイひとつ書くのが一苦労なのだ。なんのイマジネーションも湧かない。まるで頭の中が空っぽか、綿が詰まってでもいるように。欲がないといえば欲がないので、仏門にでも入るべきなのだろうか。達磨のように10年ぐらい壁と対峙すべきなのか。茫漠とした毎日。まるで砂漠の中に取り残されたようだ。360度、見渡す限り砂しかないような気分だ。唯一、ほっとするのは風呂に入るときと、昼寝を含めた寝るときぐらいだ。これではまるで老人だ。僕のイマジネーションは枯渇してしまったのだろうか? こうして一旦何かを書き始めると、半ば習慣のように言葉が出てくる。それは僕の中から勝手に出てくるのであって、前もってプランがあるわけでもない。だから、恐らく読み返すと支離滅裂なことを書いている可能性もある。一応、アップする前に推敲はしてるんだけどね。それにしても、いったいいつになれば僕のやる気は戻るのだろう。これはただの独り言だ。戯言である。このように、僕は日々独り言を呟くのみだ。いったい、いつ、誰が、僕をこの状況から救ってくれるのだろう? ああ、突然見知らぬ女性から電話がかかったりしてこないものか? 別に恋をしようというわけではない。ただ単に退屈なだけだ。この退屈から救ってくれるのであれば誰でもいい。はて、こういうのを退屈と呼ぶべきなのだろうか? ただの空虚と呼ぶべきなのではないか? 僕は一生懸命生きているつもりだ。毎日、頑張っているつもりなのだ。しかし、毎日が空虚だ。まったく、なんてこった。

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December 12, 2006

昨日は車が2度ほどエンストしたし、AVアンプがリモコンに反応しなくなった。どうして物が壊れるときっていうのは、こう連鎖するのだろう? まあ、車も別に壊れたというほどのことでもないし、アンプは元々中古で買ったものなので、そろそろガタが来るころだったのかもしれない。つまり、悪いことは立て続けに起こる、っていうようなことは単なる気のせいであるということだ。たぶん、物事が重なるということ自体がたまにしか起こらないので、記憶に残るのだと思う。要は、今は悪い流れじゃないと思いたいわけで、無理やりにでもそう思いたいのである。別に僕が特にツイていないというわけではなくて、ごくごく当たり前のことが起こっているだけなのだ、という具合に。物事そうそういい方にばかり転がるものでもないだろう。たまには変な方に転がることもあるし、災い転じて福となる、ということわざもある。うーん、てな具合に無理にでもプラス思考にもっていこうとしているのだが、要するにそれだけ最近ツイていないということの裏返しでもあるのだった。

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December 11, 2006

うーん、痒い。足が痒い。いわゆる寒冷性湿疹という奴である。要するに乾燥肌というわけだ。僕は毎冬これに悩まされているのだが、今年はちゃんと医者から薬をもらっているにも関わらず(飲み薬まで飲んでいる)、なかなか効いてくれない。そういえば、この薬、確か5千なんぼという阿呆みたいな薬代を取られたくせに効かないとは、もってのほかである。薬替えてもらおうかな……しかし、また薬代を吹っかけられると思うと足が重い。っていうか、痒い。困ったものだ。

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December 10, 2006

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うちのカメでございます。名前は一応ジョジョというのだが、単にカメと呼ぶことがほとんど。種類はスティンクポットと言って、アメリカの東南部に生息する。つまり、あったかいところに住んでいる。ということは、寒いところが苦手だ。あまり寒いと冬眠してしまう。そんなわけで、一応簡単なヒーターは入れているものの、先日ホットスポットを作る電球を買ってきた。要するに、日光に近く、暖かい場所を作る電球である。ところが、この電球が三日と持たずに切れてしまった。どうやら原因は、浄水装置から撥ねる水滴のようだ。うーむ、コストパフォーマンス悪いな、と思いながら、3日ごとに1000いくらもする電球を買い与えるわけにもいかないので、この冬は電球なしで我慢してもらうことにした。すまんね、カメ。

昨日はちょっと精神的に不安定だった。例によって最初は躁状態で、のちに鬱状態になるというパターン。夜になって追加で安定剤を飲んだらようやく落ち着いたが、今日もどうやらそんな感じになりそうな躁状態からのスタートだった。とにかくこうなると僕はよくしゃべる。人がいようがいまいが、要するに一人でもしゃべる。挙句の果てに歌い始める。そんな状態の中、新宿まで出かけていって、派遣会社の登録に行ってきた。そこで大いにショックを受けたのは、スキルチェックでワードとエクセルの問題をやらされたのだが、全然と言っていいほどできなかったことだ。僕は生まれてこの方、人より出来ないものはないと言っても過言ではないほど、器用というか、器用貧乏というか、とにかく、なんでも人並み以上にはこなせる自信があった。それがもろくも本日、崩壊してしまったのである。帰り道での落胆は言うまでもない。これじゃあ仕事を紹介なんかしてもらえるわけないじゃん、えーん、という具合に、一緒についてきてくれた彼女に延々と愚痴をこぼしまくり(つまり、いまだ躁状態だったわけだ)、わしはなんも役に立たん人間なのだーと、ほとほと落ち込んだのであった。しかし、この躁状態のときの落胆というのは、単に機関銃のように愚痴をこぼすという傍迷惑なもので、下手に元気がいいものだから始末が悪い。一緒に来てくれた彼女はさぞ迷惑だったことだろう。ごめん。

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December 08, 2006

また来た。いや、たぶん、またやってきた。あの、NHKが。そうとしか考えられない。時刻は夜の9時40分。いきなりピンポンピンポンとドアチャイムを2度鳴らす音が。条件反射的に逃げ腰になる僕。もう一度2回チャイムが鳴った。恐る恐るドアスコープを覗いてみる。なんでかっていうと、宅急便という可能性もなきにしもあらずだからだ。しかし、あろうことか、ドアスコープは温度差のせいか、小学校のころに見た万華鏡のようになっていて、何がなんだかさっぱり分からない。また2度鳴った。僕は本能の赴くまま、部屋の奥へと逃げ込んだ。すると、今度はどんどんとドアを2度叩く音が。怖い。なんて怖いんだ。しかも無礼である。夜中に人の家のドアを叩く、いや、ノックか、まあいい、どっちでも、とにかく、無礼者! 怖いぞ! というわけでしばらく経って、って今なのだが、ドアを開けて見てみると、何も不在票らしきものは入っていない。とすると、これは天敵のNHKに間違いない。うーむ。おのれ、僕が最近テレビを見ないと知っての狼藉か。とにかく、夜中に人を驚かせるのはやめてくれ。

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December 06, 2006

昨夜、寝る前に電気を消すときに時計を見たら、まだ11時15分だった。それで、今朝何時に起きたかというと、6時20分。おお、ちょうど7時間寝れたではないか! ナイスですね。ところが、朝食を摂ったあと、寝る前に飲んでいるパキシルという薬が残っているのか、ぐらぐらする。で、また寝てしまった。8時45分に目覚ましが鳴るまで。これでは寝すぎである。一説によると、7時間より多くても少なくても鬱病にかかりやすい(ホントかね?)という話があるので、今日の場合は寝すぎになるのだろう。でも、一昨日が3時間ごとに目が覚めていたので、それよりはよっぽどマシだ。

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December 05, 2006

ウラジーミル・ナボコフの「ロリータ」を読み終わった。先日、僕はこの小説を読んでいる途中で、退屈極まりないと書いた。実際問題として、そのとき、僕は退屈していた。延々と続くハンバートとロリータの旅の最中だ。ところが、今、この小説を読み終わってみて、感想を述べる段になると、面白かったのである。正直、面白かった。僕はこの小説を、今年読んだ小説のベスト・ワンにしたい。ときにはうんざりするくらい長い名文も、果てしのない主人公の妄想も、こらえ性のない読者である僕にはとても退屈なものに思えたが、いざ読み終わってみると、それらがいかに効果的に絡み合い、連鎖し、伏線を描いていたかに気づくのだった。大団円には爽快さすら覚える。これはロシア人の作者が英語で書いた初めての小説にも関わらず、非常にアメリカ的な小説である。古典と呼ばれているにも関わらず、素晴らしくモダンな小説だ。これは若島氏の訳によるところも大きいだろう。とにかく、こらえ性のない僕が、途中で投げ出さずに最後まで読んだということは、とても幸運なことだった。小説を書いている、あるいは、書きたいと思っている人に読んでもらいたい本。

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December 04, 2006

街の中はどこもかしこもジングル・ベル。まったく気の早い国だ。チロルチョコのバラエティパックを買ってきて、ちまちまと食べながら書いている。このチロルチョコのバラエティパックは、昨年、3ヶ月ばかり通った世にも退屈な会社でも、仕事中にときおり引き出しを開けては1個ずつ食べて、ストレスをちょっとでも解消するのに役立ってくれた。このチロルチョコ、いったいいつからあるのだろう? 随分昔からありそうな雰囲気だ。食べ始めたのは最近だが、名前にはなんとなくずっと聞き覚えがある。残念なのは、バラエティパックからきなこ味がなくなったことだ。代わりに、黒ごまたるとが入ったが、僕はきなこの方が好きだった。ちなみにこのチロルチョコ、バラ売りだと1個21円なのだが、バラエティパックだと30個入りで300円。なんと半額。なんて風に考えても楽しい。

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December 02, 2006

朝起きたら頭痛が酷く、朝っぱらからアドヴィルを飲んだ。ちなみにアドヴィルは最強の頭痛薬である。イブプロフェン200mgの効果は抜群だ。で、Jリーグの最終戦、浦和×G大阪の試合が気になり、パチンコを途中で切り上げて見る。ところが、見始めた途端に寝てしまう始末。やれやれ。ともあれ、浦和レッズ優勝おめでとうございます。僕自身は地元であるにも関わらず、レッズファンではないので、特に感慨はないのであるが。

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December 01, 2006

もう12月である。12月。どうにもならんよね? いまから駄々こねても11月にはならんよね? というわけで、今年ももう終わろうとしている。

今日は熟睡できた。熟睡とはいうものの、夜である。当たり前じゃん、と思わないで欲しい。つまり、夜とは言っても7時から10時までなのである。つまり昼寝だ。なんでこんな中途半端な時間に久々に熟睡というものが出来たかっていうと、疲れ果てていたからである。夢も見ないで寝たのはホントに久しぶりだ。なんでこんなに疲れたかというと、今日も懲りずにパチンコに行って、5時半まで粘ったから。しかし情けない。全盛期は(って、いつのことを全盛期と指すかは微妙だが)、朝10時の開店から昼飯も食わずに毎日10時まで粘っていたものだった。それがこの体たらく。なんつーことであろうか。なんという体力の低下であろうか。目を覆わんばかりである。それにしてもオレって体力ないなー、てなことを痛感したのであった。

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