love in vain

ラブホテル

ここんとこ行ってないな...

テレビを付けっぱなしにして、夜中にコタツで物書きをしていると、画面の中で20歳そこそこぐらいのカップルが言い争ったり、いちゃいちゃしたりしながらラブホテルに入るまでの車中を映したドキュメンタリーをやっている。男の携帯に自分の知らない女の子から電話が入り、「ちょー信じらんない」を連発しながら涙ぐむ女の子。辿り着いたラブホテルの料金が高すぎて入れず、また「ちょー高い」を連発。二人で車中で赤マムシを飲んでラブホテルに向かう屈託のなさ。うーん、オレも年とったのかな...。しかし日本人も明るくなったというか、変わったな...。

うちの近所にもう20年以上も続いている由緒正しい(?)ラブホテルがあって、コンビニのすぐそばなので不倫っぽい大人のカップルが出入りするのをよく見かけるが、こんなにあっけらかんとはしてないもんな、さすがに。

考えてみると、僕が最初にラブホテルに入ったのは25過ぎてからだから13・4年前か。意外と遅いのは18ぐらいから一人住まいだったせい。自分の部屋で事足りるもんね。人妻と初めて入ったラブホテルの部屋はなんかピンクっぽくて、部屋の大部分をダブルベッドが占領していた。もうそのこと意外は使い道がない感じがやけに隠微に感じたものだ。そういえば最近回転ベッドって見かけなくなったな(笑)。

僕が生まれるのが20年ぐらい遅かったら、いまごろ「ちょー」とか連発しながら赤マムシ飲んで明るくラブホテルに入ってるんだろうか...。うーん。考えてみればともさかりえの父親は僕と同い年なのだ。僕もひとつ間違えば(?)この画面でいちゃいちゃしてる娘や男の父親だったかも...。そんなのちょー信じらんない。

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