September 21, 2006

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もう長いことギターを弾いていない。僕のギターは、部屋の片隅のギター・スタンドに納まったままだ。これだけ弾いていないと、恐らくどこか錆び付いたり、少なくともガリったりはしているだろう。まるで僕の過去そのものであるかのように。

僕はずっと過去にとらわれ続けている。後ろ向きに歩いているかのように、結局は現在も過去の延長でしかない。ここしばらく人生について考え続けていたが、そこで得たひとつの答えは、人生とは大きな悔恨である、ということだ。もちろん、これは恐ろしくネガティブな発想に基づいていて、人生のひとつの側面を表しているに過ぎない。人生とは至福である、と答える人もいるだろう。だが、いまのところ、僕にとっては人生は悔恨の連続である。もちろんそれは現在も綿々と続いているわけだ。毎日、ひとつずつ悔恨を積み重ねている。僕は自分のことを、もっと刹那的な人間だと思っていた。今思うのは、もっと刹那的に生きたいということだ。結局それは、今を生きる、ということでしかないのだけれど。

Posted by Sukeza at September 21, 2006 11:10 PM
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