August 30, 2005

やたら寝まくる癖がついてしまったようだ。8時に目覚ましをかけておいたのに、目が覚めたのは9時過ぎ。1時間以上も目覚ましが鳴り続けていたというのに。

すっかり夜は涼しくなった。近くの公園まで散歩に出てみると、気持ちのいい風が吹いてくる。それも道理、もう8月も終りだ。今年の8月はことのほか暑く感じたし、実際のところ散々だった。就職活動は壊滅状態、今日もひとつ落とされた。ほとんど毎日ブルーになっていたような気がする。グレート・ブルー、グラン・ブルー、ビッグ・ブルー。パチンコ屋に行けばあまりの冷房の寒さにブルー。とにかく、いろんな意味でストレスだらけの月だった。まあそれも考え方ひとつなのだろうけど、今の僕の精神状態はなにかっつうと悲観的な方に向いてしまうので。とにかく、ことあるごとに落ち込んでばかり。毎日僕の愚痴や弱音を聞かされている彼女はたまったものではないだろう。いつもいつも、ほとんど毎日のように僕を元気づけてくれる彼女には本当に頭が下がる。

Posted by Sukeza at 12:45 AM | Comments (0)

August 29, 2005

まあ日曜日だから、ということはあるのだけれど、本日、目が覚めたらなんと11時半。唖然。どうりで夢を延々と見ていたわけだ。昨日はそれほど疲れが溜まっていたわけではないのだが。それにしても寝るなあ、最近。以前に比べれば、少しはリラックスしてきたということなのだろうか。

例のいい感じの喫茶店探し、本日は大宮の茜屋珈琲店に行ってきたが、全然ダメ。静かすぎる地下の店内は却って落ち着かないし、どこか閉塞感すらある。コーヒーも高い値段ほどおいしくない。要するに、茜屋はどこに行っても同じ。

Posted by Sukeza at 01:19 AM | Comments (0)

August 26, 2005

台風のせいで朝から一日中雨。相変わらず、毎日夢を見る。先日読んだ本に、夢というのは寝ているあいだに脳が記憶を適当に組み合わせている作業によるもの、と書いてあったが、その通り、入れ替わり立ち代わり、かつての知り合いたちが脈絡もなく毎日登場する。というか、単に僕は影響を受けやすいたちで、すっかり本を鵜呑みにしているだけなのだろうか。いずれにしても、朝起きると、毎日過去を振り返っているようでなんだか寝覚めがよくない。たまには夢を見ないでぐっすりと眠りたいものだ。

久々にDVDで映画を見た。最近は鬱状態のせいか、なかなか映画を見る気にもなれなかった。「赤目四十八瀧心中未遂」。直木賞を受賞した車谷長吉の原作は、彼の小説の中ではエンターテインメント性がある方で面白かったが、映画の方は重苦しく陰鬱なだけだった。こういうときに見る映画じゃなかったなあなどといまさらながら思うのだった。

Posted by Sukeza at 12:48 AM | Comments (0)

August 25, 2005

台風のせいなのか、突然涼しくなった。それとももう夏の終り? いずれにしろ、確実に、そして刻々と時は刻まれている。相変わらず、僕は単調な日々を送っている。朝起きて、パチンコ屋に行って、夜は彼女と会う。このところ、以前のように無闇に履歴書を送らないことにしているので、就職活動もじっと結果を待っているという具合だ。それ以前に、応募できるようなところがなかなか見つからないというのが本当のところ。まったく、歳は取りたくないものだし、改めて自分のキャリアがつぶしが利かないものだと思う。実際、音楽業界のキャリアなんて、他の業界にとっては取るに足らないものらしい。今日は夕方ハローワークに行って紹介状をひとつもらってきた。明後日面接なのだが、正直、なんの仕事なのか、どんな会社なのかもわからない。どうも日々やけくそになってきつつあるような気もする。まあ、焦りすぎているよりはマシかなとも思うのだけれど、どっちもどっちという感じだ。こんな調子で、いつかは僕の第二の人生が決まってしまうのかと思うとちょっとせつないような、妙な気持ちだ。いずれにしても、これほど毎日人生というものに考えを巡らすことは今までなかった。というよりも、これまでは人生というものをろくすっぽ考えないで生きてきたような気さえする。でも、それでもいいのだという気もする。本当のところは、そんな風に深刻に考えないで、気の赴くままに生きてみたい気がする。それとも猪突猛進という具合に。なんにせよ、時は進み、僕は生きている。

Posted by Sukeza at 12:36 AM | Comments (0)

August 24, 2005

先日暑いと書いた途端に、昨日から夕方以降涼しくなってきた。これも一時的なものなのだろうか。特に今日は、夜になって雨が降り、涼しくて非常に過ごしやすい。このまま涼しくなってくれればいいのだが。

このところ、毎日彼女と会っている。というのも、現在彼女は失業中、僕もほぼ無職状態だからだ。夜になると、なんとなく会ってお茶を飲みながらとりとめのない話を毎晩している。よく話が尽きないものだと思う。というか、たいした話はしていないのだけれど。結局最後は僕の仕事の話になってしまう。自分でもこう毎日毎日同じことを考えてよく飽きないものだと思う。これも鬱病の一環なのだとは思うのだけれど。

今日も夜になって彼女と地元のイタリアン・レストランに行って外の席でカプチーノを飲んだ。雨上がりの夜気はとても心地よかった。風が吹いてきて、Tシャツ一枚だと肌寒く感じるぐらい涼しかった。カプチーノを飲みながら、どうでもいいような話をのんびりとする。こう毎日会っていると、僕らの間には劇的でドラマチックな話題というものはない。それでもこれが幸せというものなのだろうかとふと考える。そしてこうも考える。僕が毎日不安になったり、悩んだりしているのは、たぶん欲張りすぎているのではないかと。大方僕の抱える悩みというのは、所詮これまで積み重ねてきたプライドというものに過ぎないのではないかと。僕はなにもすべてを失うと決まったわけではない。本当に肝心なものさえ失わなければいいのだ。

Posted by Sukeza at 12:42 AM | Comments (0)

August 22, 2005

それにしても毎日殺人的な暑さだ。今年の夏はとりわけ暑い気がする。

喫茶店が好きだ。落ち着いた雰囲気でコーヒーが美味ければ申し分ない。というわけで、いい感じの喫茶店を常に探しているのだが、本日は川越のあぶり珈琲に行ってきた。気に入った。「あぶり」というのはフランス語で隠れ家という意味らしいのだが、それにふさわしい落ち着いた静かな雰囲気。それでコーヒーもうまい。おかわりした上に豆も買ってきてしまった。というわけで、近くの人にはおすすめです。

それにしても、平山の2ゴールデビューには驚いた。

Posted by Sukeza at 12:23 AM | Comments (0)

August 18, 2005

とりあえず、ワールドカップ最終予選のイラン戦に勝って1位通過できたのはよかった。先発メンバーを元に戻した今回、後半は疲れてしまって足が動かなくなっていたけれど、前半は見違えるように積極的で効果的な攻撃が見られた。例によって1対1の局面で物足りない場面はあったが、守備意識は高かった。こうしてみると、東アジア選手権の先発メンバー総入れ替えは十分に効果があったと思える。

ところで、サッカーの結果を除けば、今日という日は散々な日だった。これまでちゃんと書いていたかどうか忘れてしまったのだけれど、今の僕は会社を辞めてから最大手のクライアントをフリーのプロデューサーとして担当している。とりあえず今はそれで食っている。それではいつまでも食えんだろうということで、将来的な不安もあり、就職活動をしているわけである。今日の午前中は営業活動としてそのクライアントを訪ねた。久々に会う担当者は夏休みの海水浴で真っ黒に日焼けしていた。海外市場の近況を恐る恐る尋ねてみると、恐れていた通り、まったく停滞して煮詰まっている状態だと言う。これは少なからず予想していたことではあったが、非常にショックだった。つまり、この先の受注の見込みが極端に薄い(というかほとんど見込めない)ということだ。打ち合わせを終えて、川崎の隅っこにある田舎の駅で電車を待ちながら、僕はしばし呆然とした。長い付き合いで随分と世話にもなった担当者であるが、もう会うこともないだろうと思った。これで僕はいよいよもって就職活動一本に絞らなければならなくなった。電車を乗り継いで地元に帰ってくるあいだも、呆然としていた。これで、今銀行にある分以外の収入は見込めなくなった。銀行に残高があるうちに就職を決めなければならない。地元に戻り、駅前のドトールで遅めの昼食を摂った。そこで家に帰って鬱々とするのも嫌だなと思い、よせばいいのにパチンコ屋に行った。ちょうど2時ごろだ。それから2時間、ハマりまくってきっかり2万円負けた。肩を落として帰宅すると、追い討ちをかけるように、先日応募した会社から履歴書が戻ってきていた。このところはこんな感じで書類で落とされてばかり。これだけ続けばさすがにまいる。泣きっ面に蜂とはこのことだ。よくよく考えてみれば、何がどう変わったというわけではなく、すべては予想の範囲の出来事だ。しかし、こう立て続けにつきつけられると気が滅入る。後がないという恐怖を覚える。僕があまりに落ち込んでいるのを見かねて、彼女がやってきて一緒にサッカーを見たというわけだ。今の僕がいかに追い詰められているか、少しはわかってもらえたかな?

サッカーを見終わると、酷い一日にさすがに疲れ果てて昼寝をしてしまった。1時間ほど寝て彼女に起こされる。そこで僕が寝ているあいだに僕の履歴書を見た彼女が言うには、僕の履歴書は退社歴が多すぎるのではないかと。だから長続きしないと思われて書類で落とされるんじゃないの、というわけである。ちょっとぐらい退社歴を減らした方がいいんじゃないかと彼女は言う。僕はこれでも根が正直なので、なかなかそういう発想にはならないし、できることなら嘘は書きたくない。しかし、彼女の言うことも的を射ている。そこで、彼女を送り届けたあと、履歴書を一部直してみた。僕はこれまで7回会社を替わっているが、それを6つに減らしてみた。ま、改ざんだけれど、系列の会社をまとめたのでまんざらまるっきりの嘘というわけでもない。すると、ひとつ減っただけで印象が違うような気がする。すると、なんとなく効果があるような気がしてくる。職務経歴書もそれに合わせて直す。さて、明日からはこれでまた就職活動にいそしむことにしよう。まったく、しんどいなあ。

Posted by Sukeza at 02:07 AM | Comments (0)

August 16, 2005

今日の地震には驚いた。揺れが長く続いたのでびびった。元々僕は子供のころ新潟地震を経験していて地震が非常に怖いのである。もう、ちょっとした地震でもとにかくびびる。ところでちょうど地震が来たころ、僕はパチンコ屋にいた。しかもちょうど揺れ始めたころに当たっていた。なので、揺れている間じゅうハンドルから手を放せなかった。パチンコ屋のテレビを見ると、震源が宮城県で震度6だと言うので、すぐに仙台に住む弟の携帯に電話をしてみたが、まったく通じなかった。何回かけても通じないので、弟の自宅に電話してみると、弟のかみさんが出て、どうやら仙台市内は震度5で大丈夫だったということだった。まったく、いつまで経っても地震は怖い。

Posted by Sukeza at 11:59 PM | Comments (0)

August 14, 2005

近頃わりと朝型なので、たまには午前中に更新してみることにした。実際、朝昼と夜の思考というものは違うので、最近は夜になると鬱傾向が強く更新するのもなかなかしんどいので。

世の中はお盆の真っ最中である。新幹線の予約状況とかを見てみると、どうも世の中は水曜日まで休みのところが多いらしい。困った。することがない。就職活動も休まざるを得ないし、パチンコ屋も混んでいることだろう。こういう、何もしなくていい時期にゆっくりできないところが今の僕の精神状態の辛いところである。昨夜、弟の携帯に久しぶりに電話してみたところ、ちょうど弟の家族全員で実家に帰っているところだった。電話の向こうでにぎやかな笑い声が聞こえる。母に電話を代わると、にぎやかでいいとはしゃいでいた。何年かぶりに弟の長男と電話で話してみると、声変わりしていてまるで別人のようでちょっと気まずかった。中学で野球部に行っているそうである。電話を切ったあと、みんなあまりにも幸せそうで、自分だけ蚊帳の外のような感じがする。しかしながら、みんなが沈んでいたらもっとブルーになることだろう。今の時期は亡くなった祖母が帰ってきているはずだが、僕のところには来てくれないのだろうか?

ところで、リンク集であるlinksのページなのだが、誰でも勝手に相互リンクできるようなかたちに改造してみたものの、誰も登録してくれないなあと思っていたのだが、本日久しぶりに見てみると、二つばかり登録してあった。一瞬、おっとか思う。で、見てみるとなんだか微妙なページがリンクされてあった。ひとつは明らかにカテゴリが違うので、カテゴリを移しておこうとも思うのだが、内容がどうも宣伝っぽいなあ……削除しようかなあ。で、思ったのは、このシステムの難点は、誰が登録したのかわからないところである。僕が追加したのか、それとも違う人が追加したのかわからない。うーむ。これはルールを決めて、コメントの中に紹介者の名前を(Sukeza)のように入れるようにするべきか。たぶんそうすると面倒がる人も多そうだが、とりあえず、僕が登録したものに関しては少なくとも表示を入れるようにしよう。というわけで、自分のページを登録したい人はどんどん登録してください。一度は見に行きます。で、できることなら紹介者(登録者)の名前を入れてもらえるとありがたいです。

Posted by Sukeza at 10:27 AM | Comments (0)

August 13, 2005

不合格通知が二つ届き、これで就職活動はほぼ振り出しに戻った。おかげで、また強い不安感に悩まされる。客観的に考えればよいことはわかっている。つまり、最悪のことばかり考える必要はないということだが、どうもこういうときはネガティブな方向にばかり思考が行ってしまう。困ったものだ。彼女いわく、近頃の僕は目が死んでいるそうである。

Posted by Sukeza at 12:16 AM | Comments (0)

August 10, 2005

夏というのは、どうしてこうなのだろう。すべてが停滞気味。就職活動の方も、履歴書を出したところから反応がなく、ただ待っているだけ。いい加減煮詰まっている。冷房の効きすぎているパチンコ屋に長時間いるせいか、冷房疲れも溜まっているようだ。今日は帰ってから久々に昼寝をしてしまった。ついでを言えばパチンコの方も相変わらず煮詰まっている。要するに、なにもかも煮詰まっているのだ。

Posted by Sukeza at 11:56 PM | Comments (0)

August 07, 2005

相変わらず精神的には不安定で、昨日今日と間歇的に時折パニックの発作に陥りそうになったりする始末。昨日は初めて地元の心療内科に行ってみたのだが、ここは予約なしのいわゆる精神病院で、土曜日のせいかやたらと混んでいてやたらと待たされた。結局薬をもらうまで2時間あまりかかった。これではまるで総合病院と同じである。これはかなわんなというので、また用賀のクリニックに戻ることを検討中。ここ最近の不安定さは、根っこの方に常に将来に対する不安があるためだということはわかっている。昨夜は年上の友人と久々に電話で長話をした。こういうやたらとネガティブな時期というのは、客観的な意見を聞くことは貴重だし、多少は気が休まるし、ちょっとは勇気づけられる。なぜなら、今の僕は自分ひとりが空回りしてネガティブな思考サイクルに陥り、一種自家中毒のようになっているからだ。

それはともかく、東アジア選手権の最終戦である韓国戦、なんとか勝ててよかった。小笠原のコーナーキックから中沢が決めるという、いわばレギュラー組の二人で決めてしまったというのはどこか一種象徴的ではあった。いずれにしろ、今回の2戦に使われた若手組には頑張って欲しい。

Posted by Sukeza at 11:08 PM | Comments (0)

August 06, 2005

今日はとにかく大変な一日だった。朝、出社拒否のパニックに襲われた彼女から電話がかかってきて、そのまま会社を休んだ彼女とずっと一日一緒にいた。お互いに不安定な時期。

Posted by Sukeza at 01:22 AM | Comments (0)

August 05, 2005

朝出かけようとしたら車のエンジンが掛からない。やたらと焦ったが、ディーラーに電話して修理に引き取ってもらったところ、単なるバッテリー上がりだったことが判明。とりあえず、安く済んでよかった。

夜、彼女と夕飯を食べていると、いつも僕を慰めたり励ましたりしてくれている彼女の方が、仕事のことで思いの外深く悩んでいることがわかり、胸中複雑。自分の方はといえば、今日辺りから少しは開き直ってきたような気もする。ま、気のせいかもしれないが。

Posted by Sukeza at 12:09 AM | Comments (0)

August 04, 2005

東アジア選手権、対中国戦。2−2の引き分けという結果はともかく、先発メンバー全部入替という荒業に出たこの試合はなかなか興味深いものだった。特に前半は各自のモチベーションの高さが動きに出ていてよかったのだが、その前半に2点を先行されたのは皮肉なものである。ゴールも決めた田中達也、茂庭の積極性、それと前半の駒野あたりが特に目に付いた。しかしながら、このメンバーではゲームメーカーがいない。それが勝ち切れなかった原因のように見えた。中田英がいたらなあと思う場面が多かった。個人的には以前から応援している巻と村井に頑張って欲しかったところだったが、特に村井は磐田に移ってから積極性に翳りが見える。今野と阿部のボランチはそれぞれいいところも見せたが、もう少しゲームメイクという点、攻撃参加というところで頑張って欲しかった。いずれにしろ、次の韓国戦はどんなメンバーで行くのだろうか。興味深いものがある。

相変わらず不安の虫に苛まれては、彼女や実家と電話で話してはなぐさめられている。近頃では性欲どころか欲までがなくなってきている。誰かメールでもくれないものだろうか。話し相手が欲しいもので。

Posted by Sukeza at 12:09 AM | Comments (0)

August 01, 2005

相変わらず早起きの日々。今日も7時には目が覚めた。というのも、寝るのが滅茶苦茶早いからである。昨夜もやたらと眠くなって、12時前に寝てしまった。健康的といえば健康的なんだけど、妙に時間を持て余してしまうところがある。つまり、朝はやたらと時間が余って、夜はあっという間。そもそも再就職のために始めた早寝早起きなんだけど、どうも時間の使い方がうまくいかない。要はずっと夜型だったので、朝型になるとどうしていいかわからないのだ。この際、開き直って元のペースに戻してしまおうか、などとも考えてはみるのだけれど、とにかく夜眠くなるのが早い。したがって、夜はロクに本も読めない(基本的に本は寝床で読むので)。そろそろこの時間の使い方に慣れてきてもよさそうなものなのだが。救いがあるとすれば、このところは睡眠薬なしで眠れていることである。もうホントに眠くて眠くて。

最近ロクな夢を見ない。プレッシャーに苛まれる夢ばかり。夢の中でも不安を感じている。今の僕はかなり重度な不安神経症と思われる。とにかく、考えれば考えるほど不安になってしまうのだから困ったものである。よくそこまでネタを拾ってくるものだと思えるほど。彼女は歳のせいだと言う。先のことを考えるのは歳のせいだと言うのだ。なるほど、一理ある。かつて同じような状況にあったときはここまで酷くなかった。もう少しのんびりしていたように思う。不安ももう少しぼんやりとしたものだった。かつては将来というものもぼんやりとしていたのだ。先日読んだ「海馬」という本によると、悩みというのは自分のこととして考えると本質を見落としやすく、他人のこととして考えると客観的に本質がわかる、と書いてあった。なるほど、他人事として考えるというのはいい方法だと思うのだけれど、なかなかそうもいかないものなのだよね。なぜなら、自分のことだから。この、自分のこととして考えると悩みの本質を見失ってしまうのは、すべてを手に入れたいと思うからなのだそうだ。つまり、問題はなにを捨てるかなのだ。

Posted by Sukeza at 11:40 PM | Comments (0)