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今宵も独り孤独にギターの練習。バンドの練習が日曜日にあるので、結構焦っている。いまだに上手く弾けないパッセージを懲りもせずに何度も何度も繰り返し練習する。で、僕はギターを２本持っていて、ひとつはMOONのストラトキャスター、もうひとつはYAMAHAのSA１０００というセミアコースティックギターである。最初に買ったのはセミアコの方だが、これは当時憧れていたラリー･カールトンやリー･リトナーが皆このタイプを使っていたため。ストラトの方は中古で買ったものだが、ピックアップをスティーヴ･ルカサーが使っていたEMGというピックアップに替えて、結構金をかけた。だから僕自身としては、ストラトの方をメインのギターとして考えていた（それで先日修理にも出した）のだが、実のところネックがちょっと反っていてそれが最近気になっている。そんなわけなので、今度のリハではどっちのギターを使おうか散々悩んでいる。音を聴いて決めようかな、とも思い、また弾き易い方にしようかな、とも思う。で、両方をとっかえひっかえ弾いてみたところ、驚いたことにYAMAHAのセミアコの方が音がいい。っていうか、ハムバッキング・ピックアップのせいか、音の伸びが違う。ネックが反ってないのでこっちの方が弾き易い。じゃあ問題ないんじゃないの、というところだが、自分としてはなんか悔しい。ストラトの方に金をかけてきただけに。そんなわけで、フロントのピックアップの高さを調節してみたりしたところ、ストラトの方もいい音がするようになってきた。個性的な音がする。しかし、音の伸びとなるとやっぱりセミアコの方に軍配が上がるなあ。EMGのピックアップは、発売当時、シングルコイル用なのにハムバッキングのパワーがある、ということが売りだったのだが、高かっただけになんか悔しい。そんなわけで、いまだに悩んでいる。どっちを使うべきか。実を言うと、ストラトを使うつもりで新しいソフトケースを買ったばかりなのだ。むむむ、悩むなあ。なんたる優柔不断。