a day in my life

「無知」

無知は罪か。

今日(10月11日)は昨日からの続きで1日じゅう3回権利モノのメガトンパンチを打っていたのだが、夜の8時頃になって3台隣の席に座った女の子が座るなりいきなり大当りを引いた。

そこまではよかったのだが、直後にエラーの音が鳴り始めて、店員を呼んでいる。どうやら権利をとったものの右打ちしないのでノーカウントエラーになったようだ。店員が16ラウンドまで右打ちして下さいと教えていた。無事1回めの権利を終えたのはいいが、権利中にハマってしまったらしく、持ち玉が目に見えて減っていっているようだ。その女の子の直前に当っていた僕は3回めの権利を終了して玉を流しに(ラッキーナンバー制なので)いく途中で横目で見ると、決して回っていないわけではなさそうだ。ただ、この店のメガトンパンチはほとんど賞球がないので、ノマれるのは早い。箱の3分の1ぐらいまで減ったところで、隣の彼氏に「もう嫌だ」と不平をもらし始めた。この彼氏もほとんどパチンコを知らない感じだ。そうこうしているうちに、とうとう全部飲まれてしまった。

彼女が打っている台はデキも釘もそこそこいい台なのだが、それでも千円あたり20回まではいかないだろう。この店はとくに権利モノはルール(現金機の権利モノのみLN制)に対して釘が渋く、よくてボーダーそこそこ(じゃあなんで自分も打っているんだと言わないでね)。権利中は35分の1だからたぶん4倍ぐらいのハマリだろう。別に不思議ではない。SANKYOの台なんかは確変中によくハマるので、フィーバービッグチャイムなどではよく起こる(そう言えば現金機のピストル大名もやたらに確変中にハマる)。ところがあろうことか、彼女は(というかそのカップルは)台を棄ててしまったのだ。台枠ランプを点滅させたまま。しかも、驚いたことに向い側のミルキーバーに移って再度現金投資をしているではないか!35分の1であと2回当る台を捨てて330分の1の台を打ち始めるとは。うーん渋い、じゃなくて知らないとは恐ろしい。

そのカップルはすぐに帰ってしまったが、僕のすぐ横でランプがチカチカしているのが気になってしょうがない。不思議なことに打つヤツもいない。店員が通り過ぎても別に電源を入れなおす気配もないし、通路を通る人間もちらりと見るだけで通り過ぎる。このシマは客付きが悪いので打っているのは僕と反対がわの端2台で打っている友達同士らしい二人組だけ。その真ん中に無人のままスタートの札が差してあってランプが点滅した台がある。うーん、もったいないな。打ちたいな。どうしようかと思っているうちに自分の台が当ってしまった。追加3千円めで当り。ラッキーナンバーではないが、少なくとも3回当るのでこっちの方がいいやと思いながら、右打ちするものの、気になってしょうがない。と思っているうちにとうとう端っこにいた二人組の片割れが煙草を置いてキープしてしまった。やれやれ。そのあと僕は追加5千円でラッキーナンバーを引いて日当が出たが、例の台は3〜4千円追加してやっと当り(結局5倍ハマリだと思う)、そのあとすぐにまた当りを引いていた。

まあ、権利モノにはよくある話だと思うが、知らないというのは幸せなんだかどうだか...これもよく見かけるが、ナナシーで右打ちがわからなくてパンクするパターンは出玉を丸々損するのでもっと悲惨だ。考えてみると、昔は自分も含めてみんな確率を知らずに打っていたわけで、パチンコ屋が儲かる訳だ...

そういえば、最近話題のデラマイッタは確変突入が見た目にはわからないというのがウリだが、最新号のパチマガに半分だけ出目での判別が載っていた。知らん方がおもしろいとは思うが、知っている方が勝てるだろうな、当然。どうでもいいけど、ゲージ悪くて新装からあんまり回っていない。もったいないな、おもしろい台だけに。でも客付きは抜群。僕も一度だけ打ってみた。確変で一回当った。と思う。

知らないということは幸せだと思う。でも知っているにこしたことはない。多分。

back