December 13, 2006

しかしすることがない。というか、何をしたらいいのか分からない。自分が何をしたいのかも分からない。これが毎日の僕の繰り返しだ。こういうところが、ああ、僕は鬱病なんだなあと思うのである。とにかく、あれほど好きだった映画を見る気も起きない。ギターを触る気がしない。テレビも見ないし、たまに見ていると寝てしまう。かろうじて本だけは読んでいるが、これも寝床に入ってから寝るまでの間だけである。かつて、僕はいったい何をしていたのか、どういう日々を送っていたのか、思い出せない。僕は好奇心旺盛な、いつもうずうずしているような人間だったはずだ。夜中の12時が絶好調だった。今ではもう寝る時間になっている。毎日波のように押し寄せる虚無感と向かい合いながら、何かしたい、でも何をしたらいいか分からない、の繰り返し。例えば、するべきことがあっても、できなかったりもする。こういうときにエクセルやらワードやらの勉強をすべきだとは思うし、こういう時間のあるときにこそ、小説をまた書くべきだとも思う。fragmentsのひとつも更新したらどうかとも思う。しかし、今の僕にはエッセイひとつ書くのが一苦労なのだ。なんのイマジネーションも湧かない。まるで頭の中が空っぽか、綿が詰まってでもいるように。欲がないといえば欲がないので、仏門にでも入るべきなのだろうか。達磨のように10年ぐらい壁と対峙すべきなのか。茫漠とした毎日。まるで砂漠の中に取り残されたようだ。360度、見渡す限り砂しかないような気分だ。唯一、ほっとするのは風呂に入るときと、昼寝を含めた寝るときぐらいだ。これではまるで老人だ。僕のイマジネーションは枯渇してしまったのだろうか? こうして一旦何かを書き始めると、半ば習慣のように言葉が出てくる。それは僕の中から勝手に出てくるのであって、前もってプランがあるわけでもない。だから、恐らく読み返すと支離滅裂なことを書いている可能性もある。一応、アップする前に推敲はしてるんだけどね。それにしても、いったいいつになれば僕のやる気は戻るのだろう。これはただの独り言だ。戯言である。このように、僕は日々独り言を呟くのみだ。いったい、いつ、誰が、僕をこの状況から救ってくれるのだろう? ああ、突然見知らぬ女性から電話がかかったりしてこないものか? 別に恋をしようというわけではない。ただ単に退屈なだけだ。この退屈から救ってくれるのであれば誰でもいい。はて、こういうのを退屈と呼ぶべきなのだろうか? ただの空虚と呼ぶべきなのではないか? 僕は一生懸命生きているつもりだ。毎日、頑張っているつもりなのだ。しかし、毎日が空虚だ。まったく、なんてこった。

Posted by Sukeza at December 13, 2006 10:43 PM
Comments

少なくとも、(たぶん)2000年からはなぜかずっと拝見(?)しています。← いわゆる「奇特なヒト」です。

今日(14日)なにをおもったか、ふと過去ログを遡ってみたら、「9th,sep,98」が開始のようですね? この世界(ネット)で、8年も続けていられるというのは、それはそれで単純にすごいことなのではないでしょうか?

「退屈」のお相手に、少し、ポストしてみました、では。

Posted by: at December 14, 2006 09:55 AM

名無しさん、いつも見ていただいてありがとうございます。せめて名前ぐらいは書いて欲しかったですが。2000年というと、ちょうど前の前の会社を辞めてパチプロやってたころですね。鬱病で心療内科に通い始めた年です。ちょっと懐かしいです。8年もサイトやっていて、いまだに20人も来ることがないのってちょっと寂しいですが、一応今後も細々と続けるつもりなので、よろしくお願いします。

Posted by: Sukeza at December 14, 2006 03:59 PM

意図して書かなかったのではなく、入れ忘れです、すみません。といっても、ハンドル(ニック)ネームじゃ、あんまり意味ないですけどね。

由来は、30年程前にはEL&Pが好きだったもので(遠い目・・・)。

Posted by: barbarian at December 15, 2006 09:51 AM
Post a comment









Remember personal info?