March 08, 2006

どうも生活があまりよろしくない方向にパターン化しているような気がする。こういう日記というのは、そういう、生活があまりよろしくない方向にパターン化してしまうと書くことがなくなる。いや、たぶんあるのだ。鋭い観察眼や感性をもってすれば、書くことなど日常の中にいくらでも転がっているはずだ。とすれば、今の僕はそういった観察眼や感性が鈍化しているのかもしれない。

最近の日課は昼寝だ。今日も、パチンコを早目に切り上げて、彼女から頼まれたクリーニングを取りに行き、彼女のマンションに届けるついでに昼寝をした。彼女が飼っている二匹の猫は、まあまあ僕に慣れているといえるのだが、それでも僕一人だといくら呼んでも知らん振りだ。しょうがないのでソファで昼寝をした。静かだった。気がつくと二時間昼寝をしていた。ほとんど夢も見なかったので、ある意味、これはただの空白の時間に過ぎない。僕は猫に別れを告げて自分の部屋に戻り、スーツに着替えると履歴書用の写真を撮りに行った。今日の僕がやった社会的な行動といえば、履歴書を一枚送ったことぐらいだろうか。それでも何もしないよりはマシだ。しかし、どこか空虚な感じが残る。日中の行動がすべて無意味に思えてくる。結局、僕は昼間はただ時間をつぶしているだけなのだ、と思えてくる。それを象徴しているのが昼寝だ。昼寝は気分転換にはよいが、ただの習慣になってしまうと考え物だ。これではまるで老人のようではないか。そんなわけで、今の僕は違った意味での焦りをうっすらと抱いている。たぶん、僕が欲しいのは確信なのだと思う。自分が間違っていないという確信。

Posted by Sukeza at March 8, 2006 11:35 PM | TrackBack
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