March 29, 2006

なんでこんな朝っぱらから更新しているかというと、猟奇的な夢を立て続けに見て起きたからである。この場合の猟奇的というのは、一時期韓国で流行った猟奇的とは違う、本来の、もっと悪趣味なものだ。つまり、僕は悪夢の3本立てぐらい(正確には覚えていない)を見て、半ばうなされるように起きたわけである。猟奇的な夢の舞台のひとつは中国だった。もちろん、僕は中国に行ったことなどない。だからイメージとしての中国というわけだ。長い橋の上になにやら煙草やらなにやらが説明書きがついて山のように売っている。橋の端っこの方では、日本語で日本人の若者が女衒のようなことをやっている。それで紹介するのが絵に描いたような悪趣味なセックスなのだ。例えば、巨大な男と小さい女が貧乏くさい四畳半で繰り広げるセックスショー、といったような。僕は夜中に何度も目を覚まし、そのたびに違う夢を見た。そのどれもが猟奇的な夢だった。例えばパチンコの夢である。パチンコのどこが猟奇的かどうかというと、それは説明しにくいけれど、とにかく夢の中に出てくるパチンコというものは猟奇的なのだ。僕は弟と二人でパチンコを打ちに行く。それはやたらと古い機種で、僕は解説を試みる。パチンコ台は延々と続いていて、何故か端っこはやっぱり橋になっている。橋の上にパチンコ台が並んでいるのだ。雨の日にはどうするのだろうなどということは頭に浮かばない。もうひとつは嵐かなんかで朽ち果てた家の夢だった。僕は目が覚めて、疲れ果てている自分に気づいた。悪夢というのは疲れるものだ。なんかいまひとつ寝た気がしない。僕は濃いコーヒーを出し、そしてこれを書いている。まったく、朝から何をやっているのだろうと自分でも思うが、何かを書き留めておかなければ、という使命感のようなものに駆られて書く。こんなものはただの戯言だ。悪夢の続きに過ぎない。

Posted by Sukeza at March 29, 2006 08:40 AM | TrackBack
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