May 31, 2004

今日はさらに蒸し暑い。さて、日本×アイスランド、なかなかおもしろい試合だった。攻撃の形はよく作れていたと思う。やはり課題は守備。コーナーキックのたびにひやひやしなければならないってのは。久保に出した小野のパスは見事だった。それにしても柳沢、ツキに見放されてるな・・・。

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May 29, 2004

しかしまあ、なんて暑い日だったのだろう。さしもの僕もクーラー全開。といってもさして効きはしないが。今週のダメダメな体調も体力不足に違いないと、昨夜から夜の散歩を再開。この季節は遊歩道も鬱蒼と葉が茂って、さながら森の中を歩いているような気がして好きだ。こうしてみると、なんと平和な街に僕は住んでいるのだろうと思う。小説を書こうとワープロを立ち上げても、一行も書くことができない。もう僕の物語は枯渇してしまったのだろうか? それともここは平和すぎて、なにも起こらない、なにも喚起しない街なのだろうか? なにかに埋没してしまう自分を想像する。それが平和や幸せというものであればいいんじゃないか、などとも思う。昨日はベトナムの泥の中に埋もれて死んでしまう兵士の話を読んだ。それよりはマシだ。しかし、かつて僕を奔流のように襲ったものはどこに行ってしまったのか? あのころ、僕は瀬戸際まで追い詰められていた。こういうときはどうすればいいのか、僕は知っている。天啓を待つのだ。

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I think I'm waiting for somethin', but I can't figure it out. What am I waitin' for?

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May 27, 2004

都合8時間以上寝たにも関わらず、朝のだるさは相変わらず。ビタミンBを2錠飲んだら、昼過ぎには少しはマシになった。

反復というのはそれなりに効用がある。二週間ごとに訪れる用賀の心療内科で睡眠薬と向精神薬をもらい、帰りに渋谷のジャズ喫茶に寄ってたらこのスパゲッティとトマトサラダとコーヒーを頼む。まったくもっていつものパターン。食事が出てくるまで文庫本を開いていると、食後に頼んだはずのコーヒーが出され、店主からだとバイトの青年が言う。二週間に一度とはいえ、こう毎度毎度同じものを頼んでいるとこういうこともある。それに、不思議なことにだるさもいつのまにかなくなっている。

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May 26, 2004

なんか毎日同じことを書いているけど、昨日からホントにだるい。本格的にだるい。昨日はとうとう休みをとって、半日寝てしまった。今日はなんとか出社したが、一昨日医者にもらった薬が果たして効いているのか怪しくなるほど、帰宅後にとんでもなくだるくなる。ネットでちらと検索してみたところ、どうも低血圧の人の症状に似ているようだが・・・。しかしこうだるいのでは、まったく何をする気にもなれず。

ところでU23日本×トルコ選抜、なんで代表じゃなくて選抜なの?という感じではあったが、なかなかいいチームだった。パスのスピードと正確さでは日本を上回っていた。逆に言えば、ちょっとでもパススピードが遅かったり、不正確であるとまずボールを取られるということだ。久しぶりに出てきた駒野、手足が短くて好きな選手じゃないのだが、このチームが世界ユースに出たときに比べると格段に上手くなっていた。

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May 24, 2004

起きてみると、相変わらずだるい。やはり風邪なのだろうかと医者に行って薬をもらってくる。風邪薬、抗生物質、胃薬、腸の薬、アレルギーの薬、計5種類。それを飲んだせいか、帰りがけに猛烈に眠くなり、帰りの電車で熟睡、帰ってからソファで熟睡。そんなわけなので今も眠気でぐわんぐわんしている。オブライエンをもう一冊読んだ。「僕が戦場で死んだら」。ベトナム戦争とはいったいなんだったんだろう? 今のイラクとベトナムとの間に、いったいどれほどの違いがあるというのだろう? もうあれから30年以上経つというのに。

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May 23, 2004

いい感じで目が覚めたと思ったのも束の間、起きてみるとやたらとだるい。おまけに下痢。というわけで、一日ソファの上でうだうだと寝ていたのだった。食欲はないのだが、やたらと腹は減る。熱はないのだが、ここニ三日、気温が十度以上違うのでやはり風邪なのだろうか。いやホントに、なにもしていない一日。

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近頃なにが不思議といって、J2の山形が2位につけてるってことだ。つまり、このまま行くとJ1に昇格してしまうのである。山形出身者としては非常に喜ばしいことなのだが、これほど好調にも関わらず観客の入りはJリーグで最低である。どうした山形県人。いったいなにをしているのだ? まさか巨人戦とか見てるんじゃないだろうな・・・ありうる。観客動員といえば、最近の僕のお気に入りであるジェフもJ1で最低の観客動員である。ジェフ市原→ジェフ千葉にあれほど反発するのなら、まずは客席を埋めることが先決だと思うのだが。いいサッカーやってるんだけどな、ジェフ。

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May 21, 2004

ひたすらなにかに耐えているうちに過ぎた一週間。もっとも、いつもそんなもんだけど。このニ三日早く寝る癖をつけているのでもう眠い。そのわりには今週定時に間に合ったのは今日だけだった。うちにある観葉植物の中で一番でかいパキラが、肥料を与えた途端に葉がほとんど落ちてしまった。ああほんとに、そろそろ小説書きに戻らなければ。これでは人生を消費しているようなものだ。

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May 20, 2004

なんと今日は1時間半の遅刻。よほど休んでしまおうかと思ったが・・・。どうも昨夜暑いのでクーラーをかけて寝たのがまずかったらしい。ヤフオクに出品した「呪怨2」のDVDが無事落札された。出品するのは二度目なんだけど、なんかこう、ちょっとでも値段が上がって落札されるのって嬉しいね。

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May 19, 2004

さて、特に書くべきことがない。今日はビデオで「アキラ」を見た。3度目かな。

最近読んだ本。ティム・オブライエン「ニュークリア・エイジ」、嶽本野ばら「鱗姫」。例の「世界のすべての七月」があまりに面白かったので、もう一冊、村上春樹訳のオブライエンを読んでみた。やたらと分厚い本で、いつ読み終わることやらと思ったが、案外早く読み終わった。この小説は本国アメリカで随分と評価が低かったようだが、たぶん主人公が途方もない小心者で臆病でおよそ男らしくない、自己肯定にばかりいそしんでいる男だからか。感情移入できないということかも。確かに、女性の方には申し訳ないが、女の腐った奴というのはこういう奴をいうのだろう、というダメ男。読み始めがうんざりするのはこの辺かもしれない。だが、それを越えるとすいすいと読めた。ま、主人公に悪態を吐きながらだけど。何を隠そう、この僕も大変な小心者だ。大概の人は多かれ少なかれそうだろう。よほどの脳天気でないかぎり。そういう意味では主人公を躍起になって否定したくもあり、その実、どこか自分を重ねてしまい、いつのまにか嫌々ながらも感情移入してしまっているのかもしれない。この時代を生きた人間は、この主人公と同じようになんかしら核戦争の恐怖に捕らえられた経験があるはずだ。かく言う僕もその一人である。僕はこの主人公やオブライエンよりも10歳ほど下なのだけれど、60年代というものを振り返るという意味でも面白い小説。60年代と言えば、僕の中では68年という年が印象に残っている。覚えているのは、68という数字だけなのだけれど。この年に何があったのか調べてみると、三億円事件、東大安田講堂の占拠、ソンミ村の虐殺、それにアポロ計画で初めて月面の映像が映し出されたこと。その他にも、金嬉老事件やら十勝沖地震やら。学生運動真っ盛り、そしてベトナム戦争と、何かと慌しく、騒がしい時代だった。最近気になっている若手の作家(阿部和重とか)が何故か68年生まれが多いのは、僕にとっては奇妙な符合だ。嶽本野ばらの書く女(男もだけど)はどうしてこうもいけすない女ばかりなのだろう。高慢で自分勝手で自己中心的で自己愛の塊のような。それでいて、面白く読めてしまうから困ったものだ。どうにも彼らの価値観というもの、美意識というものは生理的に受け付けないのだけれど。一種、フリークス、グロテスクなものを不快に思いながらも好奇の目で見るのと似ているのだろうか。それとも、どうにもいけすかない連中が崩壊してしまう瞬間を見たいだけなのかもしれない。ま、ろくでもない主人公という意味ではこの二つの本は共通性があった。

書くことあるじゃん・・・。

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May 17, 2004

忘れないうちにうんこ男について書いておこう。ただし、これは幾分差別的な話になる。自分の体臭を気にしている人は読まないでいただきたい。

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May 15, 2004

実を言うと今日はうんこ男について書こうと思っていたのだが、帰ってから映画を2本見てしまったのでこんな時間になってしまった。見たのは、PTAと言えば今は「マグノリア」のポール・トーマス・アンダーソン、彼が監督した「パンチドランク・ラブ」と、北村龍平監督「あずみ」。「マグノリア」に随分とショックを受けた僕だったが、「パンチドランク・ラブ」の最初の10分を見て、彼は間違いなく天才だと思った。しかし、見終わってみるとずいぶんと小ぢんまりとした小品だった。軽いジャブって感じ。さて、「あずみ」の方だが、原作の漫画を28巻まで持っているので、どうせがっかりするだろうな、とあまり期待しないで見た。上戸彩のあずみっていうのもピンと来ないし。案の定、出だしからCG全開で演技も心もとなく、やっぱりなあなどと思いながら見ていた。しかしながら、案外と面白かったのである。いわゆるところのリアリティなんてちっともないんだけど、この監督才能あるなあと思った。それは僕が原作を二度ほど読み込んで、すっかり「あずみ」の世界を受け入れているということもあるんだけど、ノンストップ・エンターテインメントとして十分楽しめると思う。正直、「Kill Bill」よりも面白かった。上戸彩のあずみも思ったほど違和感なかったし。まあこれで、殺陣がもうちょっとリアルでスピードがあればよかったんだけど。あずみの魅力はスピードだから。たぶん、原作を読んでから見た方が楽しめると思う。そうじゃないと、ただの荒唐無稽なチャンバラ映画に見えるだろう。原作は、救いのない陰惨さとカタルシスを繰り返し味わえる名作。

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May 14, 2004

用賀からの帰りの電車の中。真向かいからときおり舌を鳴らす音が聞こえる。僕はその音に苛立ち、顔を上げる。するとそこに、古ぼけた男がいた。てっきり老人が歯をせせる音かと思ったが、それは老人ではなく、古ぼけた男だった。これほど古ぼけた男というのも滅多に見かけない。土を塗りたくったような、日焼けとも酒焼けともつかない顔。それはまさに土の色といった方がふさわしい。典型的なブルーカラーといった服装。薄汚れた靴。まるで全体がメキシコの裏通りの土壁のようである。渋谷でドアが開き、降りる。間近で見る男は、驚いたことに靴以外は新品だった。薄汚れたように見えるくすんだジャケットも新品。おまけにその土色の肌も垢が溜まっているわけではなく、新品。なのに、どうしてこの男はこんなにも薄汚れて、古ぼけて見えるのだろう?

いつぞやの六本木WAVEのように、東急文化会館は跡形もなかった。ぽっかりとコの字型に、ちょうど1ブロック分空いたスペース。空虚。廃墟。なにかの跡。都市という名の残骸。その一角は、僕にはやけにニューヨークっぽく見えた。たぶんそれは、距離だと思う。廃墟を取り囲むビルの距離。

いつものジャズ喫茶で夕食。ジャズ喫茶とか、ロック喫茶というのは、なにかしら発見がある。例えば、今日ならEsbjorn Svensson Trio。ほどよく洗練されて、ほどよくクールで、ほどよくホットで、ほどよくファンキー。いつも頼むたらこのスパゲッティが今日は味が落ちている。茹で方もいまいちだし、たらこも少ない。何故なら、「なんでも鑑定団」の鑑定士そっくりのマスターはカウンターで話し込んでおり、バイトの兄ちゃんが作ったからだ。そのマスターに熱弁を振るっている初老の紳士の声が耳に入る。彼が熱く語っているのは、例の輸入盤規制の問題である。話はコピーコントロールCDにまで及ぶ。彼の話の要点をまとめると、要するに日本のレコード会社は糞であり、日本の音楽業界は終わっている、ということである。全面的に賛成。日本の音楽業界は死んだ。少なくとも、トキと同じ運命を辿っている。日本のレコード会社のお偉方連中は鳥ほどの知能も持ち合わせていない。才能のあるミュージシャンは海外からリリースすればよい。日本でしか通用しない連中は・・・阿呆が買うから。おっと、これらは僕の意見だ。白熱した議論は次にかかったボビー・マクファーリンの声にかき消されてしまった。

ところで、昨日あたりから山のようにウィルス・メールが届いている。それも大半がシマンテックからである。それをシマンテックのソフトが削除しているのだから情けない。

まあとにかく、日本の音楽は墓に片足を突っ込んだ。レミングの行進である。合掌。

ちなみにCCCD(コピーコントロールCD)は音が悪い。PC、Macで再生できない。ドライブが破損する恐れがある(前述の熱弁氏談)。意地でも買わないようにしましょう。

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May 12, 2004

一日なんてあっという間だ。今日も起きられなかった。潔くというか素直にというか、一時間遅刻。さすがにこれはまずいなと思う。なので、今日から12時にはベッドに入り、1時には寝ようと思う。できるだけ。しかし、時差ボケとはいえ、アメリカ滞在中は4・5時間で目が覚めていたというのに・・・。

昨夜リッピングした映画(なぜか「レッド・ドラゴン」)をDVD−Rに焼いてみた。で、DVDレコーダーで再生してみると・・・エラー。なんで? ということでPCで再生してみると、大丈夫。ただし、ビデオボードがついていかないのか、音声が途切れたり、コマ落ちしたりする。うーむ・・・。またDVD−RAMで試してみるしかないな・・・。おっと、そろそろ寝なければ。

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しかしまあ、なんて暑い日だったのだろう。そのせいかどうなのか、朝起きられず、直行ってことに。嘘も方便。

で、いかにしてDVDを複製するかの続き。

いや。いやいやいやいや。昨日まで悩んでいたメディアを焼き込みツールが認識しない件、当たり前だった。そもそもDVD−RAMは焼く必要がないのである。ドラッグ&ドロップするだけ。てなことにようやく気づく。やれやれ。本日調査の結果、Windows2000の場合はドライブが二つ出来ることが判明。DVD−RAMはリムーバブル・ディスクとして認識する。それはともかく、リッピングの方なのだが、映画だと7〜8Gはディスクの空きが必要で、DVD−Rとかに焼く場合はさらに同程度の空き容量が必要。要するに7Gぐらいしか空きがないので容量が足りない。てなわけで、退社後にソフマップに行き、160Gのハードディスクを購入。ついでに試し焼き用のDVD−Rとプリンタのインクも購入。散財である。で、帰宅後生まれて初めてハードディスクの増設ってものをやってみる。すると・・・エラー。いかん。というので、繋ぎ方を変えてみる。すると、おお、バイオスに現れた。しかし、マイコンピュータを開いてみても増設したハードディスクがいない。ネットで検索してみると、管理ツールでパーティションを作る必要があることがわかった。書いてあるとおりにやっていると、途中、なんかダイアログが出たので「次へ」を押していると、ダイナミック・ドライブって耳慣れないものが出来てしまった。これはなに? ってんでまた調べてみると、どうやら2000でしか認識できないドライブのようだ。一瞬焦るものの、なんとかベーシックドライブに戻すことが出来て、パーティションをフォーマットしてみると、ようやく使えるようになった。しかし、買ったものだから使えなくては困るのだが、こういうのってなんか妙に嬉しいものである。さてと、これから増設したHDにリッピングしてみよう・・・。

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May 11, 2004

結局、ミスはなかった。そのころ僕は何をしていたかというと、相変わらずDVDのリッピングをいそいそと研究していたのだった。つまり、すっかり信用していたのである。ともあれ、どうやら辞めずに済んだ。

その、DVDのリッピングだが、いいサイトを見つけた。で、帰って早速試してみる。実は、先日の空のDVDメディアが認識されないという問題、まだ解決できていない。どういうわけかドライブが二つできていて、そのうちの一つがリムーバブル・ディスクになっている。CDはCDドライブとして読むのも焼くのもできるのだが、DVDを入れると、何故かリムーバブル・ディスクの方に入っていることになっている。このリムーバブル・ディスクを焼き込みソフトが認識してくれないので焼けない。うーむ、リッピングまでは上手くいく(ただしハードディスクの容量が足りないけど)んだが。今のところ、DVD−RAMでしか試してないので、DVD−Rとかだったら上手くいくのかな? 

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May 10, 2004

冷やし中華が好きだ。しかし、いくら好きだからといって、一日に二度も食べるようなものだろうか? ・・・まあ、食べてしまったものはしょうがないが。

明日から会社が始まるというのがどうもピンと来ない。それに、明日は例の運命の日である。万が一、ミスが見つかったら僕は辞表を出さねばならぬ。馬鹿げた話ではある。ここは連中を信用するしかあるまい。実際、信用してたりもするし、人に運命を委ねるというのもときには案外と心地よかったりもする。

メールを書いた。しかし、どうしてメールというのは、書いたあと気になるのだろう? どうも余計なことを書いてしまったような気にいつもなる。たぶん、相手の反応がわからないからだろう。電話と違って、温度や気配というものを察しようがない。誤解されやしまいか、気分を害してしまわないか、そんなことばかり気にしてかえって余計なことを書いてしまったりする。不思議なものである。

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May 09, 2004

一度刷り込まれたことというのは、ハナからそう信じきっているのでなかなか気がつかない。僕の中でいつから句点(。)と読点(、)が逆転してしまったのか、よくわからないけど、逆転というより、(。)=読点、といったような勘違いをどこかで一回起こしたところから始まったのだと思う。いずれにしろ、穴があったら是非入りたいです。ruse yarnさん、ありがとうございました。早速修正しておきます。みんななんでもっと早く言ってくれないのかな・・・というか、意外とこういうことって言いにくいものである。例えば、以前も書いた、ベースのAが素人を「すじん」と読んでいたこと、例えば今の上司がディテイル(detail)をディティールと言っていること。前者は結局言うのに数年を要したし、後者はいまだに言えずじまい。

マコさん、メールが戻ってきてしまいます。よかったら一度メールしてもらえませんか?

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ふと思い立ち、DVDのリッピングをやってみることにした。そんなわけでDVDドライブを買ってきて今までのCDドライブと交換し、早速リッピングを開始。ネタは先日借りたKill Billである。ひとまずリッピング自体はうまくいったようだ。と思ったら、ファイルを再生してみると、字幕が出ない。うーむ・・・。まあいいかと今度はDVD−RAMに焼いてみようとした。ところがメディアを認識してくれない。はて? 映画のDVD自体は認識したわけだし(だからリッピングができた)、CDだってちゃんと再生する。なんでだろうーなんでだろ。やっぱり悪いことはできんということなのか。

それはともかく、村上春樹の「風の歌を聴け」と「1973年のピンボール」を読み返してみた。最初に読んだのがもう二十年以上前のことだから当然と言えば当然だが、それなりに新たな発見があった。例えばどうでもいいことなのだが、このころは村上春樹も会話文の最後、かぎかっこの中に句点(。)を打っていた。あとは会話の「〜さ」とか「〜だぜ」って言い方が時代を感じさせる。こんなことを言うと懐古趣味のおじさんっぽいが、70年〜80年ってのはいい時代だったね、まったく。

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May 08, 2004

もう人生なんてものにはうんざりだ、という調子で40分遅れで出社。午後、タリーズでカフェ・ラ・テを飲む。ことカフェ・ラ・テに関して言えば、僕的にはスターバックス>ドトール>タリーズって感じだ。隣のテーブルには太った女がテーブルに突っ伏して寝ている。それが視界に入らないような角度で、村上春樹の「風の歌を聴け」を読む。途端にけたたましい着メロが鳴り響き、太った女がむくっと起き上がって携帯でなにやら話し、またテーブルに突っ伏した。次第に女が豚に見えてきた。そこで本日という日を思い起こしてみる。朝、ドトールに寄って、昼前に接骨院でマッサージを受け、駅前の喫茶店でコーヒーを飲み、それからドトールによってベーグルサンドとエスプレッソを買ったのだった。つまり、今日の行動をまとめると、

ドトール→駅前の喫茶店→ドトール→タリーズ

という具合にまとめることができる。要するに、コーヒーショップめぐりをして一日の大半を過ごしているのだ。てなことをつらつらと考える。

それはともかく、鼻糞をほじくりながら書いた企画書が採用され、おかげで毎週原稿を書かなければならないはめに。やれやれ。

でもって、帰ってデスクトップのフォルダアイコンを猫にしてみる。ブラウザはこのところずっとOperaを使っていたのだが、最近のお気に入りはMozzilla Firefoxだ。メールクライアントがついていないのがよいし、表示も速い。スキンが豊富でカスタマイズできて楽しい。タダってのもよいね。Operaを使っていたのは表示が速いということだが、Mozzilla Firefoxは遜色ないどころかむしろ速いぐらいだ。Operaの最新ベータ版の方がもしかして速いかもしれないけど、まだ日本語ページの表示に若干難がある。

このところ、僕のサイトを訪れる人はだいたい7人ぐらいらしい。7人。随分と少ないような気もする。確かに、サッカーも野球もできない人数ではある。しかし、一堂に会して食事をするには十分な数というかむしろ多いぐらいだ。このような偏屈なサイトにはそれぐらいがふさわしいのかもしれない。なんとなく、全員の名前を知りたくなる人数だ。

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May 07, 2004

一日中、会社を辞めることばかり考える。正直、今の行き当たりばったりの会社のやり方、方針は納得できない。これだったら俺じゃなくていいじゃん、と思う。なにも長い連休の後だからというわけではなくて、とにかく会社というものが不快だ。そんなわけで何度も今会社を辞めたらどうなるか、ということを想像する。以前のように、当座食っていくぐらいのことはたぶんできるだろう。しかし、以前と違うのはもう年齢的に将来というものが見えない、将来などというものがどこにもない気がしてしまうのである。もはや今となっては、仕事を捨てることはすべて捨ててしまうことにほとんど等しい。生涯パチンコ打ちのプータローとして生きることと同義である。これもまた非常に大きな精神的苦痛を伴うことは身に沁みて分かっている。もはや、会社に行くのと、無頼として生きるのと、どちらがストレスがより大きくてどちらがより不快か、というあまり嬉しくない選択を強いられている。なにを今さら、という人は多いだろう。仕事が面白いわけないじゃん、会社が楽しいわけないじゃん、と。もちろん、そんなことは百も承知だ(たぶん)。これでも今の会社で七つ目なのだから。しかし、困ったことに、一時期、今の会社はちょっと面白くて、そこそこ楽しめる会社でもあったのだ。その落差が生理的にどうしても納得がいかない。このまま会社にいてストレスを蓄積する一方の人生というのもどうかと思う。だが前述のとおり、今の僕には選択肢というものがほとんどない。おまけにやたらと保守的な両親というものもいる。やれやれ、果たしてどうしたものか。とにかく、間欠的に訪れる会社辞めたい病というのは、ほとんど不治の病である。

という具合に、なんともやり切れない病気に襲われつつ、おまけに驚いたことにいまだに風邪が治らず、食欲もない僕は、なんらかの気分転換を切実に求めていた。こんなときは、KIll Billのような映画を見るに限る、と思って駅ビルのレンタルビデオ屋を覗いてみると、ずっと貸し出し中だったKill BillのDVDが一本だけあった。というわけでしばしの現実逃避、という感じでKIll Billを見た。・・・しかし、なんつーサイテーの映画なのであろう。悲しいことに僕は日本人で、悲しいことにこの映画は日本を舞台にしてしまっている映画である。ああ、なんでこんなにヤクザが大勢集まって、拳銃一つ持たず全員日本刀で斬り合いをやっているのだ? なんで日本刀持って飛行機に乗れるの? なんでみんな日本刀持って堂々と街中を歩いてるの? ・・・なんて疑問を抱いてはいけない映画なのだろう。しかしなあ。唐突に流れる梶芽衣子の唄う演歌が象徴している違和感は拭いきれない。やたらとちぎれ飛ぶ手足にはちっともリアリティがない。歌が象徴しているように、この映画のアイディアのひとつになったと思われる梶芽衣子主演の「女囚さそり」シリーズのどれかの冒頭で、手錠を掛けられた梶芽衣子が電車のドアで刑事の手首を引きちぎるというシーンがあったが、そっちの方が遥かに陰惨な印象を受けた。リアリティのなさという点ではどっちもどっちなんだが、お馬鹿さ加減では遥かにKill Billの方が上である。しかしながら、どうしてもこういうB級、C級嗜好というのは肌に合わない。どうしてもリアリティを求めてしまうのである。結局、一番ぐっと来たのはアニメのシーンだった。漫画を描くのは漫画が一番、ということに皮肉ながら気づいた。

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May 05, 2004

というわけで帰ってまいりました。渋滞は思ったほどではなかったけど、やっぱり疲れた。久しぶりの帰省だったけど、母の髪に大分白髪が増えていた。まあ歳が歳だから当たり前なんだけど、なにしろ六十を過ぎてもまだほとんど真っ黒だったから。父は風邪をひいていて、驚いたことにまだコタツに入っていた。お見合いしろだの身を固めろだのとうるさく言われるのにはまいったけれど、それなりにリラックスできたし、一ヶ月ぶりに小説を見直して直したりもできたのでよかった。オークションで5万円で落札した例の車、警告灯が点くのでスタンドで見てもらったら、どうもラジエターの中が錆びているらしい。助手席のウィンドウが閉まらなくなったり、まあいろいろあるのだけれど、値段からいってもしょうがないか。

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May 02, 2004

サーバが突然挙動不審に。なかなか繋がらなくなった。どうしたのだろう?

連休二日目。昨日の台を昼から打って、ポーランドの警察官の平均月収ぐらいを取り戻す。やれやれ。なんか無意味な気もするな・・・。明日から帰省の予定。

ティム・オブライエン「世界のすべての七月」を読み終わった。ブラボー。いや、ホントに。マジに面白かった。素敵。僕はオブライエンを読むのはこれが初めてだが、何故これまで読んでいなかったかというと、村上春樹が訳していたからだ。っつって、村上春樹が嫌いなのかというと、実は大好きなのだ。ところが、自分が曲りなりに文章を書くようになって、この、村上春樹を好きだということをどこかで認めたくなかったのだと思う。それは以前、メールで村上春樹に似てるとある人に言われたせいもあるのかもしれない。その途端にそれはコンプレックスとなった。したがって、極力村上春樹を読まないようにしたりもした。しかし、結局、そんなことは余計に意識していることに他ならない。蓮見圭一(確か僕と同い年)がさる雑誌に、村上春樹の影響があると言われることについて、「そんなことは当たり前だ。僕らの世代で村上春樹に影響を受けていない人などいない」というようなことを書いていたが、まさにそういうことなのである。僕らの世代でビートルズに影響を受けていないミュージシャンなどいないように。ハハ、一度これを認めてしまえば、もう堂々と村上春樹を読める。そうなのだ、僕は腰が抜けるほど村上春樹に影響を受けている。だから、もう一度初期の作品を読み直してみようと思うのだ。ふふふ。

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May 01, 2004

連休初日。パチンコでチベットに住む山岳民の年収ぐらい負けた。一昨日と合わせると、二日で中国の一次産業従事者の平均年収ぐらい負けたんじゃないだろうか。なにしろ当たらないのだからしょうがない。こういうときは店の陰謀か、などと疑念が湧くものなのだが。いつも同じ格好で行くのが悪いのだろうか、などと真剣に悩む。最近までずっと馬鹿勝ちを続けてたので、目を付けられたのではないか、と勘繰ってしまう。要するに、一日で中国の平均年収ぐらい勝ってしまうときもあるのだ。まあ所詮こういうものなのだろうな。

夜、WOWOWで「猟奇的な彼女」を見る。思いのほか、というよりもとても面白かった。韓国の映画うんぬんというより、昔の(最近のは知らないので)少女漫画をポップに映像化したような映画。主役の二人がとてもよい。どちらもどっかで見たことあるような顔なのだが。ラブ・ストーリーなのにキスひとつ出てこない。あれ、そういえば岩井俊二の「LOVE LETTER」も確かそうだったな。この辺がかえってロマンチックだったりする。いわゆる少女漫画的切なさなんだけど。ちなみに「LOVE LETTER」も韓国で大ブレイクした。

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