May 29, 2004

しかしまあ、なんて暑い日だったのだろう。さしもの僕もクーラー全開。といってもさして効きはしないが。今週のダメダメな体調も体力不足に違いないと、昨夜から夜の散歩を再開。この季節は遊歩道も鬱蒼と葉が茂って、さながら森の中を歩いているような気がして好きだ。こうしてみると、なんと平和な街に僕は住んでいるのだろうと思う。小説を書こうとワープロを立ち上げても、一行も書くことができない。もう僕の物語は枯渇してしまったのだろうか? それともここは平和すぎて、なにも起こらない、なにも喚起しない街なのだろうか? なにかに埋没してしまう自分を想像する。それが平和や幸せというものであればいいんじゃないか、などとも思う。昨日はベトナムの泥の中に埋もれて死んでしまう兵士の話を読んだ。それよりはマシだ。しかし、かつて僕を奔流のように襲ったものはどこに行ってしまったのか? あのころ、僕は瀬戸際まで追い詰められていた。こういうときはどうすればいいのか、僕は知っている。天啓を待つのだ。

Posted by Sukeza at May 29, 2004 11:46 PM
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