March 28, 2005

ようやくというか、どういうわけかというか、8時に目が覚めた。それで、とうとうドストエフスキーの「罪と罰」を読み終わる。この有名な作品について、下手な感想を書くのは止めておこう。ただ、面白いとだけ言っておこう。とにかく、面白い。そして、両親にずっと嘘を吐いている僕にとって、とても身につまされる小説だった。実際、読んでいる最中に不安に駆られることもしばしば。夜、宮沢章夫「サーチエンジン・システムクラッシュ」を読む。不条理を積み重ねていく手法は、カフカ的でもあり、つげ義春的でもあり、村上春樹的でもあり、池袋という街を演劇的空間へと変える。ん? カフカ? 村上春樹? 偶然だろう。もうひとつ、ちょっとしたことがあったのだが、これはいずれ小説に書くつもりなので内緒。

Posted by Sukeza at March 28, 2005 11:17 PM
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