June 02, 2006

強姦罪で元「ヒステリック・ブルー」の元ギタリストに実刑、というニュースを見て、懲役12年という数字に驚いた。被告の罪状を正確に知っているわけではないので、重すぎる、というわけではないが、日本の量刑のバランスの悪さを改めて考えさせられた。殺人でさえこれより軽い刑を受ける者がいる、ということに納得がいかないのだ。そもそも、日本には終身刑がない。死刑の次は無期懲役であり、実質15年ほどで釈放される。つまり、死刑に比べてあまりにも軽すぎる。殺人の場合は、一人殺した場合と二人以上殺した場合で極端に量刑が異なったりする。数の問題ではないだろう、と思うのだが。僕は特に死刑肯定派というわけでもないのだが、現状の量刑では死刑を設けないわけにはいかないだろう。なぜ終身刑を設けないのか。せめて150年とか200年とかという量刑を作るわけにはいかないのか。再犯率が40%にも達するというのに、凶悪犯に対して日本の法律は量刑が甘すぎる。とにかく、終身刑を!

Posted by Sukeza at June 2, 2006 12:25 AM | TrackBack
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